7月の「Live A -Alive-」、8月の「LIVE B -Break!-」ときて、
いよいよ締めくくりとなる
「Contrast」をテーマとした今回のマミちゃん(真琴つばさ)コンサ。
東京公演の千秋楽を観てきました!
マミちゃん自身MCの中でも話してたけれど、
「今まで自分でやってきたけれど今回は人に委ねてみよう、
そしてそのなかで漂ってみようと思った」という演出。
でも、そこかしこにマミちゃんらしいこだわりも見えたり、
演出家のこだわりや振付師のこだわりなども見え、
とても素敵なものに仕上がっていました(*^ ^*)。
いいスタッフに恵まれることって、大切だよね。
■第1部 音楽劇“コントラスト”■
とか言いながら…ごめんなさいマミちゃん、私は頭が良くないので
実はあまりよく分かりませんでした(爆)。
でも映像の使い方や舞台の使い方、
舞台構成の持つ雰囲気は本当にとても素敵だったので、
幸せな空間に浸ることができたのよ(*^ ^*)。
イメージ的には宝塚の舞台を少し狭くして、
マミちゃんの独り舞台としたお芝居、という感じ。
マミちゃん自身の出すオーラも本当に変わらなくて、
逆に「このままでいいの?」と思わせちゃうほどでした(苦笑)。
映像の中にいた、18世紀的なお洋服を着たヨーロピアンなおじいさんが
分厚い本を朗読し、鳥かごを開ける――
と、映像を映しだしていた壁が二つに割れていき、
その向こうに現れたのは、
ゴシック調のローブに包まれた4人のダンサー&マミちゃん。
マミちゃんがローブを脱ぎ、仮面を剥ぐと、
まるで羽根を閉じているときの孔雀のようなお衣装が現れます。
右目にだけピエロのような長い付けまつげをつけて。
美しいです(*T-T*)。
相変わらず細いけど、やつれた感じはなくて、本当に美しかった。
その後も、
白とピンクの帽子のような鬘に
ピンクのレッグウォーマーという出で立ちだったり、
「おさるさん」とノンノンさんが評したお衣装――
全身毛むくじゃら(私は「バーバリアン?」と思った(笑)。
でも、そのお衣装で踊ってるときの笑顔が
ちょっと『BLUE MOON BLUE』の白いお衣装を着たシーンを
思い出させて嬉しかったわ〜(^ ^)) だったり、
さまざまなタイプの格好をして、
まさしく「コントラスト」を演出。
パンフレットにこの音楽劇の台本も付いていたので、
帰り道などに眺めていたのですが、
そこで初めて知ったことや(笑)
それを観てもやっぱり分からなかったこともありました(爆)。
やっぱり一番の謎は――「ワカメ」(爆笑)。
天井からね、舞台全域に大きなワカメが降ってくるんです(笑)。
思わず顔を覆って肩を震わせてしまいました。
台本には「ジャングル」と書いてあったけど、
青緑の柔らかく降り注ぐライトの光とも相まって、
私は本気で海の底だと思ってました(笑)。
マミちゃんの台詞にも「穏やかな循環」とか「DNAの暗号」とか、
まるで太古の生命誕生を思わせることを言ってたし…(^ ^;;
しかもダンサーさんが頭に謎の茶色いオブジェを被り、
『ライオンキング』の「草」役の人のように寝転がっているものだから、
「うん? これはウニ?」とか思っちゃった(爆)。
でもね、素敵だな〜、と思ったのはその振付。
さっきのウニもそうだけど(笑)、
言葉と連動した振付になっているので
(大きな流れは分からないにしても(^ ^;;)何を言いたいのかが
とても分かりやすい。
とくに、両手を影絵のチョウチョのように顔の前で組み合わせて
「翼」をイメージした振付は綺麗でした(*^ ^*)。
■第二部■
こっちはドラムセットからギター、ベース、ピアノ&キーボードのスペースと
舞台を広く使うための階段が設置され、
いわゆる「ライブ」形式のライブ。
ちょっと後ろ髪が長めになったマミちゃん。
『綺羅▼KIRA』や『EDEN〜なにも言ってくれない〜』、
『WISH...』などマミちゃんの持ち歌や、
『東京ブギウギ』、『Don't Stop the Beat』などを
MCを間に交えながら歌ってくれました(*^ ^*)。
やっぱり『LIVE A』に比べて運動量が少ないためか(笑)、
音が「う〜ん…(^ ^;;」ということも(ワタシ的には)ほとんどなく、
ときどき「本当に喉強いよな〜〜うらやましい〜〜〜」とは思いましたが、
ひさしぶりのマミちゃんの歌とパフォーマンスを堪能(^ ^)
でも一番の盛り上がりは、なんと言ってもあの時でしょう!
