【基礎】

[2006/09/16]

garage

はじめに
【基礎】
 基礎は「布基礎」にしました。
ベタ基礎も考えましたが、周囲に土手部分がある(年月が経つと土が寄せてくる)のと、 水勾配の施工しやすさを考えると、布基礎の方が施工しやすいのでパスしました。  地盤も問題ありません。

 ベースは、幅 400 mm ・ 高さ 200 mm (配筋は D10 × 2 本 @300)、 立ち上がりは、幅 180 mm (メーカー指定値)・ 高さ 400 mm (配筋は D13 × 2 本 @300 + D10 × 1本)としました。  配筋は、ホームセンターで売っている組立済み品のサイズでもあります。
 独立基礎 2 ヶ所は、幅 800 mm ・ 長さ 900 mm ・ 高さ 200 mmで、配筋は D13 で「#」形を作り、 D10 で「口」形を作り、組み合わせて「囲」の形にして埋めます。  その他、必要に応じて加工・補強します。

【砕石】
 粒度(?)は 0-40 (単位は mm かな?)としました。  基礎と土間の砕石厚みは 150 mm として約 13 m3 使います。  出入口のスロープでの使用量も考えて、計 16 m3 発注しました。

【型枠】
 一般的にコンパネを使うと思いますが、ツテで手に入れたのが「鉄枠」だったので、それで組みます。  鉄枠は 高さ 200 mm × 幅 1,500 mm で布基礎の立ち上がりなどは 2 段組みして使います。  特徴としては、精度が高めなので誤魔化しがきかないのと、 仕上がりがつるんとする事です。  平滑なコンパネはさておき、ベニアだと木目がつきますよね。

【コンクリート】
 ツテがあったので、生コン屋さんへ直接発注。 仕様は以下の通りです。
 ・呼び強度(4週強度)・・・21N (数字が大きいほど強い)
 ・スランプ(柔らかさ)・・・15 (数字が大きいほど柔らかい。住宅で 18-21、土木関係で 8-12)
 ・粗骨材の最大寸法(石ころ)・・・ 20 ( mm 単位)
 ミキサー車は 10 t 車(6.0m3迄?)か 4 t 車(2.5m3迄)を選べます。  量が多ければ 10 t 車の方がお得ですが、敷地に入れないと話にならないので、 私の場合は小型指定( 4 t 車)しました。
 発注単位は、最低 0.25 m3 以上 0.1 m3 単位で、 例えば必要量が 2.05 m3 だとしてもピッタリは発注できず、 足りるように 2.10 m3 発注する事になります。  工場側も 3 % くらいは多目に持ってくるようです。

【その他】
 基礎の前に、電気や水道など、将来に備えて配管も検討します。
基礎施工後に穴を開けるのも大変なので、あらかじめ 50 mm ほどの穴がいくつか出来るように、 型枠に管を入れてコンクリートに空間を作っておくわけです。
 電気はともかく、水道は予定地の目の前 3 m にあるのでホースリールで十分です。  室内での洗車は考えていないので、室内に引く必要もないでしょう。
準備
garage  まだ建築確認はしていませんが、おおよその配置は決めておきたいですね。  というか、まず敷地面積を把握して、 どういう建物を建てるか広さや種類を決めないと申請も出来ません(^^:

 建物は決まったので、配置を決めなめればなりません。  母屋に対する角度と距離、宅地の隣地境界線からの距離などです。  隣地境界線からは 500 mm 以上離さなければならないし、 もし細い道路があれば、そのセンターから 2,000 m 以内にも建築できません。  ウチは田舎なので、お隣の建物との距離(北側境界や日照権)は無関係でした。  庭木との距離も大切にしたいので、 倉庫の位置は当初の予定より 300 mm と違いませんでしたね。
高低差確認
garage [2006/07/17]
 水盛りしてみました。
建築予定地は少々傾斜しているんですが、 具体的にどのくらいの高低差があるのか確認しておきます。  測定結果は左右の間口方向 12 m で約 300 mm !  高い方から低い方へ土を移動すれば、残土も最小で済みそうですが、 一番の問題は、低い方が出入口になること。  300 mm をスロープか土盛りなどしないと車も何も入れませーん(^^:
位置決め
garage [2006/07/30]
 今日は建築する位置を正確に出してみます。
基点を決め、そこから母屋に対して、基点から直角に幅11.44 m、平行に奥行5.74 mに位置決めします。

