リメイクの帯や着物
帯の柄にはポイント柄、六通柄、全通柄があります
ポイント柄以外の帯の場合は少しずらして結んだら地味になる帯や表情の変わる帯があります
派手になった帯の柄をずらす事によって地味さを出して、
長く締めて頂ける事も出来ます
羽織や着物で着るには派手になったものでも帯にするとまだまだ
締める事の出来る柄があります。しみが付いたものでも結んで
見えない所に来るように仕立てれば大丈夫です
刺繍を切り取って、無地の八寸帯の 太鼓と前帯にアップリケして文化帯にしました |
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刺繍だけでは 寂しかったので 太鼓に雲を 足してもらいました 眠っていた刺繍が 生かされて良かったです |
金通しの羽織から九寸帯にリメイクされた帯が 少し寂しかったので紅梅を刺繍で入れてもらいました |
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金通しも色が入っているのですが花を入れるとこんなに変わります | |
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前帯にも少し入れてもらいました | |
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太鼓と前帯を少し解いて 刺繍を入れてもらったので コストも抑えられました |
2018年2/1追加(お客様ご依頼の帯)
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夏帯の刺繍の帯地が 痛んでいるので 刺繍を切り取って 新しい帯地にアップリケしました 前帯は洗われたようで 特に痛みが激しかったので トンボはタレから取って移しました 箔は水に弱いので 気をつけて下さいね! |
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夏帯地はどんどん生産が 減っていますので 土台にする帯地が 手に入りにくくなって来ました |
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ゆずり受けられた丸帯から 柄を選んで リバーシブル で使える 二部式自由結び帯を 作りました 牡丹はオレンジが お好きという事で 鶴、牡丹、松の柄の 出方を変えた配置で 作ってみました 前帯も選べます |
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京袋帯から隠れた柄を使って リバーシブルの二部式 自由結び帯を作りました |
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丸帯を半分にカットして太鼓をリバーシブルに使える 九寸名古屋帯にリメイクしました |
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それぞれの太鼓と下が前帯になります | |
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トンネル仕立ては 九寸帯を二重太鼓に 見せかける仕立ての事です |
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擦り切れた刺繍を修復して 袋帯を二部式自由結び帯 に仕立てしました |
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垂れ先の柄も擦り切れていたので直しました | |
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前帯は金駒の外れを直しました | |
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刺繍や金彩が擦り切れて薄くなってしまった刺繍の帯を 元通りに復刻して二部式の帯に仕立て直しました |
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色紙の枠が全部なくなっています 金彩も薄くなっています | |
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傷んだ帯地から金魚を切り取り新しい帯地にアップリケしました 藻は切り取れないので新しく刺繍して頂きました |
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H26.2.5に発行された 「月刊アレコレ」VOL.103 「たのもう!お誂えお直し入門」 でリメイクした お客さまの帯がご紹介され 帯の仕立専門 カクマの お店も紹介して頂きました |
帯地は汗で汚れていたので 五泉の絽を同じ色に染めて金魚をアップリケしました |
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藻は切り取ることが出来ないので元の帯と同じように再生出来るように 下絵を描いて頂き同じように刺繍を新たに入れて頂きました |
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前帯とタレの藻も下絵を描いて頂きました | |
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タレの藻もご覧の通りに再生出来ました | |
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前帯を関東柄に直して開き仕立てでお仕立てさせて頂きました 職人の技はすごいですね・・・ |
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染め帯を二部式にする事によって裏の無地部分が使えますので そこへ切り取った刺繍部分をアップリケしてリメイクしました |
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刺繍は手刺繍でその刺繍方法によって 色々な技法を使って アップリケして頂いています |
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太鼓の裏に隠れていたひまわりの柄を 二部式リバーシブル仕立てにして ひまわりの柄も使えるようにしました |
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紅型染の紬を二部式のリバーシブル仕立てにして無地部分を作り そこにハギレをアップリケして頂きました |
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生地の真ん中が浮いては困るので花にも刺繍を入れてもらって アップリケの浮き止めにしました 裏から見た写真です↓ |
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帯地が傷んでしまった刺繍を切り取って新しい帯地にアップリケをしました | |
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手刺繍で止めて頂いていますが羽毛も足してもらって 綺麗にアップリケが出来ました |
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前帯は2種類あったので 下の方の羽根を選んで アップリケをしました 帯締めが擦れると刺繍が傷むので 配置も考えて・・・・ |
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アップリケは切り取るのも 結構大変な作業なんです 刺繍までの作業 (切り取って貼り付けまで)は すべて私がしています 帯は綺麗に復元されました 仕立ては平仕立てにしています |
豪華な刺繍がされた九寸帯ですが土台の繻子が擦り切れ状態なので 刺繍部分を切り取って黒地の新しい帯地にアップリケしました |
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金駒の外れた所も直して頂きました↑↓ | |
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色糸しか見えていませんがアップリケは黒糸で細かく止めて頂いています | |
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すべて元の位置どおりに配置しています | |
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半纏に豪華に刺繍された猫を切り取りアップリケして 二部式自由結び帯を作りました |
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捨てがたい柄はあったのですが帯にまとまるように選んでみました アップリケは手刺繍で毛並みも入れてもらいました |
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アップリケする場合は刺繍糸が 切れないように 少し生地を残して切り取ります その部分をうまくカバーしながら 手刺繍でうまく毛並みを 入れてもらいます |
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黒地の九寸帯にアップリケした 刺繍はすごく豪華なものです 猫の首の周りには鹿の子絞りが 結んでありました お客様は帯止めに 手毬をされるそうです |
2010年1/22追加(お客様ご依頼の帯)
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アンティークで綺麗に刺繍された九寸帯が 生地が弱くなり刺繍も所どころ擦り切れていて 前帯も関西柄になっていて長さも短く 締めるにはちょっと無理な帯を 刺繍直しとリメイクで再生させました |
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左が元の刺繍で右側が手刺繍で直してもらった柄の所です 生地が破れている所は裏に接着芯を張って新たに刺繍を入れてもらいました |
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下のように仕立て上がりの折れ筋は擦り切れて そのまま仕立てることが出来ないので 新しい生地をうまくストライプになじませて 弱った生地と入れ替えました |
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繋いだ裏は断ち目になるので接着芯で補強しています | ||
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新しく生まれ変わって前帯も結びやすく 関東柄の方に繋ぎなおして 総丈もお客様寸法にしました |
元の帯幅が狭く仕立てられている帯はそのまま広く仕立てると 前の仕立て線がくっきりと残って表から分かります そんな場合は ポイントに黒の帯生地を足して昔の昼夜帯のようにする方法もあります |
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黒のポイントは左右どちらでも 構いませんが 普通の名古屋帯の 場合は右に付けると前帯が 関東腹(多くの人が右脇から左脇に 前帯を結ばれるので)の方に出ます 手先もご自分のしまい方によっては 黒が出ない場合がありますので 差し込む方側に黒が出るように 繋いでもらって下さい |