Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ いちむら たけのじょう 五代目 市村 竹之丞浮世絵事典
 ☆ 嘉永四年(1851)    ◯『藤岡屋日記 第四巻』p456(藤岡屋由蔵・嘉永四年記)   ◇市村竹之丞逝去    〝八月十九日     市村竹之丞死去、行年四十一歳、法名、現童院香誉家橘信士、本所押上浄土宗、長行山大雲寺葬。      常なき風に誘れし花橘狩野之助の昔しを思ひて             極楽の蓮の坐元のたち花や歌舞の卉の仲間入して      桃栗山人        呼とめむかいもなぎさの熊が谷を帰らぬ旅の名残にぞしつ  梅の屋      (中略)    右竹之丞墓処へ尾州の奥女中参詣致也、竹筒・生花壱対上ゲ候よし、右花に短冊を付る、追善の句に、      千代経べき名に有ながら照月の雪に折たる竹ぞはかなき    市村竹之丞、生年三十九歳共云、法名、位牌には祥運院賢誉竹栄居士と有之由、辞世の発句等はなし〟    〈十二代目 市村羽佐衛門〉
   「市村竹之丞 死絵」 国麿画 (早稲田大学・演劇博物館浮世絵閲覧システム)