Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
☆ はぢから からおにえもん 歯力 鬼右衛門浮世絵事典
 ◯『藤岡屋日記 第二巻』p217(藤岡屋由蔵・天保十二年(1841)記)   ◇歯力鬼右衛門    〝九月、両国橋西広小路ぇ、紀州和歌山の生れにて、歯力鬼右衛門といふもの見世物に出るなり。磁器の    茶碗をかみ割、或は大だらい差渡し六尺子供二人入れ、是をくわへ踊り、鐘の龍頭を口にくわへ、右臼、    右と左りへ四斗俵のせ、口にくわへ矢をいる、誠に奇妙也、重きもの四五十貫のものをくわへ自在に扱    ふ也〟  ◯『増訂武江年表』2p96(斎藤月岑著・嘉永元年脱稿・同三年刊)   (天保十二年・1841)   〝九月、両国橋西広小路へ、紀州和歌山生まれにて歯力鬼右衛門といふもの見せ物に出る。磁器の茶碗を    噛み割り、或ひは鐘の龍頭(リユウズ)を口にくわへ、其の余重き物をくはへて自在に扱ふ〟