 使用する測定機材は、道路工事などで3脚を立てて機材を覗いている人がいますが、あの機材です。  基点から角度を90度振ってメジャーで計りましたが、対角誤差は僅か 1 mm ほど(^^:  メジャーを引っ張った伸びの誤差の方が大きそうです。
 機材はニコン製。  レンズは10m離れた指の指紋まで見えるような倍率で、角度は 1/100 度まで確認できます(^^:  さすがプロ仕様ですね。
 ちなみに測定はMさんにお任せ(^^:  私はメジャーで測定したり、位置決め杭を打ったりしてました。

 夕方は涼しかったので、アジサイと百日紅(さるすべり)とツツジを移植しました。  暑いけど頑張って根付いてねー!  (アジサイとツツジは大丈夫でしたが、百日紅(さるすべり)は枯れまし、、、あれ?葉は全部枯れ落ちたのに、新芽が出てる!生きてました!)
[2006/07/31] 建築確認申請
[2006/08/--] 建築確認「済」
地鎮祭
[2006/08/10(大安)]
garage  略式ですが地鎮祭をしてみました。  海の幸を猫に盗られそうになりながら(笑)なんとか終了。
【画像】略式の地鎮祭ですが、気持は込めました!

 地鎮祭の後は、Oさん宅へビール1ケースをお届け。  ユンボ(穴掘りとか整地する重機)とランマー(砕石を踏み固める機械)を借りるんですが、 タダでは申し訳ないので、ほんの気持ちというわけです。  しかし、一般家庭なのになぜこんな重機が(^^:

 回送車と 4 t ダンプを貸してもらうFさん宅にも御挨拶に行かなければ。  (ビールを持って)
整地
[2006/08/13 - 17]
 さて、お盆ですが一気に追い込みますよー!
私自身は飛び石で2日しか休めませんが。。。(社は9連休です)

 お盆中にユンボ作業などお騒がせする事になってしまったので、 まずは朝のうちにご近所4軒には菓子折り持って御挨拶に行きました。  苦情が来るような事はないとは思いましたが、ほんの気持ちです。
 (後日、挨拶に行ったら、騒音はほとんど気付かなかったとの事でした。 田舎だなぁ(^^: )
[2006/08/13]
garage  今日は「荒整地」してみます。  「根切り」とも言いましたっけ?  朝一番でOさんの家へ。
 「おはようございます!ユンボ借りに来ましたー!」
 「おはよー!準備できてるよ。」
 「ありがとうございます!」
 借りてきた回送車に積み込む際に滑ってナナメになって焦りましたが、 無事に積み込んで家に運ぶ事が出来ました。
 ちなみにこのユンボのキャタピラはゴム製?なので、
道を移動しても傷もなく静かです。

【画像】ユンボがやってきました!
   よくわかりませんが、25馬力らしいです。

garage  さっそくザクザクとテキトーに穴を掘って操作を覚えます。  いやほら、なにせユンボを動かすのなんて初めてですから(^^:  ギクシャク動かしていたら、見ていられなかったのか、 Mさんに操作権を取られました(^^:  さすがに早いですね。

 レベルを決めて整地すれば、必ず出るのが「残土」です。  傾斜地なので少ないかな、と思ったら、 最終的に 4 t 車に半分くらい積んで 9 台分も出ました(^^:  使っていない畑があったので、とりあえずソコに降ろしました。

【画像】さっそく整地にとりかかります。
水と電気
[2006/08/13]
 重機は一台だけです。  時々上下レベル合わせと位置合わせするくらいで、 私は見ているだけで暇なので、母屋の裏庭から前庭まで溝堀します。  水道を引くついでに、倉庫用の電源を確保するためです。  ラインを埋設する事にしましたが、深さ 30 cm 、幅 20 cm ほどの 溝を延々と 30 m (長っ)ほど掘るわけです。

garage  裏庭は狭いので、借りたユンボは入れません。  小型のユンボを借りれば良かったかも。  でも、レンタル代より回送代が高いんですよね(^^:
 えーと、両手の平に計 6 個ほどマメができて、3 個ほど潰れました(自爆)  竹の根が手強くて、スコップを足で蹴り込んでいたら、、、足の裏にもアザができてました(^^:

