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☆ まつばらん 松葉蘭浮世絵事典
 ◯『増訂武江年表』2p79(斎藤月岑著・嘉永元年脱稿・同三年刊)   (文政年間・1818~1829)   〝盆種の松葉蘭(マツバラン)、万年青行はれ、数金を以て売買す。又南天燭の異品を弄ぶ。(千駄木植木屋勇    蔵、盆種の松を造る事工(タクミ)なり。又南天燭の異品をも造り始む)     筠庭云ふ、数金のみならず、小林多兵衛といふ人は、歌よみにて盆種を好み、松葉蘭の異品を得ても     てあそびしを、花戸これを望みて数拾金にもとむ。歌城これを得て蔵書の文庫を造れり〟