あっくん(佐藤アツヒロ)、いいトップさん(客演)になって…(*T-T*)。
初「新感線」してきました(^ ^)。
あっくんの出演に惹かれて、
なんとなくイープラスのプレオーダーに応募したらたまたま当たったの。
しかもけっこう素敵なお席。
殺陣の鋭さなどをかなり肌身近く感じることができました(*^ ^*)。
…無欲の勝利ってこういうことを言うのね。
そしてその一番の感想が、上に書いた一言です(笑)。
あっくんが客演ながら主演だったんだけど、
立派にトップさんの役割を果たしていて、
とても素敵でカッコ良くて…マジで胸が熱くなりました。
ラストシーン、最後に舞台に残って一人捌けていくシーンでは、
その切なさと希望を宿した姿に、
ちょっと『琥珀〜』(宝塚花組公演)のラストを思い起こさせたほど。
羽根を背負ってないのが不思議なくらいだったわ(爆)。
ストーリー的には「少年ジャンプの舞台版」というのが、
一番しっくりくるかしら 。
ギャグをふんだんに織り込みつつ、
派手な設定やお衣装、音や光の洪水の中、
ジャンプのテーマ
「友情・努力・勝利」を旗印に(別にしてないけど(笑))、
物語を展開していきました(*^ ^*)。
舞台は、古代中国。
輪剣(佐藤アツヒロ)は、
二十数年前、悪の女帝・鏡王新羅(高田聖子)を封じ込めた
「七宝星」と呼ばれる七人の勇者の墓を守っていた。
そこに現れた一人の少女・金玲女(奥菜恵)と関わったことから、
輪剣やその周辺の人々は、
復活した新羅、および彼女の僕となって蘇った七宝星メンバーを相手に
闘うことになってしまい…!
というようなストーリーなんですが、
そこかしこに大小取り混ぜたギャグが満載(*^ ^*)。
最初は、彼らの持ちネタ(?)に最初から全開で笑う周囲のファンに対して
「う〜んどうしよう、入っていけない…」と
居場所をもてあましていたのですが、
間髪入れず重ねられていくギャグの面白さにくすりと笑うようになり、
気がついたら私まで手を叩いて笑っていました(爆)。
ちなみに最初に手を叩いてることに自分で気づいたのは、
古田新太さんが「え〜〜〜い〜〜〜〜え〜〜〜い〜〜」と
なぜか弱々しげに叫んでいたシーンで、
奥菜恵が「そんな誰も分からない野田秀樹の物まねをしてないで」
と突っ込んだところです(笑)。
最初、本当になんかの真似なんだろうとは思いながら
なんだか分からなかったのですが、
言われてみればそのままだ! みたいな。
しかもテンポの良さが面白さを倍増していると思う。
それと殺陣のキレの良さ。本当にすごい迫力でした。
これはタカラヅカではできないよね。
(ギャグのオンパレードも宝塚でやったらぜったい引くと思う…(^ ^;;。
郷に入っては郷に従えってことね(笑))
まあときどき、私と雅壱さん的には
イタくて笑えない箇所もあったんだけど(^ ^;;。
あっくんに向かって髯爺の橋本じゅんさんが、
「あっち(SMAP)にいたら、今頃ぱっつんぱっつんだな」とか、
「メンバーの中で誰が一番仲悪かった? 今ならもう言えるだろう」とか、
そういうジャブを繰り出してくるの(笑)。
もちろんシーン的にあっくんも答えられる状況にはないんだけど、
思わず近いのにオペラグラスであっくんの表情を追ってしまったわ(^ ^;;。
…笑ってた(笑)。
その後、「もうやだ、帰る」とか言って暴れてたのも可愛かったけど。
七宝星のメンバーの皆様が「ガラ十(もちろん「ガラスの十代」のことよ)」
を歌い踊り始めたときにも、ダンスが上手い分けっこうイタかったわ…。
でも本当にあっくん、いい役者さんになってました(*^ ^*)。
剣を振り回しながらの殺陣もよどみなく板についてて、
めちゃくちゃカッコ良かったし。
冒頭、後ろ向きに登場してお墓を磨いているシーンでは、
彼の腰につけた布が本当にスカートのように見えて、
「あっくん、日本一スカートの似合う男の子の称号を貴方に…」と
思いましたが(笑)。
でも、「おでかけですか、レレレのレ…!」と闘気を溜めるシーンなどは、
笑いだけでなくカッコ良く見えて、素敵でした。
新感線キャストの方々については何も文句はございません(*T-T*)。
男性も女性も(ところどころ演出上、品のないところもあったけど)
持てる力を十分に出してて、
へんな照れとか中途半端なところがなくカッコ良かった(^ ^)。
それに比べたら奥菜恵ちゃんも頑張ってはいたけれど、
やっぱりアイドルを抜け出せないがためのイタさ、とかは感じてしまったな。
舌っ足らずだったりして、素人っぽさが抜けないところとか。
つくづく思います。いいお芝居ね。
いいお芝居はいいね(…って、「伊豆の踊り子」か!)。
私と雅壱さんの間で、
最初の七宝星の登場シーン、六人しか出てこなくて、
その後、高田さんが「歌い踊るのに夢中で気づかなかったけど
六人しかいなかったじゃん。
二日目だし、しかもお昼だからこういうこともあるね」とアドリブっぽく
話してたので、
あれは本当にアドリブなのか演出なのか、という話をしていたのですが、
もしこの後観に行かれる人がいましたら、
ぜひその回ではどうだったかをお教え下さいませm(_ _)m。
ワタシ的には演出なんじゃないかと思うんだけど(^ ^)。
雅壱さんも「生中継」で、
最後にあっくんの目線がもらえた話を書いていたけれど、
本当に来たよね〜〜(*^ ^*) うふふ〜。
それも嬉しかったんだけど、
実はワタクシ、お芝居の最中に、
私たちの脇の通路(といっても3人くらい向こう)を
あっくんが走り抜けていくのを見ただけで、
「あのあっくんがこんなに近くを…」と
めちゃくちゃドキドキしてました(笑)。
パンフレットにあった「最近の望みは?」という問いに
「…貴方の心を奪いたい」なんてハズカシイことを書いていた彼ですが、
ちょっと奪われたくなったのも確かです(爆)。
とりあえず次回公演も取れたら行こうかな〜(*^ ^*)。
fin
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