UNEP Year Book 2013 の紹介
情報源:UNEP March 2013 UNEP Year Book 2013: Emerging issues in our global environment http://www.unep.org/yearbook/2013/ 訳:安間 武/化学物質問題市民研究会 http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/ 掲載日:2013年3月16日 このページへのリンク: http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/eu/UNEP/UNEP_Year_Book_2013_Introduction.html UNEP Year Book 2013 は、Year Book シリーズの第10巻目である。このシリーズは新規に出現している環境問題と政策関連の展開の年次のレビューを提供するものである。 北極の急速な変化は生態系を脅かすが、同時に石油やガス、鉱物資源、漁業などを含んで新たな開発の機会も提供する。Year Book 2013 は、北極の変化はこの脆弱な地域に極めて大きな影響をもたらし、国際的な対応が緊急に必要であることを示している。 2020年までに健康と環境への著しい有害影響を最小にする方法で化学物質を製造し、使用するという、国際的に合意された目標に合致するために、諸国は有害化学物質の使用を削減し、より安全な代替物質を促進し、適切な化学物質管理のための能力を構築するための取り組みをさらに高める必要がある。化学物質リスクを最小化するために、適切な情報がこれらの取り組みを支えるために、極めて重要である。 このYear Bookは、2012年から2013年中の主要な環境的出来事を眺め、主要な環境的指標に基づき、地球環境の変化を見ている。 ダウンロード:
訳注1 「化学物質リスクの最小化」という章は、「2020年目標を目指して」という副題の下に、次のようなトピックスが挙げられてげられています。
訳注2: 当研究会 SAICM 関連情報 国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM) 関連情報 訳注3 日本の木村−黒田純子博士等の論文が下記のように引用されています。 ”ネオニコチノイドの哺乳類の脳機能、特に脳の発達への影響の詳細な調査が、人の健康、特に子どもの健康を守るために必要であることも、示唆されている (Kimura-Kuroda et al. 2012)”。 References Kimura-Kuroda, J., Komuta, Y., Kuroda, Y., Hayashi, M. and Kawano, H. (2012). Nicotine-Like Effects of the Neonicotininoid Insecticides Acetamiprid and Imidacloprid on Cerebellar Neurons from Neonatal Rats. PLOS ONE, 7,2, e32432 訳注4:当研究会ナノ関連情報 ナノテクの問題点と社会的影響 |