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たまに行く旅行や釣り以外のこと、音楽(最近のは聞かなくなったけど)や映画の感想などを書いていければいいのですが。お時間のある方はおつきあいください。 |
■■■トム・ワトソン イズ バック ■■■2009・7/20 |
ターンベリーでの全英オープン。トム・ワトソンには優勝してもらいたかった。18番のフェアウェイ真ん中からの二打目のショットはちょっとだけグリーンオーバー。パターで寄せようとするも二メートルほどオーバーする。カップよりショートして下りのパットを残したくなかったのであろうが、上りのパーパットは打てていなかった。 下りを残したほうがよかったかもしれない。そうすれば手が動かなくてもラインが出ていれば入る可能性があるから。カップに届かない強さであれば永遠に入らないのだから。それにしてもメジャーで何度も優勝しているワトソンでもプレッシャーを感じて しまうものなのだ。プレーオフでは完敗。それはそうであろう。59歳の体力・気力で戦ってきて、最後をボギーにして並ばれて勝てるはずがない。バーディーを取って追いついたなら勝てるだろうが。 三位のウエストウッドは18番ホールではワトソンと一打差の2アンダー、ワトソンに並ぶため、18番で長いバーディーパットを入れにいった。三メートルほどカップをオーバーし、返しのパーパットをはずしボギー。1アンダーに後退してしまった。このボギーがパーならプレーオフに参加できていた。しかし、こういうアグレッシブ なゴルフをするからこそ外国のゴルフは面白い。日本ならパーにして、2アンダ ーでワトソンが落ちてくるのを待つほうを選ぶだろう。それではおもしろくない。 日本の久保谷、出ていましたが、つまらんゴルフでした。決勝に残れてしかもスコアもいい。風が強く、想像を超えた環境の中でのプレーだから大変だとは思う。しかし、プロなのである。ギャラリーに見てもらってナンボの立場。それなのに 画面から必死にチャレンジし、攻略している雰囲気は感じなかった。見ていておもしろくない。気迫が画面 から伝わらない。 「うまいこといかんなぁ〜。難しいコースやなぁ 」という言い訳、逃げ口上しか感じない。だから男子ゴルフは衰退しているんだ 。もっと色んな狙いをやってみて、見せるプレーをサービスせんかいな。プロは見てもらってナンボ。 石川遼、彼は若いからだけでなく、コースを攻めている。攻めばかりではあかんのだが、大して難しくないほとんどのトーナメントコースでも守り中心の日本。コースコンディションもアメリカ、ヨーロッパに比べ安易だから攻めてもリスクは少ないのにだ。 外国から招待で来たトッププロにあっさり優勝をさらわれる男子ゴルフの人気は衰退して当たり前。 しんどそうに歩くなよ。スコアがあかんかったらすぐ下向いてゴルフすんなよ。 お前らがそんな顔してるから誰も見なくなるんや。おっさんがやってんのに、歩く姿もショットのあとの表情もいっこも見栄えがしない。研究しろよ!。 スコアがだめでも、たったワ ンショットでもいいから、「すごい、さすがプロ」と思わせるプレーをやれよ。 人にプレーを見てもらえるから金をもらえるんやから。トーナメントの賞金はテ レビで誰かが見てくれるから出ているのである。いいプレーが見られないのなら 誰も見ませんよ。暗いねん!インタビューもきっちり話して、ファンサービスも ちゃんとやれよ!イン阿ビューしているのはアナウンサーやけど聴いてくれているのはギャラリーだし、ファンなんだから考えて話せよ。女子のほうがはるかにいいと思うし、現実に試合数も多い。なさけないですな〜、スーパーな能力を持っているのに。 |
■■■山下達郎コンサート ■■■2008・12/28 |
12月28日の日曜日。今年一杯で取り壊されるフェスティバルホールでの「山下達郎」のコンサートに行ってまいりました。 山下達郎のコンサートは回数も多くないし、チケットは取りにくいと聞いていたのですが、わりとあっさりと入手。二階席(といっても三階くらいの高さ)ではありますがそれほど端の席ではなかったのでよかったです。 先週は厚生年金会館。ミュージシャンも違いますから比較は 難しいかもしれませんが、聴こえてくる音の違いにびっくり。 厚生年金は三階席だったんですが、厚生年金会館は下のほうから聴こえてくる感じがしましたが、フェスティバルホールはそんな感じはまったくしません。サウンドに包み込まれるような感じがします。音もクリアでかつ柔らかく響きます。 PAの違いなのか、ミュージシャンの違いなのかはわかりません。やはりホールの違いが一番大きいのかもしれません。フェスティバルホールのステージに立ったことがありませんので わかりませんが、昔、さだまさしが「フェスは拍手が上から降ってくる」と言っていたように思います。それがパフォーマーにはたまらない快感なのだそうです。 フェスティバルホールではたくさんコンサートを見ました。 学生時代にはいつかこんなところでライブを演りたいもんだと妄想 していたもんです。それもかなわないまま、とうとう取り壊されてしまうことになりました。 山下達郎が六年ぶりにコンサートツアーを決めたのは、フェスが 無くなってしまうからだそうです。 達郎はこのホールが無くなって しまうのを大変残念がって、怒っておりました。CADで引かれた図面 に基づかないで、職人さんたちの経験と技術で音響を考えて作り出されたホール。