Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ ふたいどう 不退堂浮世絵事典
 ☆ 天保二年(1831)    ◯『きゝのまに/\』〔未刊随筆〕⑥129(喜多村信節記・天保二年(1831)記事)   〝十月廿二日、京都より不退堂と云人来て、日暮里にて大きなる霽字を書、竪廿六間横十九間に紙を継て、    仙過(ママ)紙二千枚と云、当人筆をかつぎて廻る、介錯人墨汁を手桶に入、柄杓にて洒く紙の下に隈笹有    て、墨溜りしかば、筆にて紙をやぶり墨を下に流したり、はたらきたるは是のみ也と見し人の話也、書    終りて一同に手を打とき、介錯の両人戯れ倒れ、墨に染りてかけ歩行しと云、殺風景の事ともなり【こ    の人、上方にても大字書たりとぞ】〟