変わったようでまったく変わらないようで、
やっぱり変わっているんだな。
でもそれは決して拒絶反応を起こしてしまうやり方ではなく、
もっと自然に、気がつくとその変化も含めてすべてを受けとめてた、
というような形で(*^ ^*)。
『FAKE!』と名付けられた今回のコンサート。
「『FAKE!』ですか〜。
マミちゃん(真琴つばさ)らしいタイトルよね。
もしかして三階一番後ろの天井から
ターザンのように滑り降りてくるのかしら。
お前は堂本光一か! みたいに(笑)」なんていう
どうしようもないことを話しながら開演を待っていた私たち。
もちろんそんなことはなく(^ ^;;、
ライトが客席を総ナメして暗転した後、
舞台の上に青いマントを羽織って両手を広げ、
その中から顔だけを出したマミちゃんが現れました!
一曲アルバムの中の曲(タイトルごめんなさい、忘れました(^ ^;;)を
歌った後、暗転のうちにマントをはぎ取ったマミちゃん、
今度は黒いホットパンツ!!
細い足を網タイツとストレッチブーツでくるんで、
腕にはオレンジのもふもふショール。
リッキー・マーティンの曲をガンガンに歌って踊ります(*^ ^*)。
なんだかモールを大きくしたようなお人形(笑)を
竹馬のように操る男性ダンサーたちも、
マミちゃんを取り囲んで踊る女性ダンサーたちも、
ヒップホップはお手のもの! ってな感じできびきび踊ってました☆
最初のご挨拶、
かなりマミちゃん的にはハイになって
訳分かんなくなってると自己申告されてましたが、
聞いてるほうはとくにそんなこともなく(笑)、
いつものマミちゃんらしい低い声&
「〜でございます」とむやみやたらと丁寧な言葉つきで、
「ああ〜マミちゃんだ〜(*T-T*)」と嬉しくなりました。
「『FAKE!』ということで、いろんなところにフェイクが使われてます。
この髪もフェイクです(笑)」と、頭の後ろのエクステを撫でてみたり。
「…でも(胸元に手を当てて)ココロだけは、本物です!」
かっこいい!!! なんでそんな台詞が似合うんだ!!!
ご挨拶の後は腕のもふもふショールを取って、
何曲かアルバムの中の曲やサザンなど(あれ? このときだっけ?)。
この日のためにアルバムを買って予習しておいたのですが
(あ、ファンなら当たり前ですね、スミマセン(^ ^;;)、
いかんせん、タイトルを覚えてなかったので、
どの曲をいつ歌ったかが不明瞭です。
「記憶のかけら」と「EDEN」は歌ってないのは分かるんだけどな(爆)。
あ、「情熱の翼」も(^ ^;;。
でも、去年よりずいぶん歌も落ちついてきたよね(…はっ!)。
話はかなり飛ぶのですが、確かラスト前のMCの時に、
マミちゃんが「5日前、声をあげて泣きました」という話をしたのね。
初めてバンド合わせをした日、
そのMDか何かを家で聞いて打ちのめされたらしく(^ ^;;。
こんなんじゃ駄目だ〜〜と、彼女はかなりヘコんだらしいのです。
その時に「この辺に(と右手で頭の右上50cmのところを示しながら)
いつも第三者の自分がいるのですが(笑)、
今なら泣ける、と思って、
『うお〜〜』(←マジこんな声だった(笑))って」
「考えてみたら、(涙がにじんだのではなく)声をあげて泣いたのって、
20年ぶりでした」と。
その第三者の真琴さんと「おめでとう真琴さん」「ありがとう真琴さん」と
一人芝居をするマミちゃんがとてもラブリーだったのですが、
私は、マミちゃんがまったくへこむ必要はないくらい
完璧なステージだったのにな〜、と思ったのでした(笑)。
でも逆に、だからこそこれだけの熱いステージを
作り上げることができるのかな、とも思ったのだけど。
さっきの曲の間で一度お衣装替えがありました。
その間にダンサーさんたちがセットによじ登って
蜘蛛のように動き回るシーンや、
ついでに言うと、やっぱりお衣装替えの間、
真っ暗闇の中で蛍光の帽子と蝶タイ、手袋、ベストにパンツ、靴だけが
光っていろいろ小芝居をする、
ちょっと『ESP!!』の大きな服の中で手だけ出して踊ったシーンを
思い起こさせるようなシーンなども面白かった☆
お着替え終了のマミちゃん、
今度は黄色い、大きな襟のついたノースリーブの硬質なワンピース。
ロングスカートの後ろに大きなスリットが入ってました(>_<)。
そして黒のハイヒールパンプス。
そのお衣装はワタシ的には良かったんだけど、
…ゴメン、ゴメンね、その、アップにした髪型が、
私にはどうにも花街のやり手婆にみ、見えてしまったのです(爆)。
ゴメンナサイ!!!
でもね、その後のネイティブアメリカンな格好は素敵だった!!
