Top 『鼠璞十種』浮世絵文献資料館
『鼠璞十種』 ら行☆ らんこう よしだ 吉田 蘭香 ◯『反古のうらがき』中59(鈴木桃野著・嘉永二年記) (「水練」の項。某御徒役、神田川に落水した時〝蘭香画、赤良筆〟の扇子を共に没めたものと思い、行 衛を探しに潜水し周囲をはらはらさせた話。扇子は船中の羽織と袴こしの間にありし由)☆ りょうたい たけべ 建部 涼岱 (寒葉斎参照) ◯『読老庵日札』中143(老樗軒著・文化年間末記) (「喝首座」の項) 〝建部凌岱は、始め京都東福寺に入て僧となり、喝首座と称す、後還俗して江戸に至り、俳諧を以て活業 とす。又京師に上り、丹青を以て業とす。後又江戸に還り、国学を唱へて、名を安也太里、又綾足と称 す。晩年片歌と云うものを唱ふ。花山院内府より、片歌道守の四大字の額を賜ふ〟