棺をもって上院まで葬送行進 JPEPA は環境と経済の死を意味する−環境団体 情報源:EcoWaste Coalition Press Releae August 4, 2008 Coffin, mourners march to Senate JPEPA spells death to environment and economy-green groups (PDF file) 訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会) http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/ 掲載日:2008年8月5日 このページへのリンク: http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/basel/JPEA/press_EcoWaste_080804.html
葬列では、エコウェイスト連合のメンバーが黒の衣装を、女性の参列者は黒いベールを被った。白い棺を運ぶ人々の後ろには、”JPEPA 環境と経済に有毒”と書いた巨大な横断幕が掲げられた。模擬の葬式のムードは、12人の楽団が奏でるフィリピン在来の葬式音楽により、さらに厳かになった。 公衆の健康と環境正義を求める団体による”黒と緑の抵抗”は、上院で行われる来るべき議論に向けて、異なる分野が推進するJPEPAに対する拒否の強い意志表示である。委員会報告書とJPEPA批准の賛同を求める上院決議の後を受けて今週中に行われることが予想される支持演説もまた、同条約に関する議会での審議の開始の合図である。 我々は、上院議員にはJPEPAのような不正義な条約からフィリピン人の生活の全ての局面を保護する義務があることを思い起こしてほしいと、JPEPAの発効を阻止する連合(Magkaisa Junk JPEPA Coalition(MJJC))のパートナーであるエコウェイスト連合の代表マニー・カロンザは述べた。”我々は、日本が我々を牛のように鼻面を引き回して、かいばに連れて行くとみせかかけて実はと殺場に連れて行こうとすることを許すべきではない。フィリピン人は我々の自治権を認め、我々の憲法を尊重するという正当で有益な扱いを受ける資格がある”とカロンザは付け加えた。 同連合は、日本政府とフィリピン政府によって署名された外交文書の交換が存在しても、有害廃棄物及び核廃棄物の投棄に関する問題は解決しないと強調した。バーゼル・アクション・ネットワーク(アジア太平洋)、脱焼却グローバル連合、及びエコウェイスト連合によって発表された調査は、JPEPAは、焼却灰や世界的に禁止又は制限されている様々な化学物質や物質を含むロング・リストを挙げて、これらの貿易を推進し容易にすることで公衆の健康と環境を保護することを怠っているとこき下ろしている。 エコウェイスト連合によって収集されたデータは、日本の廃棄物が時にはリサイクル資源又は中古品の名目でフィリピンに入ってきたし、今も続いていることを示している。 ”我々の上院議員の多くは、この条約に疑念を持っており、彼らはJPEPAには正当性がなく、違憲であり、フィリピンの自治権を犠牲に日本の利益に著しく偏向しているということを否定することができない。我々の上院議員が、ひどい欠陥があることを承知の上で、そのような条約を批准することは寛容と正義の限度を超えるものであり、我々の国家としての尊厳と熱望に死を宣告することを意味する”とエコウェイスト連合とMJJCのメンバーであるグリーンピース東南アジアのベアウ・バコンギスは述べた。 エコウェイスト連合、バーゼル・アクション・ネットワーク(アジア太平洋)、カヴィテ州グリーン連合、汚染に反対する懸念する市民、脱焼却グローバル連合、グリーンピース東南アジア、ヘルスケア・ウイズアウト・ハーム、Malayang Tinig ng Kababaihan sa Komunidad、母なる大地基金、11月17日運動、Sagip Pasig Movement、Sanib Lakas ng Inang Kalikasan、ゼロ・ウェイスト・フィリピンのメンバーがJPEPAに反対する葬送行進と演劇に参加した。 以上 連絡先: Manny Calonzo: President, EcoWaste Coalition and GAIA Coordinator; +63 922 8286343 Beau Baconguis: Campaigner, Greenpeace +63 917 8715257 |