もとはオフ・ブロードウェイの作品なんだそうな。
しかもイーサン・ホーク主演で映画も作られてるんだそうな。
――どう見たって、当て書きじゃん!!(爆)
こんなストーリー。
若手映画監督のジョン(赤坂晃)は
自分の作品を出品する映画祭を明日に控え、
遠方よりやってきた高校時代の親友・ヴィンセント(佐藤アツヒロ)の
泊まるモーテルを訪れた。
久しぶりに会う友人同士、懐かしさに乾杯する。
だがビールとマリファナとでハイになっているヴィンセントは、
高校時代、彼が付き合っていた女の子・エイミー(小池栄子)と
ジョンとの間にあったことを聞き出そうと彼を追いつめていった。
しかも思わず告白させられてしまった内容は、
テープに録音されていて…!?
10年前の彼らに対して思ってた、
そして今の彼らに対して思っている、
どうのこうの言って真面目な(そして天然パーマな)晃のイメージと、
ちょっとキレちゃってるような(ゴメンナサイ(笑))
あっくんのイメージ、
そして二人の関係性とが舞台上に克明に表されていました(*>_<*)。
これが当て書きじゃないなんて!
誰がこの役を二人に割り振ってくれたんでしょう!
本当にありがとう!
この企画をしてくれた(たぶん)松野プロデューサーinフジテレビ!!
お芝居自体、とても濃密なものでした(*^ ^*)。
小さな円形劇場で、登場人物も3人だけで、
舞台もヤオヤになったモーテルの一室のみの密室劇で。
1幕90分が
息をつかせぬまま(でもお腹が鳴るのは止められなかった(^ ^;;)
過ぎ去りました。
翻訳劇っぽく、
「これ普通日本人しないから」というような台詞やハグなどもあったけど、
二人ともお顔濃いから大丈夫☆
冒頭、高校時代に記念撮影したという設定のビデオが流れ始めたときには、
あっくんの愛らしさにやられ
思わず口許に手を持っていってしまったけど(笑)。
可愛いあっくんのお着替えシーンは
かなりオペラで見たくなるのを必死で止めたけど(笑)。
ベッドの上をぴょんぴょん狂ったように飛び跳ねる姿に
思わず「可愛いぜちくしょー! お前何歳だー!!」と
オペラグラスを投げつけたくなったけど(笑)。
でもでも、とくに後半はすっかりお芝居にはまりこんでました〜(*^ ^*)。
本当にねえ、今のA2だからこそのお芝居ですよね。
そのストーリーだけでなく、
テープを取り返そうと追いかけっこしたり
ベッドに押し倒したりしている二人の姿に萌えていたのは、
ええ、私たちだけではなかったはずです(爆)。
あ、もう一人の役者さんのことを忘れてました(^ ^;;。
楽屋で待つこと60分! 小池栄子ちゃんです。
高校卒業後、地方検事補となっているエイミーを演じた彼女、
…結局一番強いのは女なのだということを
はっきりと見せてくれました(*^ ^*)。
いやあ、お顔くっきりだなあ、お胸ホントに大きいなあ、というのが、
ゴメンね、第一印象なんですが、
でもその滑舌の良さ、きりりとしたキャリアウーマンらしさが
素敵でしたわ☆
どうのこうの言って、
ジャニーズ系のお芝居に外れってない気がする…。
やっぱり外(笑)の演出家を使ってるからでしょうか…。
グローブ座は初めて行ったのですが、
小劇場らしいほどよい緊張感のある空間と柔らかな椅子がよかったです。
でも、私たち以外のお客さんが
みんな「コンサート事務局」のチケットを持っていて、
ぴあチケットでゴメンナサイという気分になりました(笑)。
fin
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