音の響きも年数を積み重ねることで、 熟練されてきたのだと思います。 デジタル音源での音源作成を嫌い、生の音、声にこだわってきた達郎にはこのホールが無くなり、最新のデジタル技術を持ってホールが作り直されてしまうことは許しがたいことなのでしょう。 さて、コンサートですが、私は達郎のファンということでもありません。アカペラアルバムは聴いていましたし、何枚かのアルバムも持って いますので有名な曲は知ってましたが果たしてどうなんでしょうか。 達郎はギターを持って登場し、バッキングギターを弾いています。 ステージ上のギターは達郎含めて二名。つまり達郎のギターはバックバンドの一部であるということ。ボーカルを取りながらギターもちゃんと弾いているとは思いませんでした。 それにしても、歌、うまいっす。よく通る声、声量 、ハイトーンも低音もちゃんと響いている。しかも全曲自身で作曲し、アレンジもする。 これぞパーフェクトなアーティストと思います。音楽ジャンルとしては、ファンキーサウンドなんで、日本的には一般 受けはしないと思いますが、こんなサウンドを作り出し、またそれを続けているのは達郎だけ。 ほんとに音楽が大好きなんだなぁっと感じさせられました。 達郎のコンサートは時間が長いと聞いていましたが、二時間半くらいのところでいったん終了。アンコールに応えたあと、当日はフェス最後の日ということで、達郎の伴侶が登場。こんなんありなんって感じはしますが、自分の歌を二曲歌って、バックコーラスもやってました。 達郎のカミサンのファンではまったくありませんが、うちのカミサンは 大喜びですし、会場もヒートアップ。 アンコールも終了し、 会場の電灯もつき、コンサート終了のアナウンスが流れても拍手は鳴り止みません。十分近くのちに達郎夫妻で登場に、一曲歌ってようやく終了となりました。 とても「いい音楽」を聴かせてもらったなぁっというのが素直な感想です。達郎も55歳になり、あと何年ライブを続けられるかわかりませんが、これからはできるだけライブをやっていきたいと言うておりました。 私たちが次回も行くのかはわかりません。 多分行かないんじゃないでしょうか(笑)。 |
■■■甲斐バンド・ライブ ■■■2008・12/23 |
チケット優先発売メールに「甲斐バンド」があったので申し込んでみると当たってしまった。どれくらいの値打ちがあるのかは判らないが、甲斐バンドといえば、「花園ラグビー場」での野外ライブが有名。じつはその現場に居合わせていた。「花園ライブ」の会場は、ロープなどで区画を分けておらず、座布団クッションが置かれてあるだけだった。 甲斐たちが現れるまではみんな大人しく座っていた。私もチケットがうまく送られてこず、その救済で最後方に近 い場所に座っていた。ステージまでは100メートル近くあった。当たりはまだ明るかったが甲斐たちが登場した。途端に誰かが前方に走り出した。これ幸いに僕たちもダッシュ。一気にステージまで20メートルほどまで迫る。 前は当然すし詰め状態で危険な状況に。甲斐が演奏を止め、全員を少しずつ下がらせる。前の柵に挟まれたりして何人かが倒れてました。 当時の甲斐バンドは人気の絶頂期。今なら会場には警備員がかなりの数が配置され、ロープでの区画もあるのだろうが、その日の花園にはそういう配慮は一切なかったように思う。ある意味いい時代でもあったともいえるだろうか。 甲斐バンドのライブはそれしか見たことがない。それから約30年後の再会。甲斐よしひろのワンマンバンドなのだが、その雰囲気はまったく変わっていない。演奏している誰が甲斐バンドのメンバーなんだかまったくわからなかった。甲斐よしひろが書く楽曲に、甲斐のボーカルが甲斐バンドそのものだから。 甲斐バンドは高校生の頃、「Hiro」が大ヒットし、ザ・ベストテンに登場したとき、彼らはスタジオライブという方式を選ぶ。そのときに甲斐はオンザロックのグラスを手にしていた。そのときに、自分は九州の田舎モンなのに、気障なセリフを口走る。曲がヒットしてもそんなことで俺達は変わらないとか。 彼もまだ若かったんでしょうが、僕たちも田舎の高校生で若かった。甲斐バンドは僕たちの間では、「大嫌い」 なバンドになっていた。 また<ロックバンド>と彼らは言うが、僕たちにとってロックバンドとは、レッドツェッペリンなどの洋楽であり、甲斐バンドはポップロックとしてしか認識していなかった。 しかし不思議なもので、予備校に行き一人暮らしをしていた僕は甲斐バンドの「地下室のメロディー」をラジオ で聴いたことでちょっと関心を持ち、カセットを買って聴くようになるのだ。 甲斐バンドは僕の大学生活の初期に思い出のあるバンド。今日はどんなコンサートを見せてくれるのか。席は三階のB列、39番あたりでど真ん中だ。前が立たないことを願いながらコンサートが始まるのを待つ。新曲などあるわけもなく、全曲懐かしい曲たちだ。甲斐もがんばって唄っている。周りもみんな歌うもんだからこれがけっこううるさいというかなんというか。 甲斐も会場にそれを促すようにする。 まぁ、同窓会だし、仕方ないか。『ポップコーンをほおばって』『翼あるもの』、懐かしいナンバーだ。アンコールは二度あり、最後に『百万ドルナイト』を歌う。ミラーボールが下りてきて、これでコンサートは最後ですねっというお約束であると思う。 『テレフォン・ノイローゼ』は演らなかったと思うのだが、 あとの主だった曲はすべて演奏した二時間半だった。 甲斐バンド、感想としては懐かしいのだが、思い出にひたれることはなかった。やっぱりほんとに好きなバンドではないからでしょうか。いい楽曲はあるんですが。 ずっと座 っていたから腕もしびれてましたしねぇ(笑)。 やっぱり甲斐バンドは『安奈』かな。けっこう好きなのが 当日は演りませんでしたが、『最後の夜汽車』です。これは聴きたかったですわ。「観覧車'82」これも好きですかね。 |
