Top          浮世絵文献資料館    時候編
 
   時候編・冬 大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌〔時候編〕   大田南畝関係
  【冬】◯は欠字、◎は表示不能文字
時候・行事詞書・詩歌出典巻・頁年月日
晩帰「冬郊晩帰。同じく賦して迷字を得たり
 霜林揺落夕陽西 興尽寒郊路不迷 散歩自随帰鳥去 柴門遥指一枝栖」
南畝集2
漢詩番号0252
③86安永2年
1773/10/
寒夕「寒夕。分ちて佳韻を得たり 北風吹葉下空階 今夕何人慰所懐 遮莫二儀催短景 三余無恙旧書斎」南畝集4
漢詩番号0589
③206安永7年
1778/10/
寒夕「寒夕
 疎寒夕鐘響 陰雲欲雪時 擁炉憐竹火 塞向臥茅茨 牛下前村路 鵜啼古木枝
 誰同携手好 共詠北風詩」
南畝集7
漢詩番号1387
③478天明7年
1787/11/
寒夜「寒夜 飛霜凜々夜漫々 夢後愁情属歳闌 展転床頭時坐起 五更残月射窓寒」南畝集13
漢詩番号2199
④237享和2年
1802/12/
冬籠もり「いざゝらばふすまもはるをまつの葉の玉だれのうちに冬籠せん」巴人集②442文化1年
1804/
冬の田「冬の田をみて 鍋の尻するすみの世と思ふにも冬の田足をながめこそすれ」をみなへし②30文化4年
1807/11/
冬の柳「冬の柳を 木がらしにたてる柳の一葉なくちりはてゝこそ青みそめけれ」をみなへし②25文化4年
1807/10/
無雪「十二月五日の作 一冬無雪歳崢嶸 甘雨欣々待発生 屋角寒梅将啓歯 散陽何事薄雷声」南畝集18
漢詩番号3570
⑤223文化8年
1811/12/05
候寒「寒を候ふ 門外連干羽 堂前引搢紳 候寒頻執謁 尽是熱中人」南畝集18
漢詩番号3716
⑤266文化9年
1812/10/
冬暁「冬暁 青女新粧万瓦霜 暁天推戸待初陽 但憐来日今朝美 不問流年昨夜長」南畝集20
漢詩番号4320
⑤439文化14年
1817/11/
木枯らし(凩)「十二月朔日 木がらしやけさ篳篥あすは栗 
 雅筵酔狂集ならば、一之日篳篥発、二之日栗烈とも注すべし】花の下に太神楽の画に」
紅梅集②317文化14年
1815/12/01
しも
「世の中はわれより先に用のある人のあしあと橋の上の霜」蜀山百首
清好帖
①311
⑳373
文化15年刊
1818/01/
冬の夜の月「袖の上に霜か雪かとうちはらふあとよりしろき冬の夜の月」蜀山百首
清好帖
①311
⑳373
文化15年刊
1818/01/
初冬「冬のはじめに 秋のいろ左少ながらにのこりけり隣の紅葉鉢植の菊」紅梅集②376文政2年
1819/10/