初コンボイ。
面白いという噂はず〜〜〜〜〜〜〜っと伺ってましたが
なかなか行く機会がなく、
ようやく今日、念願を果たすことができました(*^ ^*)。
といっても、番外編とも言うべき女性版コンボイショウ。
作・構成・演出の今村ねずみさんと9人の女性たちが送る、
笑いあり、胸キュン(笑)ありの素敵なミュージカルショウでした!
大きな流れとしては、
ある水族館にいるペンギンたちが昼は人間の相手をし、
夜には歌ったり踊ったり、ショーのお稽古をして日々を過ごしながら、
水族館の立ち退き問題などに直面したりしつつ、
空を飛ぶことを夢見て、そして素敵なショーを開催する
――といったもの。
間に歌あり踊りあり、思わず手を叩いて笑っちゃうようなギャグあり、
と盛りだくさんで、
休憩なしの2時間30分を飽きずに魅せてくれました(*^ ^*)。
客層も普段お隣の劇場でお会いする人々(笑)とは少し異なり、
私の前のお席も右隣のお席もカップルでございました。
でもね、私の前に座った20代の男の子、
上演中に隣の席の彼女らしき女の子に声をかけたり肩に凭れたりしてたの。
後ろの席の私としては視界が開けるので構わないんですが、
もし私が彼女だったらこの場で別れるね(爆)。
さてさて。
プログラムが手元にないため(^ ^;;
キャストの名前も分からないような状態ではありますが、
思い出せる限り、
私のツボ&感じたことについて語りたいと思います(*^ ^*)。
大きなテーマ、
空を飛べないペンギン、しかも水族館で生まれ育ったペンギンにとっての
「飛ぶ」ということ。
自分の意志で自由に飛ぶ、ということを考えているうちに、
私の頭はなぜかアザラシのタマちゃんのことに思い至りました。
自分の意志で多摩川・帷子川まで来て、
好きに居着いているタマちゃんを、
可哀想だからといって、人間が保護したりなんだりというのは
やっぱり自然に反してるんじゃないかしら、とね。
たとえ弱ってきたところでそれは運命なんじゃないのかな、
そこで人間が手出しするほうが
「自由」じゃなくなっちゃうんじゃないのかな、ってね思うんです。
住民票作ったりタマちゃん煎餅売ったりするのは勝手だけど。
そのペンギンの格好について。
白いパンツと黒い燕尾、インナーのシャツは人によって変えて
個性を出してましたが、
皆さん、ペンギンの真似がかわいいの!
時々羽をばたばたさせたり、段差を登るときは両足で飛び上がったり、
スケボーに腹這いになってすべってみたりもして(笑)。
思わずお家で
ペンギンごっこをやってみたくなっちゃいました(^ ^)。
キャスト。
それなりにいいお席だったため(*^ ^*)、
ほとんどオペラグラスは使いませんでした。
…オペラで見たいほどの超美人もいなかったし(失礼)。
一人、宝塚花組の蘭寿とむさんに似た女の子がいたため、
気がついたら彼女ばかり目で追ってたりもしましたが(笑)、
あとは今村ねずみさんがいろんな役どころで出るたびに、
「これも彼だよね?」と確認するためにオペラを上げるくらい。
ていうかね、今村さんの声色が役によって全く違うの。
オペラを上げて顔をじっくり見ると同じなんですが(当たり前)。
ある時は水族館の係員、ある時はスーパーの店長さん、
ある時は怪しげなジャズの先生(笑)、
ある時は悪徳不動産屋、
ある時は他の水族館からやってきたペンギン。
それぞれちゃんとキャラが立っていて、
あれ? また新しい人? とオペラを上げると今村さん。
やっぱりすごいな〜〜、と思いました(*^ ^*)。
ダンスとかもやっぱりすごく魅せるし。
そしてきわどいこととか言ってても
決して品がなくならないところもすごい(笑)。
彼はおいくつになるんでしょう?
惜しむらくは「あゆ」と「キャサリン」以外、
ペンギンの女の子たちの名前が分からなかったこと(^ ^;;。
9人の扱いの大きさはほとんど変わらなかったけど、
それぞれ個性ははっきりしていたので、
もうちょっと名前を出してもらって覚えさせて欲しかったな。
選曲もみんなが知ってるような曲を上手く使ってて
すごくよかったです(*^ ^*)。
冒頭、プロローグから第1場がはじまったあたりで
ペンギンたちが喋り出す前にヒゲダンスを踊り始めたときには、
あまりにも似つかわしくて、最初から大笑いしました。
その他にも『この空を飛べたら』『夜空のムコウ』などなど、
シーンの流れにとてもあった選曲の数々。
ショウが基本的に『白鳥の湖』のアレンジだったのも、
飛べない鳥であるペンギンの夢、ということを表してるのかな、
なんて思ったりして(*^ ^*)。
でもやっぱり今村ねずみさんの存在感が一番すごかったので、
次は本家コンボイを観に行ってみたいな〜(*^ ^*)。
fin
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