Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ かわずがっせん 蛙合戦浮世絵事典
 ☆ 嘉永三年(1850)    ◯『藤岡屋日記 第四巻』p77(藤岡屋由蔵・嘉永三年記)   「嘉永三庚戌年 珍話 正月より七月迄」   〝正月廿一日朝より麻布古川通り肥後橋続、青木駿河守様御屋敷前、古川橋往来際にて、何方より群集致    候哉、数千之蛙寄集り、蛙合戦有之候由風聞高く、近隣は申不及、見物に罷越候者多人数有之、全数千    疋の蛙寄集、喰合候様子に相見へ、昨日廿一日中度々群集致し、又は散乱致候由(以下略)〟    ☆ 安政六年(1859)    ◯『藤岡屋日記 第八巻』p490(藤岡屋由蔵・安政六年記)     ◇蛙合戦    〝四月弐日・三日・四日・三日之間、新吉原土手向ふ田中に田甫にて蛙合戦有之。    朝夕数万の蛙参りて左右に陣取、鳴声鯨波の如く囂(カマビスシ)、夫より双方より喰ひ合、相戦ひ、夕には    乱軍にてよわり喰殺さるゝも、又は勢ひよく勝鯨波を上るあり、さて稀なる前代未聞の事どもなり、右    に付、見物群集致しけり。      吉原でかわづ合戦ちと禁句かひろといふもやぼなやつ也〟