◯『浮世絵』第十五号 (酒井庄吉編 浮世絵社 大正五年(1916)八月刊)
(国立国会図書館デジタルコレクション)
◇「偽の菱川氏」宮武外骨(18/26)
〝(前略)我浮世絵版画の祖と称すべきは菱川師宣である。此の師宣の系統を引いて正真の菱川氏と見る
べきは、菱川葉(ゑふ)師重といつた古山師重を始め
菱川師房(もろふさ) 菱川師永(もろなが) 菱川師平(もろひら) 菱川師喜(もろよし)
菱川師秀(もろひで) 菱川師盛(もろもり) 菱川師寿(もろひさ) 菱川師興(もろおき)
菱川政信(まさのぶ) 菱川新平(しんぺい) 菱川和翁(わをう) 菱川さは
菱川友宣(とものぶ) 菱川友房(ともふさ) 菱川友章(ともあき)
此十五名である〟
◯『浮世絵師人名辞書』(桑原羊次郎著・教文館・大正十二年(1923)刊)
(国立国会図書館・近代デジタルライブラリー)
〝菱川師宣門人〟