2008年7月30日 19:00開演
『 学園ヘヴン 』ミュージカル
〜ベルリバティ☆プリンス〜
於 築地ブディストホール


えーと、ひょんなことから
このBLゲーム発ミュージカルを観に行くことになりました。
ブディストホールってあれだよね、
オギー(荻田浩一)が時々宝塚を離れて
前衛的な舞台をやってたりするところだよね。

こういう、キャラクターミュージカル? は
今まで一度も行ったことがなく、
微妙にテニミュとか気になりながらもそのまま放置していたのですが、
それよりきっと数倍(数十倍?)規模の小さいであろうそれに行き、
世の女の子たちやおねーさんたちがハマる理由が
こっそり分かった気がしました(爆)。

ていうか、みんな(キャスト)ね、キラキラしてるの。キラッキラなの。
正直演技や歌は上手くないさ。
宝塚の新公よりもうぜんぜん素人っぽさ丸出しさ。
(てか、脚本や演出のせいもあるかもね。
語弊を恐れずに言えば、お金をかけた高校の文化祭のようだった…(爆))
でも、それさえも魅力に変えられる力が、うん、ありましたよ。
ジャニーズと一緒だよね(ジャニの皆さんのほうが
やっぱりレッスンしてるだけあって、それでも上手いくらいだけど)。
少年たち(一応ね(笑))のあやうさだとか頑張ってる姿だとか、
そういうものにずっきゅん来ちゃうわけですね。
ああ、いっそ歌って明るいスタジオライフかも(爆)。

私の観た回は千秋楽ということもあって
客席も大盛り上がり。
どこぞのコンサートのような歓声や手拍子などもあり、
やっぱりファンは頑張って毎日来てたりしたのでしょうか☆

舞台上も千秋楽らしいお遊びもあったみたい(客席の反応によると)。
全般的に笑える要素も十分で、
私も声を上げて笑ったりしました(*^ ^*)。

そしてラストの歌のときに
啓太役の苅羽悠くんが(たぶん)歌詞を変えて
「学園ヘヴンに来られて ミュージカルに参加できて 良かった」的な
ことを歌ったとたん、
なんかね、会場全体の空気が変わったの。
千秋楽の、お別れモードに入ったというか。
啓太クンや滝クン(川久保雄基)が泣くのを堪えるような表情になり、
というか、目尻が赤くなって一生懸命堪えて、
周りのみんなも感極まった感じで。
啓太クンってば、その後のソロも声を振り絞るように歌って、
…ね? きゅーんとなっちゃうでしょ?

千秋楽ということでご挨拶もありました。
遠藤和希役の西興一朗くんが組長(?)として仕切っていたのですが、
なんと彼は30歳なのだそうですね!
スゴイ!
ご自分で「こんなアイドルみたいなコトをさせてもらえて…
もう一生こんなことはないと思います」とおっしゃってたのに対し、
でもファンから「まだまだ〜」みたいに言われてたのが面白かった。

そのほかの皆さんも、
「学ヘヴ、さいこーーーー!」とか、
「この作品に、この仲間に会えて嬉しかった」とか、
本当に真摯にこの作品に取り組んできたことが分かるコメントで。
それがキラキラさに繋がってるんだろうなあと思いながら
観ておりました(*^ ^*)。

いいね、青春だね。
なんだかとても心が洗われましたデス☆

※作品のあらすじが載っていないことについては言及しないでクダサイ。
知りたい方はゲームをやってみるといいかも…?(爆)

fin