2回目のMCの時だったか、
バックバンドの皆様と即興で歌ってくれたあと
(しかもマミちゃんは、一部で喋ったリルケの詩集を歌詞にして)、
マミちゃんが喋り始めようとした瞬間に
突然ピアノの人が弾き始めたイントロは――『情熱の翼』!!!!!
マミちゃんも全く知らされてなかったらしく
すごくびっくりしてしゃがみ込んでしまったりして(*^ ^*)。
でもちゃんと(ところどころ歌詞怪しげだったけど(笑))
踊りまでつけて熱唱してくれました!!!
歌い終わったあと、「冷や汗が出た〜」と焦りながらも
「覚えてくれたの〜〜?」とものすごく嬉しそうなマミちゃん。
もちろん私たちもめっちゃ嬉しかったです〜〜〜〜(*T-T*)。
泣きそうになったもの、私。
そしてマミちゃんが「知らない人のために…いるのか?(笑)
私の十八番です」と解説(笑)。
知らなかったんだけど、
私たちがカラオケで歌うと、そのたびに1回2円ずつくらい、
印税が作詞をしたマミちゃんの元に入るそうです(笑)。
――ということは、私がぶりーざさんや雅壱さんとヅカラオケに行くと、
必ず「一人一回」この曲を歌うのですが(爆)、
そのたび6円がマミちゃんの元に…(笑)。
ダンサーさんたちの即興ダンスも素敵でした(*^ ^*)。
マミちゃんに、「ハワイアン」「クラシックバレエ」「ぶりっこ踊り」
「二枚目男役(だったかな(笑))」と指定された皆様、
ちゃんとそれらしく、しかもからみながら踊っていて(笑)、
思わず手を叩いて笑ってしまったわ。
その後、「LIVE A」の時に作られた曲『夢のちから』を歌うマミちゃん。
とても元気な、まっすぐな歌で、私は大好きさ(*^ ^*)。
この曲の手拍子について、自分のツボに入ったことがあると語り出しました。
「いつも皆さんが前拍で叩いているので、
後拍で叩くように誘導してみたのですが、
バンド紹介をし終えたら…戻っちゃった(笑)。
負けたな、と思いました(笑)」だって(^ ^;;。
最後には4ビートで叩いてたよ、私。両方聞こえるんだもん(笑)。
そしてラストソング『眠れない夜』の前に、昨日の夜、
ジャイアンツの原監督の選手時代からの歩みを特集したテレビを
見たという話をしてくれたのですが。
「原監督も現役選手の頃、順調だったわけではなくて、
ケガで二軍に落ちたりもしてたらしいんですね。
そして現役を引退するときに、
「一つの夢は叶いましたが、僕の夢には続きがあります」と
言われたんですよね」
「私も宝塚で一つの夢が終わりましたが、
今また新しい夢を見始めたところ…です」
正確な言葉はあまり覚えてないのですが(^ ^;;、
ちょっと迷いのあるような喋り方だったのが印象に残ってます(*T-T*)。
なので、アンケートに
「原監督は優勝して「まだまだプロローグ」と言ってました!
マミちゃんもまだまだプロローグ! これからを期待してます!」と
熱いコメントを残してきちゃいました(笑)。
『眠れない夜』を語るように歌って一度幕は閉じたのですが、
カーテンコールが二回(*^ ^*)。
三回目の幕が開くときにはオールスタンディングになってました。
しかも、マイクも何も持ってないマミちゃん、
『眠れない夜』のサビをナマ声で…歌ってくれたのです(*T-T*)。
観客も手拍子や合唱をして、一体感あふれるラストとなりました。
変わらなそうで実は変わってきているのかもしれないマミちゃんの舞台、
まだまだプロローグです!!(笑)
今後に大期待して待ってます〜〜〜〜(*^ ^*)。
fin
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