とあるお付き合いにより観に行ってきました。
最遊記歌劇伝。しかも第二弾。
えへ、実は原作読んでない、とは言えませんでした…(爆)。
いや、ずっと以前から
すごく人気のある作品だということは知っていたのだけどね、
なぜか手に取る機会がなかったのですよ。
アニメも観てないし。
そんな作品ってあるよね。
私が「ガラスの仮面」を大学生になってから読んだように。
でも!
でも面白かった! 十二分に!!
原作読んでない、しかも第二弾、キャストもほぼ知らない、と
三重苦だったにもかかわらず!!!
東京はもう公演が終わった(私の観たのは前楽だった)こともあるので、
以下、簡単なあらすじ。
人間と妖怪が共存する世界。
玄奘三蔵(鈴木拡樹。男だよ。夏○雅子じゃないよ)と
孫悟空(椎名鯛造。オッス! オラ悟空じゃないよ)と
沙悟浄(丸山敦史。以下略)、猪八戒(載寧龍二。以下略)は
牛魔王の蘇生を阻止するために西に向かってます。
なんで西なのかは、西遊記だからだと思われます(適当)。
その途中で出会ったり見守られていたりする
いろんな人々や妖怪とのエピソードがあって(そんなバッサリ?)、
また西に向かいます。
(てか、話終わってなかった!)
…こう書くとなんだか中途半端に思えますが(^ ^;;、
何しろテンポが良くてアクロバティックで、
ギャグとかも本当に今どきのギャグ(…)で、
男の子しか出てなくて(観世音菩薩はホントは女性キャラなの?)、
ヅカファンの私的には『太王四神記』さえ思い起こさせる大スペクタクルで、
人物相関図とかも分からないなりに分かって、
ちゃんと萌えもあって、
いや、原作の力と脚本・演出の力を感じました。
そしてもちろん、それをしっかり形に表す俳優さんたちの力も。
基本的に歌える人に歌わせ、
動ける人(アンサンブル含む)に動かさせ、
ときどきどうしても主役くんは歌わなくちゃならなくて
ドキドキしたけど(^ ^;;、
それにしたって全体的にレベルが高かった。
とくに?健一役の唐橋充さん、
いわゆるマッドサイエンティストな役だったけど、
力の抜け具合と会話に挟み込むツッコミの間などが
ホント上手かった。
ものすごく舞台を締めてたと思う。
思わずうさぎのぬいぐるみ(3,500円也)がほしくなっちゃったもん。
売り切れてて、ああ良かった(笑)。
ファンタジーっぽいカツラやコスプレも、
本当に時代も世界も異なるファンタジーだからか
まったく違和感なく。
悟浄の前髪を指して「ゴキブリ!」と憎まれ口を叩く
悟空も愛らしかったデス☆
ていうか、こういった感じの軽口がとても最近の作品っぽいよね。
…今さら感は漂いますが
これから5月のエリザまで時間もあるし、
原作読んじゃおっかなあ。
fin
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