【画像】電気と水道を通すため、スコップで 30 m 掘りました(^^:

 夕方、水道関係の部材を買い込んで来ました。  電気部材はまた後日です。
砕石投入
[2006/08/15]
 今日は午前中に整地を完了させて、午後から砕石を敷きます。 砕石の量は 16 m3 ほど(多っ!)  10 t 大型ダンプ2台分ですが、ウチの庭の出入口は入れないので、 4 t ダンプで 4 往復しました。  ホームセンターでは \6,000 〜 \7,000/m3 ですが、 業販で 10 t ダンプで買うと半○の半○以下です。

garage  Mさんが砕石を運んでいる間、砕石の山の移動は私がやりました。  いやー、楽しいです。  やっぱり操縦は男の子のロマンですよ(笑)  操作も 30 分ほどで慣れて、さくさく進めました(^^)

【画像】土が終わったら砕石です。

 夕方、ユンボの軽油がなくなりそうだったので補給。
[2006/08/16]
garage  引き続き砕石投入して、正確な寸法を出します。
今回、基礎の型枠は鉄枠を使います(知人Fさんから借りました)  鉄だけあって重い重い(^^:  Mさんが運んでくれました。  私がいる時に運べば手伝えたのに!  今回は仕事で不在で、 まさか今日運ぶとは思っていなかったし、聞いてもいませんでしたから。。。お疲れ様でした!

 午後は必要な木材などを買って、正確な位置だしをやってくれたそうです。

【画像】ユンボの向こう側、ブルーシートの下に鉄枠があります。
[2006/08/17]
garage  砕石を突き固めます。  お借りした このプレートは15 年ほど前の物で、 キャブレターが壊れて(たぶん振動で壊れて)動かなくなったものを引き取って修理したそうです。  このOさんは、たいがいの物は自分で直します。  マニュアル無しでエンジンのオーバーホールくらいやっちゃいます(^^:  修理マニアかもしれません!?
 エンジン音と作動音が大きいので、朝晩の作業は近所迷惑で無理ですね。。。

【画像】プレート。 有効幅は 40 cm くらい。
   始動すると勝手に前進して踏み固めます。


今夜から夜勤です。
garage [2006/08/18] ベース部分の位置だし。

[2006/08/19] ベース部分の位置だし。
 朝夕、仕事の前と帰ってからの30分だけです。

【画像】ベースの砕石の深さは 15 cm です、の図。
   要所では証拠写真を残しておきます。

型枠(ベース)
[2006/08/20]
garage  ベースの砕石も踏み固めたので、型枠と鉄筋の準備に入ります。  え? 捨てコンを打たないの? ですか。  住居と違って重量も少ないので、 生コンを打つ前によーく散水すれば大丈夫でしょーという判断です。  防水シートさえも省きました(^^:

【画像】ベースの鉄枠を組立中。
   鉄筋の位置もできるだけ正確にだします。


・後日談
 ベースも基礎も、ヒビもなく綺麗に仕上がりました。

買い物
[2006/08/23]
 4 t 車に乗ってホームセンターへ。 今日は鉄筋を買います。
鉄筋は、長さが 5.5 m もあるので、乗用車での運搬は難しいですよね。
最初は D10 と D13 鉄筋を自分で切断・曲げ・結束して組むつもりでしたが、 今は、ベースと立ち上がりが溶接組立済みのモノがあるんですよー!  長さは 3.6 m と短めですが、型枠に置くだけで配筋の出来上がり!  位置決めと補強と長さの調整に鉄筋を何本か買うだけで済みます。

 鉄筋以外には、セバ・結束線・鉄筋を浮かすコンクリートスペーサー、 排水用に VU 100 A 塩ビ管 2 本・ソケット・Lボなどを買いました。

garage [2006/08/24]
 昼はランマで独立基礎の2箇所を固めました。
 電気の準備も始めました。

【画像】ランマー作業中。
   水をまかなかったのでホコリが凄い。

鉄筋
[2006/08/25 15:30 - 17:30]
garage  メーカー指定では、鉄筋間隔は D10 で @150 となっています。  が!必要ないと思われる(ホームセンターの人も同意見)ので、 組み立て済み品の @300 そのままで組む事にしました。


