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☆ いたおろし 板おろし浮世絵事典
     △『絵本江戸風俗往来』p285(菊池貴一郎著・明治三十八年刊)   〔平凡社 東洋文庫版・鈴木棠三解説〕   〝付記〈以下、五世広重・菊池寅三翁からの聞き書き〉    浮世絵の板木が出来あがると、関係者が集まって試しに刷ってみる。そして多少手直ししたり、色の具    合などについて意見を出しあって、これでよいということになったら、十枚ほど刷る。これが板おろし    で、そのあと、画師・摺師・彫師などが出版元の出す酒肴で一ぱいやる。ささやかな酒宴だが、これが    楽しみだったものだ、と翁の話〟