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構成比率を表示した積み上げ棒グラフにしたい

 

ピボットテーブルで構成比率を計算すれば、ピボットグラフの積み上げ棒グラフでそれを表示できます

グラフに表示できる値は、基本的にその元表に表示されているものです。

ですから、構成比率を表示するには、それを求めておく必要があります。

ピボットテーブルを使うと、その構成比率を数式なしに求められ、そこからピボットグラフとして積み上げ棒グラフを作成できます。

Excel 2016/2013

 

@グラフにするデータの範囲を選択してから、「挿入」タブの「ピボットテーブル」をクリックします

A「OK」をクリックして、ピボットテーブル用の新規ワークシートを追加します

 

B構成比率を求めるデータのある項目列名をクリックして、それらすべてにチェックマークを付けていきます

すると、「値」ボックスにそれらが追加されます。

Cピボットグラフでは縦軸と横軸を入れ替えながらグラフを作成することができないので、項目軸側に表示したい方を「行」ボックスに配置します

作例では、時系列での比率の変化を見る積み上げ棒グラフにするので、その項目群をまとめてある「Σ値」を「行」ボックスに移動しています。

「店舗」名を項目軸側に表示したければ、「Σ値」を「列」ボックスに残したまま、「店舗」フィールドを「行」に配置します。

D「店舗」フィールドを「列」ボックスにドラッグします

E集計値の一つを右クリックして、「計算の種類」を「行集系に対する比率」に変えます

店舗名を項目軸(「行」ボックス)に持って行った場合には、「列集計に対する比率」を選びます。

F同様にして、他の行の集計値の「計算の種類」を変えます

G集計項目名を数式バーで変えます

集計項目名は、元の項目列名とまったく同じにはできません。そこで、作例では、半角スペースを挟んで、元の項目列名とは少しだけ違う集計項目名にしています。

H「分析」タブの「ピボットグラフ」をクリックします

ピボットグラフを作るときには、あらかじめデータ範囲を選択する必要はありません。その代わり、一部のデータだけをグラフ化することもできません。

I「すべてのグラフ」タブから「縦棒」→「100%積み上げ縦棒」グラフを選びます

ピボットグラフでは、縦軸と横軸のどちらを項目軸にするのかは選べません。表の縦軸になっている側が、グラフの項目軸側になります。

J「デザイン」タブの「グラフスタイル」で、項目比率を表示するものを選びます

Kピボットグラフ独特の「値フィールドボタン」は、「分析」タブの「フィールドボタン」で表示の有無を選べます

L構成比率を表示した積み上げ縦棒グラフのできあがりです

 

デル株式会社

 

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