沖縄のグスク群-世界遺産
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日差降り注ぐ中城のガジュマル | 今帰仁城壁の蝶 |
先日、沖縄に行きました。
沖縄に行ったらグスク巡りをしたらと言われていたので、短い滞在の中で代表的なグスクである今帰仁城(なきじんグスク)及び中城(なかグスク)を見てきました。その二つとも印象深いものでした。天候はいまいちでしたが、沖縄らしくグスクからの海の眺めは素晴らしいし、その残された石垣は大変美しく構築されていました。また、ちょっと贅沢でしたが、観光タクシーを頼んで、思う通りに動いてもらったことも、快適さをつのらせ、その美しさをより一段と引き立たせたのではないかと思っています。沖縄では適当な交通手段がありませんので、時間の余裕が無い時には、ちょっと無理しても、こうすることが結果的には最も良いのではないでしょうか。
ところで、沖縄のグスクとは一体何でしょうか。城と書いてグスクと読むのですが、これはちょっと本土の城とは趣を異にしているように思えます。沖縄でも、いろいろと議論があるようですが、どうも単なる権力者の居所、砦というだけではなくて、祭祈の場所でもあったようです。太古の政権のように祭政一致だったのでしょうか。とはいっても、宗教を人民支配に利用したとも思えません。今後の解明の待たれるところです。
さて、古城の常ですが、沖縄のグスクにも、そこに居住していた権力者達の伝説が残されていて、その栄枯盛衰に係る秘話とも言うべきものには、興味をそそるものが沢山ありました。今回訪れた名城である今帰仁城、中城にもそれぞれそのような伝説、秘話が残されていました。
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