お題<大峰山参拝記A>
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[case of 2001:晴天に恵まれて…]
過去2回は6月に開催されていたこの参拝だが、ちょうど梅雨の真っ只中ということもあり、
お天気には恵まれてはいなかった。今回より1月ずらして、7月開催となった。午前6時前に
阪神高速神戸線・尼崎PA(去年と同じ)を出発。途中、西名阪道・香芝SAで朝食をとり、
備品を購入する。といっても、買ったのはガムにキャンディといった登山中に食べる物ばか
りだが。午前9時前後に無事到着。水行→護摩供養を経て、いよいよ参拝開始。実を言うと
私、この参拝のためにトレッキング・シューズを購入したのだが、大きなミスを犯していたの
だ。靴を履き慣らさなかったために、靴擦れを起こしてしまったのだ。最初は気にもとめてい
なかったが、踵の後ろ辺りが痛くなってきたので、途中で靴下を脱ぐと…・・・手遅れだった。
それ以降、痛みに悩まされながらの参拝に。皆さんも靴擦れにはくれぐれもご注意を。今年
は天気に恵まれたため、順調に参拝も進み、龍泉寺でお勤めを終え、西の覗きを体験。2年
ぶりだが、2回目となると結構余裕が・…あるわけもなく、生きた心地のしない時間を過ごし
たのであった。こうして、様々な教訓を得て今年の大峰山参拝は幕を閉じたのであった。
[case of 2002:台風一過]
前日(7月15日)から天気予報に釘付けだった。台風7号が日本列島縦断の可能性が強いと
の情報に一喜一憂。担当者曰く「参拝を決行するか否かは、10時ぐらいにわかる」とのことだ
ったので、決行を前提に10時に就寝し、翌日朝4時に起きた。携帯の留守電に参拝決行の
知らせが入っていたので、ホッとした。5時10分位にいつもの集合場所・阪神高速・尼崎PAに
到着。出発予定時刻まで20分ちょっとあったので、朝の準備体操、PA内のごみ拾いなどで時
間を潰す。そうしているうちに雨粒が落ちてきた。しかも大きい。やむなく車内に退避し、先輩達
を待つことに。とはいえ、座席に座ると睡魔が襲ってくるので、雨が小粒になるとすぐ外に出、
また時間を潰す。5時半過ぎに全員集合。PAを出発し、例年の如く阪神高速→西名阪道の
ルートを通り、香芝SAで朝飯(味噌カツ定食)を採る。香芝ICで下車し、後は下の道をおよそ
1時間半程走って、途中腹痛に襲われたものの大峰山に無事到着。4年目にもなると、大体
ではあるが、行く道の途中の景色が脳にInputされてるせいか、はぐれそうになっても全然
焦りはなかった(帰りも計画どおりのルートでいけたし)。水行も然り。足だけつけてると、冷た
いを通り越して痛いが、肩までつかると案外いける。参拝登山も1時間45分程度で山頂の宿
に到着。さすがに足は翌日にきたが、体力もしっかり残っており、ほぼ理想に近い内容だった。
恒例の西の覗きは今年度はパス(逃げたわけではない)。台風の後ということもあり、とにかく
景色が最高で、下まではっきりと見えるほどだった。私の先輩にあたるある方は子供が後ろで
見ているにもかかわらず、絶叫していたのには笑えた。この「覗き」では名言がよく飛び出すの
で、見てるだけでも面白い(いずれ、特集を組むかも…)。