2010年1月18日 18:00開演
『 新春 滝沢革命

於 帝国劇場


間違って新橋演舞場に行ってしまいつつも
(「滝沢演舞城」のイメージが強かったのよ…!)
タクシーで乗り付け無事間に合った帝国劇場。
帝劇は、亀梨くんの『DREAM BOYS』
滝沢くんは『DREAM BOY』以来です。

冒頭「女と男のLOVEと書いて、革命と読む…」と
タッキーが語り始めたときには
「読まねーよ!」と心の中でツッコミましたが、
その後、映像に現れた「女」「男」「LOVE」という文字が
象形文字のように動いて「革命」という熟語を成したときには
驚きました。さすがジャニーさん! 超無理やり!(爆)

そんなわけで、いつものジャニ系舞台の通り
すべてが超無理やりな中に詰め込まれています☆
いいんだよね、それで。
だって、エンタテインメントだから。

1幕が終わったとき、
連れてきてくれた会社の後輩Kさんに言いました。
「さっぱり話が分からない!」(爆)
「けど、超楽しい!」

いちおう、あらすじらしきものはございました。
さまざまな物語のもとを作ったと言われる紀伊の国、
その森には、その勢力を恐れて時の帝から海を奪われた
ヒデアキ(滝沢秀明)の一族がいる。
彼らは、森の中で船を造りいつの日か海に戻る決意を固めていた。
ある日、長老(錦織一清)の娘であるヒメ(青木ななこ)が
何者かにさらわれたことを受け、
船を繰り出すヒデアキ。
ヒメを追う海で、海の民に追われる鯨を助けたことから、
竜宮城へと誘われる。
そこで最後にもらった玉手箱。
ヒメをさらったのは一族の仲間であるタイスケ(藤ヶ谷太輔)だと知り、
またそれを指示していたのは長老であると知ったヒデアキは、
彼らとの激しい戦いで傷ついたあと、
「青春の小箱」と呼ばれたそれを開けてしまう。
…と、時空を超えて、
ヒデアキはニュートンが世界の滅亡を予言する2060年に辿り着き…!

うーん、私、うまいなあ(爆)。
それらしく見えるじゃないですか?
えーとえーと、でもショーの繰り広げられる繋がりとして
上記のストーリーが接着剤の役目を果たしている、と考えた方が
正しいでしょう。
ニッキさんだったり、小さな男の子(Kさんによると、
田島将吾クン…だった、はず…
パンフを見ながら教えてくれたけど、もう忘れた…)だったりが
狂言回し的な役割を縁じながら、
一場面一場面、
ダンスだったりアクロバットだったりジャグリングだったり、
いっそ二人語りだったり、
目もくらむようなエンタテインメントを繰り広げてました☆

キャストについて、語ってみようかな。
語れるかどうかは、分からないけど…。

■ヒデアキ:滝沢秀明
滝サマ(とKさんは読んでいた…!)は今年28歳だそうですよ。
すごいねえ。その身体能力。
いやもちろん、その華だったりも素晴らしいけど、
スタントもつけずに(当たり前か)
劇場を狭しと大げさでなく飛び回り、
息も切らさずに踊り周り。
歌はもちろん口パクだけど、そんなのぜんぜん必要ないよね。
Kさんによると、
1ヶ月公演をやっているうちにどんどん筋肉がついてきてしまうので、
最初のウチはぶかぶかにお洋服を作っておくらしいですよ。
でもそれが公演が終わる頃にはきつくなるんだって。
某劇団のトップさんは激務にやせていくのが常だけど、
逆、なんだね。すごいね。

あ、もうひとつすごいこと。
この子はどうしてこんなに「わたし」という一人称が似合うんだろう!
「ぼく」でも「おれ」でもなく。

■長老:錦織一清
「お正月から、こんな舞台にも立たせていただけて、
すべて滝沢くんのおかげです」に笑いました…が、
なんだかしみじみもしてしまいました。
ときどきジャニーズってこういうことさせるよね。
ニッキさんのアドリブかもしれませんが。
ていうか、ニッキの台詞は
ときどきどこからがアドリブなのか分からない(笑)。
複数回来いってこと?(爆)

■北山宏光
今回のワタシ的掘り出しもの☆(ものとか言ってスミマセン)
ダンスがとても綺麗で目についた!
だいたいいつも滝沢くんの隣で踊ってて、
Kさんにこの子は誰? と確認。
Kis-My-Ft2の北山くんだそうな。
てか「Kis-My-Ft2」の読み方すら知らなかったジャニーズOGとしては
みんな同じ顔に見える中で(爆)、
渠のダンスはとても良かったです(*^ ^*)。
…は、いかんいかん、ココロの隙間を埋めようと…!(爆)

■河合郁人
ちなみにKさんの応援している(担当って言うんだよね…)のが
彼だそうです。
A.B.C-Zのメンバーだそうな。
でも「Acrobat Boys Club」の略とは聞いたけど、
最後の「Z」については聞かなかったな。
やっぱりあれかな、「ドラゴンボールZ」みたいなものかな。

正直言うとパンフレットと舞台と髪型が違ったので
1幕では実はよく分からなかった…ごめん…。
でも幕間に舞台写真を見て教えられてからは分かったよ!
(超初心者な感想)

…そしてもう他の子はよく分からない(^ ^;;。
あ、藤ヶ谷太輔くんは悪役(?)だったから目立ってたね☆
そして姫役の青木ななこちゃんは
ヤングナラだそうだけど、
もしかしたらジャニ舞台用にわざとなのかもだけど、
あんまりお芝居がげふんげふん…。

でもとにかくキラキラゴージャスな舞台で、
しかも1公演あたり7トンの水を使っての豪快な演出で、
まるで(行ったことないけど)ラスベガスのショーを観ているかのような、
しかもそれを可愛子ちゃんたちが一生懸命踊っているかのような、
夢の3時間でした☆

あ、音楽も「滝沢革命」というくらいなので
ショパンの「革命」をモチーフにした音楽が多用されていて、
ふと昨年12月のことを思い出したりもしながら、
楽しく観劇しましたです。
…個人的に一番熱が上がったのは「仮面舞踏会」でしたが(爆)。

ジャニーズファンOGだなーと再認識しつつも、
でもとっても楽しかった☆
またチケットが余ったら誘ってくださいねー、Kさん!

fin