■■■JAY WALKカウントダウン ■■■2005・12/31 |
チケットが当選したので大晦日に子供のブーイングを押さえ込んで、大阪グランキューブでのJAY WALKのカウントダウンコンサートに出かけた。チケットの引き換えが20時からで、交換後は会議場内のレストランで食事しながら、21時半スタートのコンサートを待つ。 J−WALKはデビューした頃に聞いていて、神戸のチキンジョージに見に行ったことがある。まだ狭いライブハウスだったので、間近で見たことを覚えている。その頃は柳ジョージをさらに渋くしたような、こりゃ受けんわなぁっていうバンドだったが、Just Becauseとか渋〜い声で、渋〜い曲を歌ってけっこう好きだった。 バブルの頃に、「何も言えなくて・・夏」がよく売れたのは知っていたのだが、あくまでも昔のイメージを引きずったままコンサートが始まった。 最初はポップな感じで始まり、ボーカルもキリストみたいな人がメインではなくて、ちょっと声質もさわやかな人がメインボーカルをとる。なんか違うぞって思ってはいたが、最初やからしゃーないかなぁって納得しながら聞き進んでいくのだが、一向に渋くなっていかない。 客層は観客総立ちっていう年零層でもなく、わりと上のほうまでいる感じだが、全体としてはみんな楽しそうに聞いている。あの渋いボーカルは健在なのだが、曲調がまったくそれを活かしてはいないように思われるのだが、ファンにはこれでいいということなのだろう。 22時半くらいまでは、それでも何曲かは渋めの曲があるかと期待していたのだが、そんな雰囲気はまったくない。 23時を過ぎた頃、私は渋い曲が聞ける期待を諦めた。よほど家に帰ろうかと思ったが、カウントダウンというものをしたことがなかったので、24時までは我慢することにしたが苦痛だぁ〜。彼らはカウントダウンが始まる数分前まで演奏を続けたのだが、その中に大ヒット曲「何も言えなくて・・夏」があった。 この曲が彼らのターニングポイントになったのかどうかは、ずっと聞いていない私には判断はつかないが、正直なところ、タダ券でよかった〜って思う。 一度売れてしまい、そのイメージを捨てられなかったのだろうか、それとも、中途半端なPOP路線にすでに切り替わっていた結果 としての大ヒットだったのかはわからない。あのヒット曲はいい曲だ。それは否定しないのだが。。 私の中のJ−WALKは消えました。 |
■■■中島 美嘉コンサート■■■2005・7月 |
中島美嘉のコンサートに娘の付き添いとして行ってきた。彼女はバラード系のナンバーを唄うのを得意とするシンガーである。娘がCDを借りてきていたので、カーオーディオでは聞いていたし、ガンダムSEEDのエンディングのテーマ曲を唄ったりしていたので、よく知っていた。 コンサートの客層は若い、若い。ほとんどが大学生以下。当然といえば当然なのだが、最近年齢層の高いコンサートしか行かないので、不安といえば不安だ。まぁ、大人しい曲が中心だから暴れたりはしないだろ(笑)。 一曲目がいきなりの「アメージンググレース」だ。スローなナンバーで始まる。アップテンポの曲もあるにはあるが、それほど立ち上がるまでのものではない。前のほうは無理立ちしていましたが。 中島美嘉のボーカルは、うまい!!ってことは決してない。ただ声質は個人的には好きである。ロングトーンでうまく抜いていく唄い方なので、聞いていても力がすっと抜ける感じなのだ(知っている人はほとんどいないと思うが、「亜蘭知子」という名のシンガーがいて、カシオペアの向谷がプロデュースしたのだが、その人の唄い方に似ている)。 前半はバラード系を中心に、ミディアムテンポのポップを交えた構成で終了した。 まずまずのコンサートなのだが、歌唄いとしての味わいはまだなく、娘はCDとほとんど変わらないことが不満みたい。それは仕方ないことかも。CDとライブとでは、迫力が違う人も多々いるが、彼女はまだそこまでいってない。このまま終わるのか、もっとうまくなるかは彼女の努力次第だし、能力次第であろう。 後半はいただけなかった。彼女は映画に主演したらしいのだが、それがパンクロッカーの役だそうな。そのコスチュームで現れたのだが、コスチュームはスレンダーなプロポーションだからとても決まっていたのだが、曲調がまったく唄い方に合ってない。 リズムはロックで歯切れがいいのだが、彼女の唄い方は歯切れが悪い。もっと叩きつけるような発声法でないと、リズムに声が乗らない。まぁ、聞いている人たちはそんなことはお構いなしにノリノリのご様子ですし、ご本人は本当のところはわからないが、楽しいみたいなので、どうでもいいかなぁって感じです。 後半は映画「NANA」からのナンバーを中心に、パンクっぽいロックを歌っていました。映画とともにヒットした曲も唄っていましたが、まったく合っていなかった。みんなノリノリで一旦引っ込んで、アンコールで登場した彼女が唄った曲は、バラードだった。 これってどういうこと???って思います。プロダクションやレコード会社、映画会社などのプロモーションもあるから、まだ操り人形なのかもしれないが、ロックはやっぱり合ってないことはわかってるってことなのかな? 何でも唄えるのは一番いいが、得意なパターンを持つことも大切なことだとおもう。サザンなんか、ずっとワンパターンしかない。それでも生きていけるんだから、もっとがんばってほしい。最後にガンダムSEEDのエンディングを歌わなかったのは心残りである。 |