【画像】配筋チェック中です。
   目印にはチョーク(白墨)が活躍します。

garage  終わらなかったので、夜間工事を少々(^^:


【画像】独立基礎まわりをチェック中。
   500 W ハロゲンが役に立ちます。


生コン打設(ベース)
] [2006/08/26]
 さて、いよいよ今日はベース部分に生コンを打設する日です!
天気は朝から小雨がさーっと降り、雨は上がったものの どんよりと曇り、 私の不安を煽り立ててくれます、、、なーんてコトは全くなしっ!!  まだ残暑も厳しいはずが、今日は気温も涼しく 27 ℃ほどで、しかも曇天、これはまさに天の恵み!  生コン打設するのに、これほどの好条件はありません!
 コンクリートは、あまり早く固まるとヒビが入る場合もありまして、 ゆっくりと固まるよう、水分が早く飛ばないよう、散水養生するのも大切なのです。
 余談ですが、僅かながら反応熱が出るので、冬場の施工では猫が集まってきます(笑)

[07:00 - 11:00] 配筋の仕上げと確認。 昼食。

[13:00 - 14:00] ベースに生コン打設!
garage  生コンを受けるのにユンボのバケットも使ってみましたが、 一度の量は多いものの微調整が難しく、 一輪車2台で往復した方が早かったです(^^:
 作業分担は、一輪車2名、スコップ2名、荒整地1名、 バイブレーター1名、撮影係1名、監視役1匹(?)です。  小規模な木枠などでは生コンを打設しながら外からハンマーで叩いてエア抜きして詰めますが、 バイブレーターがあれば楽々と行き渡らせることができます。
 ミキサー車が入れない遠い部分から始めて、残り半分はミキサー車から直接投入できました。

【画像】作業中。
garage [14:00] 投入完了。

 生コンの発注量は、布基礎と独立基礎を合わせて 2.25 m3 としました。  一輪車 2 台分ほど余りましたが、計算通りです。

 今回は 2.25 m3 ですが、土間コンは 9.5 m3 と量も多くて一輪車往復では体力的にぶっ倒れそうなので、 生コン専用のポンプ車(4 t 車くらいの小型車)の手配も考えます。

【画像】ベース完了!
garage [14:30] 荒い均し完了。 休憩。

[16:00] 均し完了。

[17:00] 後片付け完了。

[21:00] コンクリートに散水。


【画像】御近所さんのお手伝いに大感謝です!
garage [2006/08/27 7:00] コンクリートに散水。
 数日間は朝昼晩と散水します。  良い基礎ができますように!とお祈りしながら散水すると より効果的かもしれませんよ(^_^)

【画像】ベースに散水。
   立ち上がり型枠の調整代として 3 - 5 mm ほど低めに
   均してあります。 高いのを削るのは大変ですからね。
   表面、特に中央付近が荒れているのはわざとで、
   少しでも食い付きを良くするためです。


 仕事帰りにホームセンターで、ドリルと結束線と他を購入。
型枠分解
garage [2006/08/29 05:00 - 06:30]
 ふわぁぁぁ(~o~)眠いです。
今日は早朝から型枠を分解しました。
 型がズレないように杭を沢山打っておいたので、 それをユンボでワイヤーをかけて引っこ抜きます。  型自体はクリップを外して少しこじればパカパカと外れてくれました。

[07:20] 出社。

【画像】ベースが現れました!
[2006/08/30]
 仕事帰りにホームセンターで墨壷を購入。
型枠(立ち上がり)
garage [2006/08/31]
 今日は朝から墨を打ちました。
ベースの上に布基礎を立ち上げるので、その目安となる線です。

 朝御飯を食べたら穴あけだ!

