Top 『続燕石十種』浮世絵文献資料館
続燕石十種 な行☆ にちょうさい 耳鳥斎 ◯『京摂戯作者考』①338(木村黙老著・成立年未詳) (「浮世絵師」の項) 〝耳鳥斎 大坂の産にて、明和、安永年間の人、江戸堀に住せり、俗称松や平兵衛、骨董舗を業とす、狂画の達人 にて、好んで、俳優、角觝の姿を画くに、あらぬ様にうつせども、其情態をよく模して、大に雅致あり、 又滑稽の才ありて、戯作もなせり、義太夫のチヤリ浄瑠璃上手にて、松ゥ平ィと諸人称して用ひしゆえ、 浄瑠璃の為に、その画名と滑稽の才名を覆はれしは、最おしむべし、其朋友なる摩迦羅菴幸録といふ人 のものがたりなり(「銅脈先生」作の狂詩賛のある耳鳥斎画の模写あり)〟