■■■エリッククラプトン in 城ホール ■■■2006・11/11 |
エリッククラプトンのコンサートに行くのは二回目だ。一回目はもう10年以上前 になるでしょうか。クラプトンが息子を亡くした時期だったと記憶していますが 、そのコンサートにはがっかりしましたわ。アンプラグドの時期とも重なったと はいえ、あんなものはクラプトンのお遊びであり、私が見たかったのはギターを 泣かせるブルースギタリスト・クラプトンだったのに。 会場は前回と同じく大阪城ホール。席はスタンドの一番上の列だったが強制的に 立たされるアリーナよりもずっといい(笑)。今回はすでに報道されているがト リプルギターの編成となっている。一曲目は「PRETENDING」でスタート。何曲が パワフルにギターを弾く。双眼鏡を持っていって覗いていたが腕ってけっこう震 えるもので揺れて余計に見えにくかった。 途中でアコギに持ち替える。当然といえば当然なのだが音が美しい。同じギター を私が弾いても絶対に出ない音。コードを押さえて引くだけで音がクリア。数曲 アンプラグドでやったのち、ブルースが始まった。やった〜、ブルースやってやって!!っ。 中高生の頃、家に『CLAPTON WAS HERE』がありよく聴いていました。ライブ録音されていてブルースギターが唸る唸る。もっと上手いブルースギタリストはい るんでしょうが田舎中学・高校生は知る由もございませんでした。 トリプルギターの効果 はなんともいえないが、それぞれが持つ音が違うし、なんといっても主役より目立つわけにはいきませんわね。でもギターってカッコいいよなぁっと思わせてくれる。 30分ほどブルースが続きました。 このまま最後まで行け〜って思っていましたが、いきなり「ワンダフル・トゥナ イト」。『スローハンド』というアルバムに収録されているが、ドラマで使用さ れてとても人気のある曲だ。続いて「レイラ」。この曲、日本で一番有名なロッ クかもしれませんね(いい曲とは言ってません!!)。トリプルギターの一人がどうやらスライドが得意みたいで、ブルースのときでもスライドで弾いていた。 「 レイラ」といえば、デュアン・オールマンのスライドギターでしょう。 スライドギターとクラプトンのアドリブでレイラが終了。ついで「コカイン」。 この曲がラストになったわけだが、個人的にはオープンニングに使ったほうがい いと思うんだが。「ダダダダっっダっダー」というギターリフがいいですね。 これを最後に引っ込んでアンコールは一曲だけ。最近アンコールのシツコイのを 見慣れていたので、えらいあっさりねっとは思いましたが、クラプトン様のギタ ーは十分に聞かせていただきました。イギリス人の彼は体もでかいわ。ギターが 小さく見えます。若い時からオッサンみたいでしたが、今は好々爺って感じなん でした。でも、うまいですわ、ギターは。 昔あこがれていたミュージシャンを生 で見られるって幸せですわ〜。 クラプトンはメインボーカルなのに、ボーカリストとは呼ばれない。必ず「ギタ リスト」だ。これって不思議ですよねぇ。メインボーカルを取るリードギタリストって今は誰がいるんでしょうか。クラプトンだけですかね。いつまで来日をしてくれるんでしょうか。ライブハウスで聴きたいですわ。 |
■■■岡村孝子 in 厚生年金■■■2005・5/6 |
岡村孝子のコンサートチケットが当たり、せっかくだから出かけてみた。岡村孝子というと私の世代ではやはり、《私・待〜つ〜わ、いつまでも待〜つ〜わ》の あみんである。学生時代に、女の子にこんなこと言われたいよなぁ、などと友人と語り合いながらマージャンをしていた。ふられた奴がこれを繰り返し繰り返し 聴くもんだから「往生しましたわ」という思い出がある。 さて、いったいどんなお客さんなのかと思っていたが、ようわからない。開演間近の到着だったし、席も一階の後ろの方だから。でも年齢的には若くはない(笑 )。同年代を中心に多少上下している感じ。 会場から彼女に対して声がかかると、それにちゃんと答えるのだ。なんと距離感 の近いミュージシャンなんでしょうか。そういうところも魅力なんでしょうね、 ファンの方には。 岡村孝子のソロの曲は実際ほとんど知らない。が、耳に入ってくる曲はまるで知 っているかのよう。ということは、彼女の曲は全部同じということである。つま りどの曲も岡村孝子ワールドが広がっているのだ。 彼女の歌唱力はとっても低い。よくこれでシンガーソングライターを二十年も、 しかもいまだに厚生年金大ホールで開催できるなんてとても不思議だ。まぁ、ソ ングライティングの部分があるから、そうでいられるのだが。 本日のナンバーはニューアルバム「Sanctuary」からが中心だという。どの曲が新 しく、古いのかまったくわからない。 しかも歌詞がすごい乙女チックだ。今時こ んな女性はいませんよっていうくらい。「別れるのは分かっているけど、あなた の側を離れたくない」とかね。それやったら「別れへんかったらええやんか〜」 ってもんですが、「あなたの背中を見ているだけで幸せよ」ってな歌詞が続く続 く。 