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絶対指定を使っている条件式による条件付き書式は、コピー後に絶対指定のセル範囲を指定し直す必要があります「ホーム」タブに「ハケ」アイコンで表示されている「書式のコピー/貼り付け」を使うと、設定済みの条件付き書式をコピーして使うことができます。 ただし、絶対指定の含まれる条件式で条件付き書式が設定してある場合は、そのセル範囲が固定されているので、 それを指定し直さなければ、正しく条件付き書式が機能しません。 たとえば、RANK関数を使った「1位のチームの成績を自動的に強調」するような条件付き書式の場合には、 RANK関数でセル範囲を絶対指定しているので、コピー先でもそれを参照してしまいます。 そのセル範囲を指定し直さないと、コピーした条件付き書式は正しく働きません。 |
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Excel 2016/2013 |
@作例の表には、RANK関数を使った条件付き書式が設定してあります
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A「ホーム」タブの「書式のコピー/貼り付け」を使って、この条件付き書式はコピーできますが、条件式に絶対指定が含まれているので正しく機能しません
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Bコピー先のセル範囲が選択されている状態で、「条件付き書式」の「ルールの管理」を実行します
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C「ルールの編集」をクリックします
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D数式欄で、絶対指定されているセル範囲を選択します
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E正しいセル範囲をドラッグで選択し直します条件式のセル範囲が修正されます。 「OK」をクリックして、「条件付き書式ルールの管理」ダイアログボックスに戻ります。 | |
F「適用」をクリックすると、条件付き書式が正しく適用されるようになったことを確認できます。
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