かねがねお酒を傾けながら世界に入り込んで聴きたいと思っていた
シビさん(矢代鴻)の、宝塚卒業後初のサロンコンサート。
さすがに「お酒を傾けながら」はできませんでしたが、
気安い仲間たちと
美味しいお食事(思っていたより美味しかった(爆))と
美味しいお酒を堪能した後で、
さらに素敵なシビさんの歌に聴き入る…。
なんと贅沢な時間。
そんな素晴らしい時間を、第一ホテルのレストランという
こぢんまりとしたさらにレア度の高い濃縮した空間のなかで
楽しませていただきました(*T_T*)。
瀬奈じゅんさん、大和悠河さんから胡蝶蘭も入っていましたが、
嘉月絵理ちゃんも聴きにいらしてました。
すっかりお姉さんになって…(*>_<*)。
プログラムがないため、
よく知っている曲以外はここに書き留めることができないのが無念ですが、
宝塚時代の曲から、ジャズ、そしてシャンソン、と、
シビさんのシビさんたる音楽の流れを全身で感じることができました。
とくに、やっぱり宝塚の曲のときには、
思わず涙ぐんでしまいましたね。
3曲歌ってくれた曲目は、
「ブエノスアイレスの風」「A-"R"ex」の中の曲ともう一曲(スミマセン)。
シビさんの退団公演でもあるからか「A-"R"ex」を選んでくれたのは
瀬奈ファンとして嬉しかったりもするのですが、
なにより「♪Viento de
Buenos Aires」と歌い始められたときには…。
私がこの作品を観たのは日本青年館だったのですが、
そのとき樹里(咲穂)ちゃんの役を
それこそ絵理ちゃんが演っていたこととか、
リカちゃん(紫吹淳)が「…友達が…死んだんだ…」と告げる
一番いいシーンで
どこかのSMAPファンの携帯の着メロ(夜空ノムコウ)が流れ始めて
めっちゃ腹が立ったことなど(爆)を思い出しました。
でも、シビさんも「A-"R"ex」千秋楽でのご挨拶
(何も考えないまま、ただ「竜宮城」のことを言いたいけれど
若い人たちが竜宮城を知らなかったら困るから
知っているかと青年館の楽屋係さんに聞いたくらいで
しゃべりはじめたらしい(笑))
を聞いた先生から
「シビは漫談もできるのか」と言われたとおっしゃるくらい、
本当におしゃべりもものすごく楽しかったです☆
喉を潤すために
「こんなのを持ってきました」と嬉しそうに
ストローのささったペットボトルを自慢するシビさん。
なんとそのストロー、
キラキラのたくさんついたストローキャップは
あさこちゃんからもらったものだそうな(*^ ^*)。
「A-"R"ex」のドラマシティで、
それまであまり早変わりなど必要なかったシビさんに対して
きりやんが「これが便利」と作ってくれたそうなのだけど、
それは、ただペットボトルのキャップにストローがささったものだけで、
キラキラはなかったらしく(笑)、
東京公演で、今度はあさこちゃんがキラキラをつけたものを
作ってきてくれたんだって。
「瀬奈チャンからもらった」と嬉しそうなシビさんが
とても愛らしかったですわ(*^ ^*)。
あとねえ、やっぱり圧巻だったのが、
専科のエンカレッジでも歌われた「想い出のサントロペ」。
このストーリー性のある曲を、
一気に世界に引き込んで物語を語ってしまう…すごい。
しかもその、ちょっと怖い感じの終わり方を、
怖いくらいの声音で歌っておきながら、
歌い終わるとすぐ「怖いですね〜(笑)」。
いや、アナタが歌ったんですけど(笑)。
でも本当に、シビさんご本人もおっしゃっていたけど、
シャンソンって、一曲の中に物語があって、それが面白いって。
そうなんだね。
最後に、これもエンカレッジで歌われた「All of me」 を
歌ってくれたんだけど、
その前に「次で最後の曲」と言われたときには、
一瞬「シャンソンコーナーの最後の曲か」と思ったくらい、
あっという間の1時間でございました。
素敵な時間はどうして短いんでしょうね。
終演後はお見送りもしてくれて。
12月25日に第一ホテルシーフォートで
ディナーショーをすることになったと素晴らしいお知らせを頂いたので、
「楽しみにしています!」と言ったら
「口だけじゃないね?」と返されたので(笑)、
両手で握手させていただいたまま
「もちろんです! チケットはどうやったら買えますか」と
伺っておきました(*^ ^*)。
今年のクリスマスは、シビさんの歌に酔いしれましょう…(*^ ^*)。
fin
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