彼女は結婚をし、しかも離婚までしている、はっきり言って乙女という言葉から はほど遠い人生を歩んでいるはずなのだが、ステージを見る限り、そんな感じは まったくない。デビューしてきたときの、清らかな女子大生のままなのである。 これはすごいことである。 彼女より年下の松田聖子と比べると、聖子に感じる不気味さや無理っぽさがまったくない。ファンもそんな彼女を求めていて、まったりとした雰囲気の 漂う、岡村孝子ワールドを楽しんでいるようだ。以前に同じような雰囲気を感じ たのは「石黒ケイ」。四半世紀近く前、大谷大学で見たのだが、MCのときに「シーン」としている のだが、それに焦りをまったく感じていないどころか「私、こんな雰囲気大好き 」って。ゲストとして予定されていたのがなんと「山崎ハコ」だった。山崎ハコは来なかったんですけど、来てたら暗かったやろなぁ。 話しは違います が、「石黒ケイ」っていいですよ。 岡村孝子のコンサートは二時間少しだったが、知っていた曲は「夢をあきらめないで」ただ 一曲。個人的にはお金を払って見たいとは思いませんが、退屈とは感じないコン サートでした。ニューアルバムを中心に唄うってことは彼女はまだ現役のシンガ ーソングライターであるということでしょう。チケットが当たったらまた行こう かなぁ。 |
■■■押尾コータローのコンサート ■■■2003・11/22 |
押尾コータロー。このミュージシャンの名前を知っている人は最近増えてきているかもしれない。彼のコンサートが和泉市の定員700名くらいの小さなホールで行われた。彼を知ったのはNHKでの放送だった。いつものようにチャンネルをあっち変え、こっち変えしているうちに、ギターを弾いている押尾が 映っていた。 彼はフォークギターでクラシックギターのようにメロディー、 ベースライン、バッキング、そして、胴を使ってリズムまで表現していた。ちょっと衝撃的な演奏だった。一本のギターだけで表現しているとは思えないほどだった。誰かバックで弾いてるんとちゃうん?というほど音楽として成立していた。 音楽として成立していたっていう云い方が正しいかどうかわからない。でもベースがあり、リズムパートがあり、その上 でアンサンブルが出来ている。久々にこれはすごいぞー、と思った。 ちょうど番組が始まったばかりだったようで、彼がどういう道をたどって今のスタイルにたどり着いたのかを聞くことができ た。ずっと売れないミュージシャンで、もともとはベースを弾いて いたようである。なんとか生きていける程度の収入で、仲間はみんな足を洗ったという。今のプレイスタイルは芸みたいにやっていたようで、それをインディーズレーベルから出し、それをFM80.2のDJの息子が親父さんに聴かせたことでFMから流れてメジャーデビューしたという。 今ではNHKの音楽を担当していたり、映画音楽を担当したりと 、インストゥルメンタルとしては売れっ子となっているようだ 。コンサートに来ている人の8割は女性。年齢はやや高めで30 〜50歳くらいだろうか。作曲もするのだが、彼が作るメロディーは癒し系といわれるもの。ステージには彼一人。ギターを抱えて登場 。曲はクラシックあり、映画音楽あり、オリジナルありと退屈 はしない。元ギター少年としてはあのテクニックはすごい、という見方になってしまう。ハンマリングオン、プリングオフを多用してアンサンブルを弾いている。すごい握力ちゃうん。 メンバー紹介を一人でやる。このときには会場に下りてきた。さすがにアイドルやスーパースターのコンサートとは違う。このメンバー紹介は一つの彼の売り物であるようで20分くらい延 々と続く。フォークギターという楽器の可能性を見せてくれる コンサートだった。 コンサート時間は2時間を少し超えたくらい。ギター一本でこ こまで楽しませてくれてとても満足した。 CDが場内で販売されていた。買った人は彼と握手ができるといういかにも売れない感じがする。始まる前は買おうかと思っていたが、コンサートを聴いてやめにした。理由はコンサートの音が良すぎたから。コンサート前に一枚だけMDで聴いていたが、それよりはるかに良 かった。それゆえに、買えなかったのである。今度、コンサート風景も収めたDVDが出るようなので、そっちを買おうと思っている。 今度いつコンサートがあるのかは知らないけど、あんまり大き なホールで演っても彼の良さは伝わりにくいかもしれない。小 さなコンサート会場が一番だと思うが。 いいコンサートでした。 |
■■■アルビレックス新潟VSサンフレッチェ広島(8/23・ビッグスワン) ■■■2003・8/23 |
最近、J1リーグのセレッソ大阪戦を長居スタジアムで観戦することが多いのだが、わけあって新潟まで行って、J2のサンフレッチェ広島VSアルビレックス新潟戦を見に行った。 さて私は白のTシャツで、友人はサンフレッチェのサポーターだから、パープルの(サンフレッチェのレプリカではない)サッカーユニホームというアウェイ使用のいでたちでシャトルバスに乗り込んだ。 どれくらいの人が入っているのかと思いながら6時15分に到着。アウェイ側からスタンドに入ったが、眼を疑うほどの満員のスタジアムだった。しかも見渡す限りのオレンジ色。 これはすごい。ゴールの真後ろのわずかなスペースが、サンフレッチェ・サポーターに与えられたスペースだ。しかも通 路に縄を張っていて、その縄ギリギリまでは新潟のサポーターがいる。 サンフレッチェのサポーターは100人もいない。これ、勝ったらまずいんちゃうか〜、と思った。 