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ウィキペディアの都道府県データをExcelで使いたい

 

コピー&貼付けしてから「区切り位置」を使います

ウィキペディアなどのWebページのデータは、たいていコピー&貼付けして使うことができます (著作権の許す範囲内に限られます)。

それが表の形になっているデータの場合には、その表全体をコピー&貼付けしてから、 「データ」タブの「区切り位置」などを使って、 使いやすいセル単位のデータに加工します。


Excel 2016/2013

 

@必要なデータを含む表全体を選択し、それを右クリックして「コピー」します

AExcelに切り替えて、「ホーム」タブの「貼り付け」→「貼り付け先の書式に合わせる」で シートに貼り付けます

Bセル単位に分割したいデータを選択して、「データ」タブの「区切り位置」を実行します

作例では、都道府県名が地方ごとに一つのセルデータとして貼り付けられています。

そのままでは使いにくいので、「データ」タブの「区切り位置」を使ってセル単位に分けます。

C「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選んで、 「次へ」をクリックします

作例では、都道府県名がスペースで不定長に区切られていることから、 「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選びます。

※関東や近畿に含まれる、神奈川県や和歌山県が4文字であり、中部の都道府県名と揃っていないので、 「固定長フィールドのデータ」として扱うことができません。

D「区切り文字」を「スペース」にして、「OK」をクリックします

「データのプレビュー」で、都道府県名が正しく区切られることを確認できます。

E「完了」をクリックします

「表示先」のセル番地を基点にして、分割されたデータがセル単位で貼り付けられます。

作例の場合には、表の右側の空セルに分割されたデータが貼り付けられることになります。

他のセルに分割データを貼り付けたいときには、「表示位置」欄内をクリックして、 貼り付け先の基点セルを指定し直します。

F「区切り位置」は、不要なスペースの削除にも使えます

G「区切り位置指定ウィザード-3/3」で、不要なスペースの列を選んで「削除する」にします

●ウィキペディアの都道府県表をExcelに取り込む手順を動画にしたものです