ゴールウェイ,アラン島

Galway, Alan

今回もやっぱり行きました.アラン島 (イニシュモア).やっぱりいいです ね.

pinコース

ゴールウェイ〜アラン島〜ゴールウェイ


pin立ち寄ったところ

pin Galway / ゴールウェイ

galway

 リング・オブ・ケリー方面から,次にアラン島に行くために,とりあえ ずゴールウェイまで車を走らせました.実はゴールウェイ自体も以前行ったと きは単に通過しただけだったので.

 宿は B&B が結構集まっている辺りで,市街地まで歩ける範囲で探しまし た.車で走りながら,適当に良さそうな所を見つけて,今晩泊まれるか? と質 問して廻るのです.

 さて,夜ごはんにでも食べに行こう,ということで,ゴールウェイ市街 をぶらぶらとしました.学生の街だからか,結構リーズナブルな所も多かった ように思います.それまでちょっとごちそう (?) というか結構冒険もしてい たので,この日は安心して食べられるであろうという予測で,パスタ屋に入り ました.味はそこそこ美味しかったです.いつも,“折角●●に来たんだから, ●●らしいものを食べよう”という感じであったので,この日は小休憩という 感じですね.(^_^;)

その後は,また街をブラブラしながら,目についたパブへ.ここは本当に 熱気にあふれている感じで,学生さん達が歌をみんなでうたったり,フルート を吹いている人がいたり.それも学生さんが一曲終わったら,次はフルート吹 き (この人も客です) が演奏を始める,と言った感じで,ちゃんとお互いの演 奏はみんな聴いているんですよね.客がぶらっと入ってきて,演奏を始めたり, 歌を歌ったりしていて,本当にこの人達は歌が好きなんだなあ,というのが感 じられました.そして,やっぱり若い人が多いから,すごく元気良くて,本当 にそこにいるだけで楽しくなってきました.

そのうちに本職のミュージシャンがセッティングを始め,自然にそのミュー ジシャンの演奏に突入しました.これも客席一体ですごく盛り上がり,こうい うのが客席との一体感なんだろうなあ,なんて感じましたね.というか,ステー ジと客席なんて区別がないみたいです (実際に区別はないんですけど ^^;).


 次の日は,宿を出て,とりあえずツーリストインフォメーション近くの フェリー会社の事務所でフェリーと Rosaveal までのバスの予約をしました. この事務所,物凄く小さな冴えない事務所で,本当に大丈夫? って所でしたが, とりあえず一番メジャーな会社のようです.

クラダリングのレリー
フ

この後,街をじかんまでブラブラすることに.妻が“歩き方”に載ってい たクラダリングのレリーフが見たい,というので,ここをしばらく探しました. 目的の聖ニコラス教会はすぐ見つかったのですが,一周ぐるりと廻っても見つ かりません.と思っていたら,教会の裏側の何か取り壊しか,内装工事をやっ ていた店の現場のすぐ横に,ポツリと寂しそうに立っていました.それもその 前には,店の内装の壊した後の廃材を入れる大きなゴミ箱があって,店の窓か ら色々飛んでくる度にホコリが舞い上がるという….ガイドブックで想像して いたのとは全然違う落差を感じつつ,その前でホコリの舞い上がる合間を縫っ て記念撮影.いや〜,全然冴えないところでした.(^_^;)


ゴールウェイ大聖
堂

この後は,ゴールウェイ大寺院へ向かいました.本当に大きな所で,中を 見学していたら,なんとミサらしき行事が始まってしまいました.みなさん, 真剣にお祈りしているので,出ていくわけにもいかず,回りの人を見ながらマ ネをして祈っているフリをしていました.でも,良くみると,他にも回りをキョ ロキョロみている人がいたので,“ああ,他にも旅行者がいるな”と思い,ちょっ と安心.(^_^;)

その後,バス停に行くと,それらしいボロいバスが止まっていたので,そ れに乗り込んで,Rossaveal へ.遠足らしき子供がたくさんいて,結構満員で した.乗れない人がいたらどうするのだろう?


pin Alan (Inishmore Island) / アラン (イニシュモア) 島

イニシュモア島

フェリーが島につくと,お約束ですが,ミニバスと馬車のお誘い攻勢がやっ てきます.この時期は特にオフシーズンなので,向うも必死.シーズンだった ら,向うもだいぶ態度がでかいそうだけど,この時期はまだこちらが優位です ね.まあ,個人的には自転車で健康的に廻るのが一番だと思いますけど.

といいつつも,今回はミニバスで廻ることを決めていたのでした.単に同 行の人の都合ですけど.でも,まあたくさん寄ってくるのはうっとおしいので, 先に宿に行くことにしました.その後,外に出ると余ったミニバスが一台.こ のミニバス,残りものの癖に態度がでかかったです.“シーズンだったらこの バスにたくさん乗せる所を 3 人だから£ 20 だせ”と言うのです.ガイドで は一人£ 5 と書いてあるのに.“そんなのこっちには関係ない.£15以上は 出せない.”と粘ると,向うも折れました.でも,ガイドをだいぶ飛ばされた り,途中で同乗客を拾われたり (急いだのはその客の舟の時間があったから), と手を抜かれましたけど.やっぱり自転車がいいですね.明朗会計だし,次の 日まで使うのは自由なので,夜めしを食いに行く時とか,ふらっと外に出たく なった時とか,次の日の朝とかにも使えますから.


まあ,この島へ来た一番の目的である,ドゥーンエンガスは見ることが出 来たので,文句はありません.それほどの感動を与える場所ですね.やっぱり 来る価値はありますよ.なんか独特の感覚に圧倒されるような気がします.

この近くでアイルランドメーリングリストでアラン島を訪れていた人とちょっ と会ったりして,楽しい一時も過ごせました.

シャムロック

夜はメーリングリストの人のうち,宿泊の人と一緒に食事をしたあとにパ ブへ.ここで,なんか博物館にろう人形のモデルになりそうなありそうな,古 めかしいおじいさんがいて,結構話かけられました.元船乗りで,結構海外のこ とも知っているようでしたね.ここで飲むギネスは泡にシャムロックを書いて くれましたね.観光客相手なんでしょうね.奥もあって,そちらは地元の人が 集まる場所のようでしたけど.


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Last modified: Sun Mar 12 00:48:39 JST 2000