|
かつて、カール・ベームという、人気指揮者がいました。彼が指揮をしたウィーン・フィルのコンサートでは、オケのメンバーが退場しても、彼だけが何度も拍手を受けにステージに登場するというスーパースターぶりを披露したのです。さいわいなことに、彼はそれが日本人の敬老心の現れだと気づくことは、決してありませんでした。(jurassic)
おせっかいな解説 朝比奈隆とか、ギュンター・ヴァントとか とにかく日本人はご高齢の「巨匠」が大好き。 その音楽がいかにつまらなくとも、 無条件に崇めたてることが美徳だと考えているのでしょう。 |
|