試合開始15分くらい前に新たなサンフレ・サポーターが数十人登場。どうやら広島からバスをチャーターして応援に来たらしい。いつもいるんだって、こういう広島から来るサポーターが。えらいなぁ。 いくら応援しても圧倒的な数の差で負けてしまう。しかも試合は前半は何とか0−0で終わったが、後半に1点先取される。すぐに同点に追いつくも、すぐに追加点を奪われた。 見ていてイライラするサンフレッチェの超消極的な攻撃。横に展開するばかりで、ゴールに近づいていかないのだ。敵ディフェンダーもサイドを固めているが、ゴールマウスの前はガラ空きになっていた。それでもサイドに展開していく。なんでタテに入っていかないのか。セレッソからレンタルしている真中だけが、セレッソらしく中に、中に入っていく。セレッソにサンフレのような横からの攻撃があれば、もっと点が取れるんだけどなぁ。 アルビレックスのサポーターは行儀がいいみたい。勝っていたこともあるだろうけどね。応援がスタジアム全体で揃っている。J1を目指しているアルビレックスをみんなで応援しようという感じが見て取れる。このあたりの人は団結力が強いのでしょうか。「オラがチーム」っていう感じでした。 3点目を取られ、4点目が入ったときにスタジアムを出た。最後まで見ているとホテルに戻るのがかなり遅くなりそうだったので早々と退散した。4点目はオフサイドだったのでノーゴールだったんだけど。 サンフレは引き分けが多い。その理由が今日わかりました。 このままではJ1に上がれないかもしれない。あ〜、悩み多きはサンフレ・サポーターです。頑張って上がっておいでよ、J1に。セレッソ大阪と戦いましょう。待ってまっせ。 |
■■■さだまさしコンサート/REPORT ■■■2003・7/27 |
18年振りにさだまさしのコンサートに出かけた。このごろ近所のローカルホールに昔コンサートによく行っていたミュージシャンが来てくれる。この間は泉佐野で佐野元春、今度は貝塚でさだまさし。なんの共通 点もないミュージシャンだが、両方ともファンである。さだまさしは高校時代、佐野元春は大学時代と聞いていた時期は違う。久しぶりの「さだ」のコンサートはどうでしょう。 アコースティックコンサートと銘打たれたステージは、ピアノ、ギター、マリンバ&パーカッションの3名がバックバンド。幕が上がって始まる。幕が上がるところが妙。一曲目は「北の国から」のテーマ。テレビのテーマ曲で歌詞がない。二曲目は「案山子」。有名な曲からスタートした。声は前よりかすれている。そりゃ20年近く前と比べればそうでしょう。「さだ」のコンサートの特徴は、ご存知の方も多いとは思うが、とにかくトークが長い。 話す内容は、しょうもない茶飲み話だから、つまんない人には「くだらない」で終わってしまうトークではあるが、下手な漫才なんかよりよほど面 白いと思う。 ひとしきり話し終わると、「神田川」が「さだ」の曲だという誤った情報があると自ら話す。娘も「さだって≪神田川≫<神田枢>やろ」と言っていた。で、始めた曲が「神田川」のイントロ。唄うのかと思ったが、さすがに唄わなかった。唄えないよね、やっぱり。始まったのは「グレープ」時代の三曲。「シンフォニー」「僕にまかせてください<始脂師使>」「縁切寺」という地味なもの。 「グレープ」は三年間しか活動しなかったという。そうなんだ、あの頃の一年は長いからなぁ。私は「さだ」のアルバムを五枚かな?持っている。でもすでに三十枚を超えるアルバムを出している彼の歴史から見ると、ほんの「初期」だと思うが、曲調はほとんど変わらない。初めて聞く曲でも「さだ」なのである。 二曲ほど唄うとトークが始まるが、長いと20分くらい喋っている。笑わせ、しんみりさせ、ジーンとさせる話術は健在。トークも彼のコンサートの重要なパーツなのだ。トークがなく、歌ばかりの「さだまさし」コンサートを開いても、客からはブーイングものだ。 トークの内容も以前よりも社会的なテーマというか、説教くさいというか、そんなメッセージ性の強いものになっている。いつまでも恋だの愛だの、人生とはなんて語っても嘘くさいもんなぁ。子育て・教育論的なメッセージが多い。「関白宣言」「秋桜」などをはさみながらステージは進行していく。 ラストの二曲は「無縁坂」「精霊流し(しょうろうながし)」で終わる。横に座ったご婦人は、ずっとハンカチで涙をぬ ぐっていたという。大切な人を亡くしたり、別れたりしたときに「さだまさし」を聞くと、グっときますよねぇ。この感性って今の高校生〜20代前半の人たちにはあるのかなぁ。当然に持ち合わせている感性だとは思いたいが、実はそうでもないかも。 彼はトークの中でこういってました。「子供が悪いんじゃありません。大人が悪いから子供が悪くなるんです」と。その通 りだと思う。最初から悪い子供は少ない。小学低学年から悪い子はほとんどいない。中学年から高学年、中学生にかけてが一番変わる。見た目だけが変わっても中身は変わらない子供が多いのだが、見た目で大人が≪悪い子供≫と判断し、そういう人間として対応してしまう。その大人の対応に合わせて悪くなっていく。 また、それまで「いけない」とされていた事を大人が平気でしていることに、子供が気付き始めて大人の真似をする。悪さをしてもなにも叱られない。「あ、これでいいんだ」と子供が感じる。大人がもっとキチンとしなければね。 アンコールに応えて唄われたのはグレープ時代の曲「フレディもしくは三教街」だ。反戦の意味を込めて唄われた。いい曲なので、ライブアルバムで一度聞いてみて下さい。 コンサート時間は3時間でした。フェスティバルホールでは4時間だったとか。今度はフェスティバルホールで、亀山社中をバックに唄う「さだまさし」を見に行くか。 |
