エクセル実践塾 > 特集「条件付き書式」

カラースケールを使う

 

通常のワークシートではセル範囲を選択してから、ピボットテーブルレポートでは値フィールドの一つを選択してから、カラースケールを適用します

カラースケールは、データの分布などを理解しやすくする、視覚的な条件付き書式です。2色スケールでは2色のグラデーションで、3色スケールでは3色のグラデーションで、セルの値を比較しやすくします。

通常のワークシートでは、セル範囲を選択してから、カラースケールを適用します。

カラースケールは、ピボットテーブルレポートにも適用できます。その場合には、以下の手順のように、値フィールドの一つを選択してから、「その他のルール」で必要な設定を行います。

※カラースケールは、Excel 2007から新たに用意された条件付き書式です。旧バージョンのExcelにはありません。

Excel 2013/2010/2007

 

@「ホーム」タブをクリックして、値フィールドの一つを選択します

A「条件付き書式」のメニューから「カラースケール」→「その他のルール」を選びます

B「ルールの適用対象」からカラースケールを適用する値フィールドの種類を選び、「書式スタイル」を指定して、「OK」ボタンをクリックします

必要に応じて色などを調整します。

 

C指定した種類の値フィールドにカラースケールが適用されます

この作例の場合には、日々の売上を集計した値フィールドを「ルールの適用対象」として選んだので、その種類のセルにだけカラースケールが適用されています。

 

D値フィールドの折りたたみの状態に応じて、カラースケールが適用し直されます

ピボットテーブルレポートの値フィールドへのカラースケール適用は、展開中のデータがその対象となります。折りたたみの状態に応じて、カラースケールが適用し直されます。

下の例では、すべてのデータを展開している状態から、2月以外の他の月を折りたたんだ状態に変えています。それに伴って、カラースケールが適用し直され、その濃度や色が変わっているのを確認できます。

 

 

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