【画像】墨を打ちました。
   立ち上がりは幅 180 mm です。

 鉄枠を 64 枚全部並べて、セバ&Pコンを通すための位置決め&穴開けです。  3 面の基礎の型枠を組み立てるわけですが、 1 面ずつ位置決めと穴開けしてセバ+Pコン、クリップ(金具)で固定していきます。  64 枚 128 箇所も穴位置を計るのも面倒なので、 余った角材と板で位置決めの治具を作ってポンチを打つようにしました。  あとはひたすらドリルで穴開けです。  角など、場所によって穴位置を少しだけ変えました。  鉄枠が納まらない所だけ、コンパネを使って寸法を調節します。

garage garage

【画像】鉄枠がいっぱい。
[2006/09/01]
 仕事に行く前にホームセンターでアンカーボルトを購入。(20本/必要本数は18本)
ちなみに、メーカー指定ボルトは W 1/2・210 mm、ってインチネジかいっ!(^^:  インチサイズなんて近所のホームセンターにはなくて(だいたい M 12・400 mm 前後が多い)、 大型店に行きましたよ。  長さはあまり問わないようなので、 ネジ部の突き出し量を決めやすい W1/2・420 mm にしました。  正直、M 12 でも良かったと思われます(^^:
[2006/09/02]
garage  今日も型枠の組み立てです。
サンギが足りないので、軽トラックを借りて朝からホームセンターに行って20本ほど追加購入。  帰ってから早速、鉄枠に穴を開けて、セバとPコンを挟み込んで、 外側から固定金具(名前知りません)をPコンにネジ込んで、 最後にサンギを横に渡して、縦にもサンギを渡して、金具を締め込んで本固定していきます。
 ちなみにサンギですが、半分は角材を買いましたが、 残りは解体したプレハブの鉄骨材を再利用しました。  全部終わったら古物屋さん行きかな。

【画像】鉄枠組立中。
基礎に穴開け準備
 電気などを引き込めるように、 基礎に 50 mm ほどの穴を開けるため、 あらかじめセバに管を固定しておきます。  紙製のボイド管が売っていますが、とりあえず手持ちの塩ビ管を埋めてしまいました(^^:
 ちなみに穴の数ですが、電気引き込み用(1)、外部コンセント用(1)、コンプレッサー用(1)、 もしかしたらのエアコン用(1)の、計4箇所です。  もしコンプレッサーを買ったら、倉庫の外に小屋(防音材入り)を建てて置くつもりです。
赤松材でジンマシン(泣)
 そして、事件は現場で起きました!
丸ノコでせっせとサンギを切っていると、なんか腕が痒くなってきました。  ポリポリと掻いていましたが、痒みは上半身全体にっ!(>_<)  シャツをめくると、お腹とか掻いたあたりがミミズ腫れ!  こ、この痒みは蕁麻疹(じんましん)!?  なんか変なモノでも食べたっけ?  時刻は[11:30]。 確か土曜日の病院は[14:00]までやっていたハズ。  速攻でシャワーを浴びて病院に飛び込みました〜(^^:
 「こんにちはー!(^^:」  「おー、久しぶり。 ばぁちゃん元気か?」
 「お久しぶりです、ばぁちゃんじゃなくて今日は私を診て下さいよ(^^: なんか急に痒くなって」  「あ、蕁麻疹だね。」
 「変なモノ食べてないですよ。 前になったときは青魚でしたけど。」
 「アレルギー反応だから食べ物とは限らないよ。 オレなんかダンボールで蕁麻疹でるもの。
   注射するとだいぶおさまるから。 薬も少し出しておくね。」

 「よ、よろしくお願いします。」
 となると、サンギくらいしか思い当たりません。  サンギは赤松。  思わぬところに落とし穴がありました。  とにかく、サンギ以外の部分を進めましょう。
アンカーボルト位置決め
[2006/09/02]
 アンカーボルトを固定する良い方法が思い浮かびません(>_<)
 鉄筋からの距離が微妙で、エポキシ樹脂では距離が離れすぎています。  うーん、、、と 22:00 まで試行錯誤して、寝ました。  明後日には生コンを打ちます(ォィ
生コン打設(立ち上がり)
garage [2006/09/04]
 今日は生コンを打つ日です。  が、型枠の一部と、アンカーボルトの位置決めが終わっていません(爆)
 型枠の完成と高さの微調整はMさんにお任せして、 私はアンカーボルトの固定を急ぎます。  鉄筋を U 字に曲げて、アンカーボルトを抱かせ、 U 字鉄筋ごと基礎鉄筋に結束する事にしました。  結束線だけだとガタが出るので(プロはガタを出さずキッチリできそうです)、 エポキシ系の2種混合樹脂で交点を固めました。  対薬品耐水耐熱なので、コンクリートの中でも大丈夫でしょう。  朝から 9 組 18 本を固定してグッタリ〜。