真っ白な酋長さん☆
マミちゃんによると
ラスベガスでかなりの高値で買った酋長用(?)の、
足下まで届くほど大きな羽根を頭にかぶり
(これってもしかして、たかみー(高見沢俊彦)から
「いつかまた羽根を背負ってください」って
『うちくる』で言われてたから?(*^ ^*))、
インディアンアクセサリーをいろいろつけた服に白いロングブーツ。
とても素敵だったんだけど、
カウボーイの格好をした男性とラブソングを歌い出したのには
ちょっとまた笑ってしまいました(*^ ^*)。
ていうか、ネイティブアメリカンの酋長とアングロサクソン人の遭遇?
そして、禁断の恋?(爆)
でもでも、ハーモニーはとても素敵だったのよ☆
――なんかもう、
時制に沿ったレポはかけそうにないので思い付いたまま行きます(爆)。
お衣装繋がり。
もしかしたら酋長さんの前かもしれないけど、
赤のサテン地の短いジャケットの中に黒のビスチェを着て、
ジャケットと同じサテン地のパンツというお衣装がありました(*^ ^*)。
とても格好良かったんだけど、
ああ、マミファンの皆さま、ホント私のこと嫌わないでね(^ ^;;、
私の目はマミちゃんの胸元に集中(爆)。
だって――ないんだもの。まったく。
帰りの電車の中で見たパンフには、そのような膨らみも見えたのですが、
「作ってるだろう」としか思えないほど、
実際のマミちゃんの胸元――というか胸部? は真っ平らだったのよう。
前からないな〜とは思ってたけど、
いやまさか、という気持ちも若干あったのね。だけど(爆)。
……さて。内容にも触れましょう(^ ^;;。
三階一列目、という微妙な立場にいたワタクシたち、
周りが立たない、落ちついた人ばかりで、
立っていいのかいけないのかいろいろ悩みながらも、
耐えきれず立ってしまったのが「Young Man」でした(笑)。
これはもう、踊らざるを得ないじゃない?
たとえ「C」の方向がよく分からなくても(笑)。
しかも、その後、マミちゃんのご指導により、
「YMCA」の振りを「MAMI」と変えて踊ることに☆
面白かった!
あとはラストの「ユメノチカラ」ですね(*^ ^*)。
本当に盛り上がる曲☆
この曲の途中で、マミちゃんが背を反って声を張り上げたのね。
もう、大興奮!! マミちゃんはそうでなくちゃ!!!(*^ ^*)
この姿が見られただけでも大満足!
こんなまっすぐな歌、
マミちゃんじゃなくちゃ歌えないとも思うのですが、
マミちゃんから「私のこと信じてくれてありがとう」と言われると、
ちょうど一年前のコンサートを思い出して感無量になるのです(*T-T*)。
この歌はやっぱり立って一緒に踊らなくちゃ☆
この一体感を感じると、
本当に彼女のファンになって良かったなあ、と思うのです。
でね、冒頭に書いた「変わった」部分というのは、実はここなんです。
マミちゃんの人称代名詞をナチュラルに「彼女」と
称することができるようになったところ。
マミちゃんが現役ジェンヌだった頃、
彼女を指して「彼」と言ってしまったことのある人、
手をあげて〜〜!(笑)
――きっと今日のNHKホールにいたお客さんのうち、
3/4はそう呼んだことがあるのではないかと思いますが(爆)、
でもそのうち3/4は今日のマミちゃんを見て、
もう「彼」とは呼ばないのではないでしょうか。
だからといって彼女が女らしいというわけじゃないんだけどね(笑)。
なんていうか、性の匂いを感じさせない、…アンドロイド?(爆)
すでにヒトじゃない、みたいな。上手く言えないのですが。
なので、「時の過ぎゆくままに」の歌詞などは、
私の中ではちょっと違和感があったりするのです。
ああ、話がずいぶんレポからそれてしまいました(^ ^;;。
アンコールは、
マミちゃんデザインのオレンジTシャツを着て、
「月の道」&「See You Again」。
例によってラストは振りつきです(*^ ^*)。
今まで意固地になって(?)立たなかった人も皆立たされて(笑)。
マミちゃんの歌に合わせて右手を振ったり、
頑張るぞの振りをしたり、エイエイオー! と振り上げたり、
ラストには「つばさ」を両手でつくってひらひらと(*^ ^*)。
3677あるNHKホールの客席が、みんなで手を振る様は
かなり壮観でした(*^ ^*)。
さらにその後も鳴りやまない拍手に応えて、
二度ステージに姿を現してくれました☆
最後には「もう出ないわよ」とくぎを差して(笑)退場。
本当にね、あなた今歳いくつよ? と問いつめたくなるくらい(笑)、
パワフルなステージでした(*^ ^*)。
楽しかった〜〜〜!!
これから全国を回るツアーですね。
マミちゃん自身、「これから上達していきます!」と
とても殊勝なことをおっしゃってましたが、
一回一回さらに面白いステージになるのではないかと思います☆
頑張って!!!
fin
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