■■■佐野元春コンサート/REPORT ■■■2003 |
10年振りに「佐野元春」のコンサートに出かけた。会場は泉佐野の「泉の森ホール」。とってもローカルな会場。元春 with Heart Landのアルバム(死語か?) はほとんど持っているが、解散後は一枚もない。前もって聴いておこうとレンタルしたくても置いていない。買うのももったいないので買わなかった。ニューア ルバムのツアーではないから知っている曲も演るだろう。 ステージはあまり広くないが、客席はゆったりしている。開演30分前に開場。5時50分頃に席についたが、入りは一階で8割くらい。50席くらいのスペースが丸々空いているのが目につく。それが数箇所ある。客層は40歳〜学生風だ。まだ現役のミ ュージシャンだから若いファンも多い。 さてさて、どんなステージングを見せてくれるのでしょう、楽しみです。 私達の席の前はスコーンと空いている。これは座って見られるぞ。元春登場。白髪が目立つがあいかわらず若々しい、少年のまま大人になったような感じ。PAのセッティングが良くないのか、ボーカルが聞き取りにくい。一曲目は知らなった。二曲目は「VISTORS」に収録されたワイルド・オン・ビート。二曲終わったところで、 昔と変わらないMC。何を言っているのか半分わからない「〜、〜、今夜を楽しんでくれるとうれしいです」 ニューヨークに渡って作ったアルバム「VISTORS」で、それまでの「佐野元春」から大きく変貌を遂げたのだが、それ以来、唄い方はちょっと退廃的な感じになり 、元気なロックンローラーではなくなった。デビュー5年目くらいだったから、彼の唄い方は今のものが定番なのだろうが、デビューから聴いていて、ライブも度々行った私としては、初期のライブが忘れられない。特に「SOMEDAY」がまだブレイクしていなかった頃に、学祭で見たライブは今でもよく覚えている。あのステージは良かったな〜。 ステージは進み、知らない曲も、また発表されていない曲も何曲か演奏する。知らなくても「佐野元春」だなという曲。そろそろ最後に近づいてきた。懐かしい 「NIGHT LIFE」が始まる。この曲の途中でメンバー紹介。ドラムスの古田タカシ はHeart Landからのメンバー。彼のドラムの音はとても元春の曲に合うと思う。 ドライブ感がいいんだな。 昔に比べるとあっさりとした紹介が終わり、ラストナンバーは「スターダスト・キッズ」。こりゃ懐かしい。一旦終了したが、アンコールに応えてやったのが「彼女はデリケート」。ええやんか。再度のアンコールで登場。一曲やったが、もう一曲演奏。「アンジェリーナ」だった。 いや〜、楽しませてもらいました。学生の頃にバンドでコピーして唄っていた「 彼女はデリケート」「スターダスト・キッズ」はうれしかったなぁ。結局、一度も立ち上がらなかったですが、ゆっくり聴くことができました。昔よりも動きまわらなくなったけど、佐野元春は永遠に少年のままなのでしょう。 |
■■■ポール・マッカートニーコンサート/REPORT ■■■ |
60歳になったポール・マッカートニーのコンサートに突然行きたくなってチケットをオークショ
ンでゲットした(2枚で28,000円)。行く前に今回のツアーのCDが発売されていて、曲目などはほとんど一緒だということなので聞きたくなかったが、すで
に購入されていた。 |
■■■東京ディズニーシー&ランド探訪記 ■■■→シーをもっと詳しく見たい |
年に一回の恒例の東京ディズニーランド詣りに10月の3連休に、一泊二日の強行軍で行って来た。一日目はディズニーシーに行き、二日目はランドの行く予定で、Twoday
Passportを手配。なんかすごい人出みたいだ。今、シーは一周年の記念イベントをしているようだ。 |
■■■全英オープンで丸山が惜しくも5位 ■■■ |
男子プロゴルフには四つのメジャートーナメントがある。4月のマスターズ、6月の全米オープン、7月の全英オープン(THE OPEN)、8月の全米プロの四つ。世界中のトッププロが名誉を賭けて挑むのがメジャーなのだが、私が一番好きなメジャーがこの全英オープンである。 |
■■■ワールドカップ所感<がんばれ日本>■■■ |
日韓共催のワールドカップが始まった。ヨーロッパやアメリカ大陸で開催されると、いつも真夜中に中継があるので今回はまともな時間なのでとてもうれしい。サッカーっておもしろいスポーツなんだと、未経験者にも感じさせてくれるレベルの高さ。Jリーグでな到底感じられないスピード感がいい。日本ではプロ野球と一緒で、Jリーグは勝ち負けに関心があり、プレーのレベル・クオリティは二の次のように感じる。J−1のチーム数は半分くらいにして、J−2、J−3の底辺を強化し、はい上がらせないとレベルは全体には上がらない。プレーが見たいからJリーグを見ようと思わせてくれないかな。 |
■■■ユニバーサルスタジオジャパン探訪記2002■■■ |
2001年8月に行って以来、二度目のUSJに行った。前回に乗り損ねた「ジュラシックパーク・ライド」はまず行かなければならない。JR「ユニバーサル駅」に着いたのが、8時ちょうど。駅からUSJに向かい、8時10分には入場を果