【画像】アンカーボルトの固定はこのように。
   プロはどうやるのか知っておきたかったですね。
   生コンを打ってから固まる前に差す、というのはやりたくなかったのでパス。
   木造なら、木の方で現物で位置合わせできるので微妙に楽かもしれません。


[10:00] 生コン屋さんに電話。  13:00 → 14:00 に予定をずらせないか?と聞くも、忙しすぎて無理とのこと。  いよいよ切羽詰って参りましたー!(^^:
[13:00] 昼食も食べずに突貫工事!  なんとか形になって、最後に鉄枠に灯油を塗って散水も済ませ、 水でも飲もうかなーと思ったら、時間ピッタリにミキサー車が到着(^^:  御近所さんも来てくれて、休む間もなくコンクリート打ちに突入です!

garage  、、、なんか、生コンが固いような?  こちらの注文か生コン屋が配合を間違えた(たぶん注文間違い)らしく、 スランプ 12 (固っ)でした(>_<)  バイブしまくりでなんとか流し込みましたが、仕上がりが少し心配です。。。

 またまた御近所さんに助力いただいて、なんとか打設完了!  お疲れ様でした〜!

【画像】立ち上がり打設完了!

 明日から公用のため2週間不在です。
公用不在
[2006/09/05 - 15] 社用の為、帰宅できませんでした。
[2006/09/09] 午後から時間は空くも、やはり帰宅できず。
[2006/09/10] 資格試験へ。 やはり帰宅できず。
基礎完成
garage [2006/09/10] 型枠を分解。
 これでまずは基礎の完成です。
土間コンクリートは後から施工することにしました。

 ちなみに精度ですが、 ボルト位置の誤差は、対角線の最長距離(12mちょっと)でも 3 mm 程度で、 各ボルト間では 0.5 mm 以下です。  われながらキッチリ出せたと思いますー(^^)

【画像】基礎完成。 まわりを片付けて終わりです。
土間コン準備
[2006/09/16] 砕石。
 床面には土間コンを打つ予定ですが、その前に砕石を敷かなければなりません。  すでに砕石は敷いてありますが、土を押さえる程度で、まだまだ厚みが足りません。  ちなみに砕石の厚みは 150 mm の予定で、まだ 100 mm 程度でしょうか。  プレート(踏み固める機械)を使うと 10 % くらい沈むので、 それも計算に入れる必要があります。

 というわけで、残りの砕石の山をユンボでせっせと運び入れました。  結果、砕石が足りなくなりました(自爆)  急遽、2 m 3 ほど手配しましたが、まだ足りません(^^:  うーん、こりゃ、スロープの分も入れて 4 t 車 1 台くらい追加した方が良さそうです。

 作業中、たまたま古物屋さんが来たので、ハウスの鉄パイプをあげました。  行先は中国かな?
試してみたり。
[2006/09/16] 
 基礎も完成し、砕石も一段落したところで、とりあえず NSX とデルソルを置いてみました(^_^)  NSX をバックで入れたら、砂利スロープでスリップして上がるのに手間取ったのはヒミツ(爆)  バイクを押し上げるのは大変そうですねぇ(^^:

 【画像:左】 正面から。
  画像左の地面から少し出ている2つの突起は、倉庫中央、柱やシャッターの付く独立基礎。
  つまり見えているのは倉庫の右半分。 庭木がなければ4台はいけそうです。


 【画像:右】 倉庫の右後ろから、ほぼ全景。
  NSX は全長 4,430 mm 、倉庫の前後長は 5,500 mm なので、前後の余裕は約 50 cm ほど。
  納屋の前後長は 5.4 m で、詰めて停めていたので DREAM50 も置けました。
  輪止めを付けて、ギリギリまで壁に寄せる予定です。


garage garage
砕石追加。
[2006/09/17] Pコンの穴をモルタルで塞ぎました。

[2006/09/21] 生コンが少し付着していたアンカーボルトを掃除しました。

[2006/09/22] 砕石 4 m3 追加搬入しました。
お疲れさま!
garage [2006/09/30]
 今日でユンボとお別れです。
コイツがいなかったら、基礎も何もできなかったでしょう。  ありがとう! お疲れさま!(^-^)/

【画像】 ユンボを車に載せるOさん。
   お世話になりました!



 これで【基礎】編はおしまいです。m(__)m



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