「秘め事」

誰かに聞いて欲しくて
でも誰にも言えなくて
辛いよ とても

心配してくれるのが嬉しくて
でも大丈夫だと強がって
苦しいよ とても

何度も言いかけて
その度に唇をかんだ
言えない 言えない 言えない


ほんとは
全部言いたいよ
貴方にだけは
でも今はまだ・・・


あぁ大好きな貴方に一つ隠し事

「名前」

叶わぬ夢に焦がれて
知らない名を呼ぶ僕を
君は何度見ただろう

それでも
ココに引き止めてくれるのは君で
それでも
気づかないふりをしているのは僕で


過去がとても大切だった
とてもとても大切だった
君の心に気づかないほどに

君が泣いていることも知らず
君を突き放して僕は泣いた
僕だけが辛いと思ってた
僕だけが悲しいと思ってた
僕の気持ちなど
誰にもわからないと思ってた

いつでも君は傍にいたのに
いつでも君は苦しかったのに
僕は何も気づいていなかった

もし君が僕を許してくれるなら
精一杯の敬意を込めて
君の名を呼ぶから
今なによりも大切な君の名を