IS関数の一つ、ISERROR関数は、対象セルが任意のエラー値 (#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME? または #NULL! のいずれか) であるときにTRUEを返します。
このISERROR関数による条件式を使えば、エラーを視認できない白色で表示できるようになります。白色で表示すると、画面で非表示になるとともに、一般的なプリンタでは印刷されることもありません 。
Excel 2013/2010/2007の場合 | Excel 2003/2002の場合
作例では、「品名」と「卸値」、「入り数」には、「コード」を参照するVLOOKUP関数式が設定されています。そのため、「コード」に何も入力されていないときに、エラーが表示されてしまいます。
ちなみに、H26セルの合計金額が、エラー値を含むセル範囲を合計しながら正しく表示されているのは、次のようなSUMIF関数式を使っているからです。
=SUMIF(G16:G25,">0",H16:H25)
条件によって評価するセル範囲として「箱数」を指定することで、「箱数」が0のときの「金額」を合計しないようにしてあります。
作例ではエラー値の表示されない「箱数」も含めて、大きくセル範囲を選択しています。
セル範囲を選択しているときには、その左上隅のセルが、条件付き書式の基準となります。
セルを選択しているときには、白色で表示されるエラー値は反転表示されます。セルが選択されていなければ、白色なので、視認できず、非表示の状態となります。
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