ずんちゃん(姿月あさと)宝塚退団後、
私もずんちゃんファンの母も初めて心から満足のいく彼女の舞台を
見ることができました(*^ ^*)。
素晴らしかった(*T-T*)。ありがとう、石井(竜也)さん。
実ははじめてのNKホール。
舞浜まで行ったはいいけど、
駅の表示はねずみ王国のものばかりでこのあとどうしたら途方に暮れ、
思わずきりんさんにヘルプ!のお電話をしてしまいました(笑)。
きりんさんなら絶対ご存じだと思って。実際その通りでした。
よかった(^ ^)。ありがとうございました(*^ ^*)。
ホールに入ると、ものすごい行列。
なにかと思ったらグッズ販売の列でした(^ ^;;。
Tシャツが買いたい母に付き合い、
その、二列縦隊で二階にまで延びている列に入り、待つこと30分以上。
(だって本当にちんたらやってたのよ。
ていうか、客席数に比べて売り場少なすぎ。
ジャニーズのグッズ売り場の整然さ(!?)を懐かしく思いました(笑))
売っていたのは、
パンフレット(¥3,500)、お菓子(シールつき¥1,500)、
Tシャツ(¥4,000)、香水(¥忘れた)、コースター(¥見てなかった)、
そしてなんとペンダント(¥30,000)。
しかもカードでのお支払いまでできるようなシステム(笑)。
ずんちゃんファンのお金持ちなおばさま方を対象としていることが
よく分かる値段設定でございました(^ ^;;。
でも、半分以上は石井さんのファンだったんじゃないかなあ。
理由はあとで述べさせていただきますが(*^ ^*)。
接客態度の悪いグッズ売り場のおねえちゃんに頭に来ながら、
開演時間ぎりぎり(といってもかなり押してた)に着いたお席は
2階スタンド席。
でもねえ、一番舞台に近いブロックだったために
オペラがなくてもお顔までよく見えたし、
彼らが横を向くとちょうど目線が来る位置だったためか、
何度も私(たち)を見てくれている気分になれて、
かなり美味しい場所でした(*^ ^*) うふふ。
舞台は、石井さんがMCでも言っていたように、
芝居−コンサート−芝居−コンサート というサンドイッチ形。
石井さんがMCで話していたのは
「お芝居と音楽を、ミュージカルという形式以外で結びつけたかった」
ということでした。
お芝居の内容は、
スマイル(壤晴彦)が率いる4人組が神秘の力を持つMOON STONEを
手に入れようと探検しているところに現れた
男・アサート(姿月あさと:この名前を名乗ったとき、母は笑った)。
互いに傷つけあい、果てには殺してしまいながら、
MOON STONEを見つけ…、というような内容で、
はっきり言っておポンチでしたが(笑)、
そんなことはどうでもいいんです(爆)。
だって、ずんちゃんの男役姿がまた見られたんだもの!
(最終的には女の子だけど、本当の姿を隠すための男装)
サイドを後ろに流して、前髪をちょっと立ち上げ気味にして、
そして燕尾っぽいけどハードなスーツなどを着たりして。
(イメージ、花組『カナリア』のウカのような(笑))
結局最後までスカートは一着も穿かなかったね。
声も無理して高い声にせず、本当に男の人たち相手に男を演じていて、
でもそれがとても中性的でよかったの!
ずんちゃんが「人間の欲望をもてあそびやがって!」と叫ぶ声に、
ぞくぞくしてしまいました(*^ ^*)。
それに、ずんちゃんのダンス!
MCのときに石井さんが「踊ってもぜんぜん息が上がらない」と
誉めていたのですが、
久しぶりに踊ったためか、一時期よりちょっと痩せたかな?
とてもすっきりとしたお顔だちに戻っていて、それできびきび踊る!
石井さんが歌っている手前で
にこにこ楽しそうに踊るずんちゃんを見て、
こちらまでしあわせな気分になったです(*^ ^*)。
石井さんも素敵だったわ〜(*^ ^*)。
てっぺいちゃん(石井竜也)というと、
高校時代に彼のファンだった彼女を真っ先に思い出すのですが、
彼女に借りた米米CLUBのCD(をダビングしたテープ)とか
久しぶりに聴きたくなってしまいました。
『浪漫飛行』なども歌ってくれたりして、とても楽しかった(*^ ^*)。
そして、彼のファンは、皆踊る!
舞台の上の彼らと同じ手の動きをする!
ターンしたりボックスステップを踏んだり足あげたりは
できないからやらない(笑)!
でも、アリーナ一列目の人たちはお辞儀の振りまで真似してたわ(*^ ^*)。
客席を見て踊っている人は彼のファンだろう、
という予測が立ちました(笑)。
――でもでも、思わず私もそのうち真似して踊り始めちゃったけど(^ ^;;。
だってとても簡単な振りだし同じことばっかりやってるから、
すぐに覚えられるのよ。
きっとそれも計算に入れた上での踊りなんだろうなあ(^ ^)。
石井さんが最後のMCのときに
「宝塚のファンの方は厳しい見方をするけど(笑)、
今日は楽しんでいただけましたか〜?」という問いかけをして
大拍手が起きていたのだけど、
本当に今回は、石井さん、ありがとう! の一言に尽きるんじゃないかな。
この公演の殆どすべてをプロデュースしたであろう彼自身が
ずんちゃんに対して求めるもの、というのが
「宝塚的なもの」だったから、
それを求め続け、裏切られ続けてきた
ずんちゃんファンとニーズが一致したんだよね。
だからああいうお衣装だったし、
歌う曲とかも映画音楽やミュージカルナンバーも多く取り入れられてて。
個人的にはアンコールの最後の曲、
石井さんが訳詞をしたという「愛と青春の旅立ち」のデュエットが
一番感動したです。
聴き応えがある、というのはこういうことを言うのだと思った(*T-T*)。
そうそう、カメラ録りがされていたんだけど、
9月にスカパーのフジテレビ系チャンネルで
今日の映像が放映されるそうです。
でも本当に、ビデオに録っておきたいようなステージでした(*^ ^*)。
ずんちゃんのあの独特な笑い声も久しぶりに聞けたしね(笑)。
二人のMCが、ずんちゃん突っ込まれっぱなしでかなりおかしかった(^ ^)。
「この(コンサートの)楽屋入りとか、
僕ら6:30から準備して『姿月あさとが来るぞー!』と
彼女が来る前に赤い絨毯しいて薔薇を敷き詰めなくちゃ、って
やってたんですよ」とか(笑)。
笑いすぎて反論できないずんちゃんも…らしいよね(*^ ^*)。
母、スカパーに入らないかしら。
できればスカパー2のデジタルCS放送とか…(笑)。
fin
|