HP's 2006 Global Citizenship Report からの紹介
HP:材料の革新 EU の RoHS への対応 情報源:HP's 2006 Global Citizenship Report / Product environmental impacts / Materials innovation http://www.hp.com/hpinfo/globalcitizenship/gcreport/products/materialinnov.html 訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会) http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/ 掲載日:2006年3月13日 訳注: ヒューレット・パッカード社は 2006 Global Citizenship Report で3つの主要目標のうちのひとつに 「HP製品の環境への影響の削減」 をあげています。その中の一部を 「材料の革新/EU の RoHS への対応」 として紹介します。 HP は、RoHSへの準拠、代替、及び、予防的アプローチを明確にしています。 材料の代替 三つの要素が我々の材料の代替に影響を与える。顧客の要求、法規制、及び、予防的アプローチである。
欧州連合の RoHS 指令に対するHPの対応 RoHS指令は、2006年7月1日以降、欧州連合で販売される電気電子製品において、ある物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE))を使用することを制限する。同様な制限は、例えば中国のように(訳注3)、世界中の他の場所でも導入されつつある。HPは既に1999年に4つの物質は制限しており、RoHSに適合するためにRoHSによって規制される全ての物質がHPのハードウェアウェア製品の全てにおいて積極的に制限しようとしている。難燃剤の一種(decaBDE)は当初 RoHS 指令によって制限されていたが、その後、RoHSの制限から外された(訳注4)。HPは数年前にdecaBDEの使用をやめており、その使用を再開する計画はない。 訳注3: ![]() 訳注4: ![]()
我々の2006年のゴールは、世界中で RoHS 指令の要求に合致することで、RoHS準拠義務を超えることである。我々は単一の製品又は基準よりも要素部品全体を変えていくことに焦点をあてている。我々は、最初の RoHS 適合製品を2005年の初めに出荷した。 |