【往復5時間のメンテナンス】
in
千葉

【1】 【2】 【3】

嬉し恥ずかし、まさかの試乗!
 私のNSXがメンテナンスを受けている合間に、Iさんご厚意でNSXを試乗することが出来ました。
試乗記の前に、IさんがNSXに出会うまでのお話を少しだけ、、、。

【デルソルとの出会い】
 このホンダベルノK・C店を紹介してくれたIさん。
 もともと「車は動けばいい。」という方だったそうなんですが、ある一台の車で目覚めてしまったそうです。 その車の名は「CR-Xデルソル」(^-^) たまたま立ち寄ったベルノ店で一目惚れ(?)して買ったそうです。  私とIさんがお会いできたのもデルソルの取り持つ縁と言っても過言ではないでしょう(^^ゞ
【そして NSX typeT へ】
 デルソルで、ホンダのエンジンとオープンエアに目覚めたIさん。その時はまだNSXにはさほど興味は なかったようです。そう、タルガトップ形式の「NSX typeT」が発売されるまでは、、、(^^:
 そして、NSX typeT 発売。デルソルのエンジンとオープンエアは楽しい。それが NSX だったらもっと楽しい のでは、、、しかし、元々「車は動けばいい」と考えていたIさん、車に1,000万円、、、さすがに少し悩んだそうですが、 結局 NSX typeT を購入したのでした(^^)
【禁断の NSX typeR
 NSX typeTでオーナーズミーティングに参加してサーキットを走っていた I さんに転機が訪れます。
ホンダ主催の「アカデミー」では、センサーを搭載した NSX type R を使って、 自分のドライビングを科学的に分析する事ができます。  そこでIさんは NSX type R を知ってしまったんです(^^:
NSX type R の無駄のない走り(動き)に感動しましたが、NSX type R はすでに生産終了していました。
【最新の、、、NSX typeSzero
 少し経ってIさんの元に案内が来ました。「NSX typeSzero」受注開始。予約受付中。
 NSX type Tを売ることも考えたようですが、 NSX type S zero はエアコンもなく街乗りには辛いと考え、 通勤用にNSX type T を残したまま、サーキット専用としてNSX type S zero を購入したのでした(^^)
NSX typeT】試乗記
写真は後日(^^: 【NSX typeT】 95.02追加されたタルガ形式のNSX。
 昼食に行くためにtypeTの助手席に乗り込みました。初めて見るtypeTの内装、、、クーペと大きく変わるところはありません。  標準のタンのシートでしたが、カスタムオーダープランでステッチ(縫糸)カラーが赤に変更されていました。
 昼食時、プレイステーションソフト「グランツーリスモ」の話を少々(^^)
 昼食をとり、その駐車場でさっそくルーフを外しました。  曇り空でしたが、雨が降りだす気配はありません。
外したフールは意外と軽く、女性でも大丈夫だと思います。  ただ、エンジンメンテナンスリッド上のルーフ格納部に置く際、 ルーフの前後方向を逆にする必要があるので扱いに注意が必要です。
 ドライバーは私。  まずは街中のストップ&ゴー。  オープンという事の不安感はまったくなく、 適度な風と頭上の開放感を楽しむ事が出来ます(^^)  ボディのたわみもほとんど感じません。
 サーキット走行もこなし、3万キロ走破したせいか、 さすがに僅かながらスカットルシェイクが感じらるような気も。
 そして高速へ。  さすがにヌユワkm/h近いと風の巻き込みもすごいですが、 それさえ我慢すればアクセルを踏み続ける事に不安は感じません。
 高速を下りて森を抜けるワインディングへ。  緑のトンネルから差す光を楽しみつつゆっくりと流します。  しあわせ、、、ふいにそう感じました。  不思議な満足感です。  それが、オープンだからなのか、NSX type T だからなのかわかりませんが、 おそらく両方でしょう。 となりに乗ったIさんの存在を忘れそうに(^^:
NSX typeSzero】試乗記
nsx70h4  注意:記述に一部暗号(?)が含まれます(^^:
 よく一般の人に「NSXは燃費も悪くて維持費が大変でしょう?」と言われますが、それは誤解です。  NSX typeSzeroの試乗の前に給油しましたが、 【527km : 57.0L = 9.25km/L】 と3,000ccクラスとは思えない高燃費でした。  長距離が多いそうですが、決してエコランをしているわけではないようです。
 というのも(今回の試乗に限ってのことのようですが)高速道路の合流で、すでにヌオワkm/hオーバー!  0-400m 13秒以下の加速は伊達ではありません。私は前を向いたままバケットシートに張り付くしかありませんでした(^^: 
 そのままフワワkm/hオーバーまで一気に加速! まだまだ余裕はありましたが、昼間の高速で これ以上の 加速はいろいろな意味で危険なので止めました(^^:
 高速を下りて、このあたりでは数少ないワインディングのような所へ移動しました。
さっそく、Iさんのドライブでかるーく流します、、、 短いストレートでヌエワkm/hくらいは出ていたような気が、、、気のせいですね、きっと(^^:
 私も運転しましたが、2・3・4速がすごく楽しくて、 ついレブリミッターに当ててしまう事も(-_-:
ノンパワーのステアリングから伝わる感触は、NSX type R に良く似て私の好みでしたね。
 とても楽しかったんですが、やはり一般道で出す速度ではなかったと反省しています。

 このNSX typeSzero、ノーマルですが、ノーマルとは違います。
気付いた人もいるかもしれませんが、NSX typeSzero の外装色に イモラオレンジバールは設定されていないのです。 (この色は NSX typeS のカスタムオーダー専用色です。)
 更に、このNSX typeSzeroのアライメントですが、 Iさんが試行錯誤してセッティングを決めたオリジナル数値に調整されています。  その調整は、ドライバーズシートに 60kg の重りを乗せて行うという徹底ぶり。  御老公Gさんにも「このSzero、いいなぁ」とお墨付きをもらったそうです。
わかる人なら、ノーマルのまま鈴鹿サーキット南コースで1分を切ることが目標といえば、 どのくらいの腕前か想像できると思います。プロでも1分を切るのは大変らしぃです。
そして話は止まらなくなった。
 試乗を終えてベルノ店に戻ると、NSXの調整は終わっていました。
Yさんに説明を受け、私もいくつか質問(Q&A:次項参照)をし、お礼を言って別れました。

 Yさんとの雑談の中で、Iさんの友人のTさんと合流する事になりました。
TさんのNSXは普通のクーペだったんですが、足回りはNSX typeR・typeSzeroのパーツを 使って純正フルチューン状態。  しかも普段はエンジンメンテナンスリッドはないそうです(^^:
 ここで聞いたのは、いろいろなNSXの話でした。
6連スロットルを始めとする給排気系チューン、内装はシートとタコメーターのみで、 そのままGT選手権に出られそうな、文字通りフルチューンのNSXや、 スリックタイヤを履いたNSXの話など、今の私には想像も出来ない事ばかりでした(^^:
 自分のNSXをチューンしようとは思いませんが、そういったチューンを受けたNSXを見てみたい気持ちが あるのも本当です。 機会があったら見てみたいですね。  そのチャンスは意外と早くくるかもしれません。

 Iさん、Yさん、Tさん、ベルノ店さん、お世話になりました。  機会がありましたらまたお会いしましょう。
以上、私のレポートは終わりです。  長文お疲れさまでした。

【1】 【2】 【3】



【戻る】 【トップ】 【目次】