Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ こま 独楽浮世絵事典
 ◯『きゝのまに/\』〔未刊随筆〕⑥121(喜多村信節記・天明元年~嘉永六年記事)   (文政八年・1825)   〝此頃小児の玩物に松風こまと云もの有、独楽といへども笛也、竹にて作り糸を付て両端を引鳴す、音シ    ウ/\と云、(図あり)大さ定りなし、此糸の輪に指をかけて、糸をためめて左右へ引張ば、シウ/\    と鳴る故に、小児はしう/\ごまともいふ、こまとは将棋のこま抔いふ駒の意也、或はスベタ駒ともい    ふとか〟