全国ツアーなんだそうです。
前回はタケミツメモリアルを満場にした彼女らが、
どうしてこんな小さい(450席)場所でやるのかと思ったら。
もしかしてマイクもエコーも使わずにすむ場所でやりたいのかな〜なんて
自分に都合良く考えたりもしていましたがそんなことはなく(^ ^;;、
全国ツアーの一公演としてのこの場所だったようです。
いつものようにマイクを使い、ほどよいエコーもかけ、
そしてTVなのかDVDでも作るのか、カメラまでが回ってました。
5枚目のCDも作った彼女たち、アンサンブル・プラネタ。
最近ではドラマやCMにも使われている彼女たちの音楽に、
でも小さいホールだったからこそ、
ほど近い距離で浸ることができました(*^ ^*)。
本当に、あんなに近い距離で彼女たちの音楽を聴いたのは初めて。
何が違うって、歌っている表情が見えるのです(*^ ^*)。
さすがにこういうコンサートでオペラグラスは使えないため(笑)、
今まで遠巻きにしか眺めたことがなかった彼女たち。
今回は青緑を基調にしたお衣装に身を包み、
小綺麗にお化粧して、――ああ美人揃い☆
よくプラネタの紹介文に「オーディションで選ばれた5人」とありますが 、
もしかしてそれって顔で選んだのではないかと思うくらい(笑)。
それぞれタイプの異なる美人さんたちでした。
そして歌っている表情がまたいいの。
とくにソプラノの高橋美千子さん(*>_<*)。
キュートな表情と会場に配る目線、そして少年のような透明な歌声に、
はっきりいって彼女から目が離せませんでした。
伊藤美佐子さん、紺野美佐子に名前だけでなくお顔も似てる…などと
思いながら聴いていたのですが(笑)、
彼女の声はどちらかというと少女のような声。
もそっと大人な声のソプラノが戸丸華江さんでしょうか。
池城淑子さんはメゾな雰囲気も。
そして背の高い大人のアルト・村田悦子さん。
うーん、本当に目指したい声でした(*T-T*)。
プログラムは新しく出した5枚目のCDを中心に、
クラシックの名曲やヨーロッパの民謡をアレンジして。
何がいいってこのアレンジなんですよね。
本当に楽譜出してくれないかなあ。
実はものすごい難しそうだけど歌ってみたいなあ(*^ ^*)。
女の子5人で遊んでみたい。
ああいっそ、耳コピしちゃおうか、というくらい。
とくによかったのは、
最初のコンサートでも聴いたスカルラッティの「すみれ」、
ベートーヴェンの「悲愴」第二楽章に歌詞をつけた「風をぬけて」、
それからやっぱりラストのシューベルト「アヴェ・マリア」でしょうか。
「アヴェ・マリア」
…メロディのほとんどを高橋さんが歌っていらしたのですが、
それまで本当に少年みたいな声だったのに、
この曲だけはまるで修道女のような敬虔な女性の歌声だったのです。
手を前で組みながら歌い上げる姿に、
心が洗われるようでした(*T-T*)。
ステージの前後、
ちょっとだけ商業主義の姿が前面に見え始めてきたのだけが難でしたが、
でも歌声の透明さは、きっと変わらずにいるのだろうと思います。
次回も楽しみに待ってます。
fin
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