去年、この「ツキノイシケイカク」第一回『MOON』を観たとき、
大絶賛した記憶があります。
石井(竜也)さん、ずんちゃん(姿月あさと)の魅力を
分かってくれてありがとう〜〜!(*T-T*) って。
そして今年、「ツキノイシケイカク」第二回『SUN』です。
『桜一号』主演・石井竜也
『桜二号』主演・姿月あさと
『桜三号』主演・石井竜也/姿月あさと
それぞれの公演が1週間ずつ行われ、
オムニバスなので1つずつ楽しめるけれどすべて観るとさらに面白い、
という前振りでした。
でも1枚10,500円というチケット代と考えあわせて
すべての公演が観たいかしらというとそういうわけでもなく(爆)、
とりあえずずんちゃんを観られれば…ということで、
今日、母と二人『桜二号』を観て参りました(^ ^)。
――そういえば、確かに昨年石井さんは、
「お芝居とコンサートをサンドイッチ」と言っていた。 そういえば。
でもそんなことはすっかり忘れていたワタクシ、
いったいこの舞台が何を求めているのか分からなくて、
かなり世界に入るのに四苦八苦してしまいました(^ ^;;。
幕が開いて舞台のセンターに、
肩を出して、ふんわりした白いドレスを着たずんちゃんが立っています。
冒頭2曲、彼女の持ち歌かな? を歌ったずんちゃん、
それから最初のご挨拶。
あいかわらずの(笑)お喋りです。
もう本当に、あの自然体の「かっかっか」という笑い声を聞くだけで、
「変わらないな〜」と思えてくるから面白い(笑)。
最初に参加メンバーの紹介をしたあと、
お芝居に入ります。
それからはお芝居とダンスとずんちゃんの歌とが交互に来る構成でした。
(…それが混乱の原因だったんだけどね(^ ^;;)
お芝居の設定は、大日本帝国海軍の戦艦に乗っている軍人たち。
というわけで、舞台装置もそれに沿ったものになってます。
舞台の中央にちょっと階段があって、その奥に鉄製のドアを開けると
火薬庫、というような設定。
さらにその上にもお立ち台ができていて、
その背景には朝日新聞の旗を4つ合わせたような旭日旗。
いかにも、です(笑)。
でもねえ、日本海軍の軍服はカッコイイよね(爆)。
お芝居中、舞台の上では
白い(なぜか梵字が全面にプリントされた)スーツ&海軍帽子姿でしたが、
パンフレットでずんちゃんが着ていた軍服は、いやあ格好良かったです。
(あ、ファシズム反対!(笑))
ストーリーは、
帝国海軍戦艦に乗っている軍人たち
(姿月あさと・ジェームズ小野田・藤浦功一)が、
暇に任せて川柳を作ったり(「泣かぬなら〜」のもじり)、
幽霊に遭った話をしたり、
はりぼての爆弾を使っていると知ったりしていくうちに、
自分たちの存在の真実について知っていく…というようなお話。
テーマは「無意味な戦い」だったように思うのですが、
――日本軍というような重いテーマを(しかも8月に)扱おうとする割には、
お芝居とコンサートがばらけている分
ちょっと浅かったり抽象的すぎたりしたため、
むむ〜? という気分になってしまったのは否めません(^ ^;;。
ずんちゃんが足を開いて座ったりタバコすったりする姿、
というのはとても格好良かったのですが(*^ ^*)。
…でも、去年の今年で、もっと求めたくなっちゃってたのかな。
なんか終わったあと、ちょっと淋しい気分になってしまいました。
コンサートのシーンでは、
赤い燕尾服風スーツやらサーモンピンクのチャイナドレスやら、
いろいろお着替えもありだったし、楽しかったけどね。
曲も「東京ブギウギ」やら「花」やら、
うちの母でも分かる曲も歌ってくれたし(*^ ^*)。
一番面白かったのは、最後のコンサートシーン、
「サンライズ」という新曲で観客が総立ちになって、
桜の枝を振り回しながら踊っていたこと。
最初桜の枝がぞくぞくと現れたときには、
「今日ってずんちゃんのFC総見?」(笑)と思ったのですが、
どうやら1本1,000円で売ってたようです。
客席の前半分にいるような熱いファンの人々は、
皆さま持ってらっしゃいました(*^ ^*) 。
なんだかすごい光景だった。
しかもラストのご挨拶時にずんちゃんから
「(宝塚ファンは)オペラグラスでも観たいし、手拍子もしたいし、
桜も振りたいし、大変ですよね。楽屋で宝塚ファンの皆さんの、
リズム感の悪さが話題になってるんですよ」とまた、かっかと笑われ、
「来週は、ダンサーである石井さんのファンがいますからね」と
プレッシャーをかけられてました(笑)。
ヅカファン頑張れ(爆)。
12月にまた、ずんちゃんはソロでコンサートをやるようです。
母はそれに期待してました(爆)。
fin
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