2003年9月30日 18:30上演
劇団四季『マンマ・ミーア!

於 電通四季劇場・海

   
気づいたら、このHPができてから劇団四季を観るのって初めてだったのね。
そうでしたか。そんなに時間たってましたか。
この前見たのはそういえば『ソング&ダンス』でしたものね。
しかもその前はなぜか大阪で観た『ライオンキング』。
(たかちゃん(和央ようか)宙組トップお披露目のために
ムラに行ったときでしたよ。懐かしい)

なぜそんなに観ないか。
簡単です、大好きではないからですよ
(爆・鬼っ子様風に←まだ引きずってます、『野風の笛』)。
ファンの皆さまゴメンナサイm(_ _)m。

でも誘われれば行きたいくらいの興味はございます(*^ ^*)。
現に今日、とても楽しみました☆
ところどころ他の人とは違った楽しみ方をしてたかもしれませんが。

ストーリー。
ギリシャのある島で一人ホテルを営むドナ(保坂知寿)の娘
ソフィ(吉沢梨絵)の結婚式が明くる日に迫ったところに、
三人の男が現れた。
ソフィが結婚式のために呼んだのだ。
そのうちの「誰か」が、自分の父親であると知って。
父親を知ることで、自分が誰かを知りたいと考え、
父親にバージンロードのエスコートをしてほしがるソフィ。
三人の男たちを見て自分の過去を思い出し、うろたえるドナ。
男たちも、もしかしたらソフィが自分の娘かもしれないと思いはじめる。
結局、結婚式のエスコートは誰が…!?

母娘の絆と生き方の物語を、全編ABBAの音楽が包んでます。
ドナがソフィにウェディングドレスを着せながら歌うシーンでは、
涙を堪えるため上を向かざるをえませんでした(*T-T*)。
(自分の身に置き換えられないのが、
お母さんゴメンナサイって感じですが(笑←笑ってる場合じゃない?))

やっぱり素晴らしかったのはねえ、保坂知寿さん(*^ ^*)。
ちょっと樹里(咲穂)ちゃん似
(ていうか、樹里ちゃんが保坂さんに似てるのか)で凛々しくて。
彼女が眉を寄せたときの眉間のしわも、そうとうに素敵でした☆

あと、個人的な知り合いがアンサンブルとして出ていたので、
気づくと探していた、中村ひろみちゃん。
普段、私がお会いするときには大人しげなお嬢さんなのに、
顔をくしゃくしゃにして笑ったり怒ったり、
身体いっぱいに表現していて、ちょっとびっくり&嬉しかった☆
私が観に行った今日は、ちょっと黒目のロングカーリー、
最後のシーンだけ、短いポニーテールにしてる女の子役でした。
皆さま、四季を観に行かれたら応援して差し上げてください(*^ ^*)。

ソフィ役の吉沢梨絵さんも可愛かったです☆
喋り方は四季方式でしたが(爆)。

ていうかねえ、ほんとファンの皆さまゴメンナサイね、
私が四季にのめり込めない理由の一つが、
その独特の喋り方なの。
口を縦にも横にも大きく動かして、
顔中使って喋る、あめんぼあかいなアイウエオ的な喋り方。
ああやって喋ると、確かに滑舌は良くなるでしょうが、
どうもエセっぽく、表面的に思えてしまうんです(^ ^;;。
保坂さんやターニャ役の森以鶴美さん、ロージー役の青山弥生さんは、
さすがにもっと自然でしたが
(なのでこの三人が出てくるとほっとした(笑))。

その最たる方が(ファンの皆さま、どうぞお許しを!
でも面白かったの…って褒め言葉になってないか(^ ^;;)、
ソフィの婚約者であるスカイ役の田邊真也さん☆
ワタシ的には逆に(!?)ヒットでした!
「どうかしたのかい?」なんてその口調で言われた日には…!(爆)

でもね、お金がかかってなさそうで実はとてもかかってる
舞台装置などにも感激したり
(というかそのセンスを羨ましく思ったり(笑))、
開演前のカーテン前のゆらぎの照明は「海」を表してるんだな、と
この作品が「海」劇場のこけら落とし公演であることに納得したり、
舞台全体を楽しめたです。
最後、ちょっとだけせり上がった木目の通路を見て、
「尾瀬の湿原を歩いてるみたい」なんて思ってゴメンナサイ(笑)。
(だって、ソフィとスカイがリュック背負ってて、
まるでハイキングの二人だったんだもん…)

二階席だった私たちの後ろには修学旅行生がわんさか押し寄せ、
久しぶりに新鮮などよめきを感じたりしつつ、
最後にはちゃんとスタンディングで手拍子を叩いて踊りました☆
ABBAの曲も、
私は昔から洋楽を聴いて育ったわけではないので
タイトルなど何も知らないのですが、
でもほとんどの曲がどこかで聴いたことある曲だったことに驚きを。
さすがです、ABBA。

今もまだ「Dancing Queen」が頭をめぐってます(*^ ^*)。
楽しかった!

fin