たした。 入場口でエキスプレス用カードのほかにスタンプラリー用のスタンプカードもくれた。このスタンプラリーは、人気のあまりないアトラクション内でスタンプを押してもらい、2つたまるとエキスプレスカードとして人気アトラクションに優先入場ができるというもの。午後3時までに当該アトラクションに行きさえすればいいし、一つのアトラクションはすぐに入場できるし、10分〜20分で終わる<これがタルイ奴なんだけど>。 まずは、「バックツゥザフューチャー」の9:30〜10:30までのエキスプレスをGETし、その足で「ジュラシックパーク・ライド」に向かう。待ち時間は15分。入口でビニールポンチョを購入、一つ200円。乗り込んだのは一番先頭だった。これはラッキーなのかどうかはわからないけど。
アトラクションはジュラシックパーク内らしきところを進んでいき、建物に入っていく。入ってすぐに坂を登り始める。薄暗い中で肉食恐竜がフラッシュの光に浮かびあがるが、恐竜にリアル感が全く無く面
白くない。 次に向かったのは「JAWS」。待ち時間は10分。ディズニーランドにある「ジャングル・クルーズ」みたいに船長がいて、彼らがアトラクションを盛り上げ役なのだがイマイチ。アトラクション後半の炎が引火するところは迫力があるが、「JAWS」はいかにも作り物。これを終えてもまだ、9時35分。 ところで、4月27日からUSJでもパレードが始まった。どんなものかと眺めていたが、「これは厳しいなぁ」と思ってしまう出来。ディズニーランドのパレードと比べるのはカワイソウだけど、見ていても面 白くない。キャラクターの魅力不足、ダンサーの数の少なさ、ノリの悪さもあるけれども、一番まずいのは「音楽」ではないか。ディズニーの音楽は、好き嫌いはともかくノリのいいリズムが刻まれ、大人でも子供でも音楽にノれるが、USJのはロックなんだろうけど中途半端。ロックンロールのスタンダードナンバーを流したほうがいいんじゃないの?先頭に出てくる白バイも「何、あんた?」っていう感じだし。全く盛り上がらないのである、このパレードは、やめるか、練り直した方がいいよ。 17:30くらいに「ターミネーター」に入る。一般
の待ち時間は20分。でも優先的に入れるエキスプレスでも20分かかった。一緒やんか!ちょっと気が悪い。でも、アトラクションは金のかかったいいもの。 夕食として駅近くビルの「風神雷神」という店でラーメンを食べる。今日初めてのまともな食事のような気がする。USJ内のレストランはどこも高い。うまいかどうかは知らないけどね。外のレストランのあるビルまでは入場口から歩いて2〜3分なので、再入場スランプを押してもらって食事に行くのがベストだ。ディズニーランドのように近くに何もないわけではないので、食事は外がお勧め。 この日のUSJは空いていたのではないか?人気アトラクションも待ち時間は30分くらいのものだったし。曇り空で少し寒かったのも影響しているのかもしれない。1000万人突破の最速記録を作ったほど集客しているとは思えない。これから先、リピーターをどれほど確保できるかどうかだけど、5,700円出して何回も来る人がどれくらいいるのかなぁ。関西近辺ならいるだろうけど、ディズニーのように全国区っていうのは無理かもしれない。 |
■■■倉木麻衣のコンサートに行きました■■■ |
人気の倉木麻衣のコンサートを縁あって見てきました。CDやビデオクリップで見て、彼女のボーカルでコンサートを演ったら、声が通
るのだろうかと思っていました。会場は大阪城ホール、1万人を超える観客が彼女を今や遅しと待っています。 |
■■■釣りという趣味■■■ |
釣りとは、釣りをするまでが一番楽しい趣味なのではないかと、最近思うようになりました。人間とは欲深いもので、一枚釣れたらもう一枚、三枚釣れたらあと一枚。30センチが釣れたら35センチを釣りたいと思います。でも十枚立て続けに釣れたら、もう飽きてきてしまいます。なかなか釣れないから期待を持って、七時間も八時間も同じ姿勢で釣り続けることができるのです。つまり、釣り始めると満足感は永遠に得られないのかもしれません。
腕が悪いので、一回当たり三枚くらいしか釣れません。釣れないから仕掛けや誘い方を工夫し、色々ためしてみるのです。簡単に釣れたら誰も工夫はしませんよね。釣れないから釣りたくなって通 ってしまう。そう釣れないから楽しいのです、釣りは。うん、うん。うーーーーーっ。 |
■■■だんじり祭り■■■ |
10月の第一土曜・日曜はだんじり祭りです。「岸和田のだんじり」は全国的に有名になりましたが、この地方ではほとんどが地車(だんじり)を引くようです。私の町のだんじりは、岸和田のものと大きさが同じらしい。町には4台のだんじりがある。だんじりを引いているのは8割が小中学生。あとの2割の青年があの巨大なだんじりを動かす。この祭りはただ見ていると、だんじりを引っ張っているだけに見える。カーブをスピードを出して曲がる「やりまわし」の迫力が魅力といわれているが、私はこの祭りの魅力を「一体感」にあるのではないかと思っている。 だんじり1台に岸和田なら何百人もの人間が、笛と太鼓のリズムの変化に応じて走ったり、速度をゆるめたりする。また、かけ声の「そ〜りゃ、そ〜りゃ」 の テンポも一斉に変わる。近くで見るととても一体感というか高揚感を感じるのである。わが町のだんじりには岸和田のような感覚は受けないが、祭りを通 して地域同士の人たちが知り合えるのは、とても大切なことだと思う。私はただのよそ者なのでコミュニティには参加していないが、子供にはこれからも祭りに参加してもらいたい。 |