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☆ ぼうのみ 棒呑み浮世絵事典
 ◯『道聴塗説』「第二編」中220(大郷信斎著・文政八年(1825)記)   (「乙酉(文政八年)」記事)   〝両国見せ物    蟒蛇は虚説、駱駝は奥越の方へ赴き、大原谷の神事舞も事古ければ、今は棒呑といふ者出来りて、三種    の奇術を顕す。第一は、三尺余の麫棒を、衆目の前にて口に入れ、左右裃著の後見附居て、小槌を以て    之を打込む。第二は、二尺五寸の腰刀、抜身にて柄先まで呑込む。第三は、三本の抜身切先を揃へ、其    上を笠をかぶりて籠ぬけに飛越る。従来此類の手妻多しといへども、此度の奇術に勝る者なしとて、見    物の徒、日々に群をなせり。其余二三の見せ物は、碌々数ふるに足らず〟<