オケを聞きに行くのは実に1年ぶり(^ ^;;。
取引先の方から「行けなくなったので」とご招待いただいたのですが、
普段、宝○歌劇オーケストラの「〜…ぽわ〜〜〜ん」という
哀しくなってしまうような演奏を聞き慣れてる私としては(笑)、
とてもうっとりする演奏でした(*^ ^*)
サントリーホールは昨年3月に演奏する側(合唱団員として歌ったのです)
として来て以来。
舞台後ろの2階席を見て、
「ああ、あの席は、私がゲネプロの時に転んだ場所…」などと
どうでもいいことを思い返したりして(笑)。
演奏曲目は、
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調
です。
今度自分の合唱団でも歌うブラームス、ということで、
ちょっと勉強しようかな、なんて思ってました。
でも「勉強」なんて考えてたのは始まる前まで(^ ^;;。
一曲目・ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、
ヴァイオリンのルノー・カプソンとチェロのジャン・ワンが
ワタシ的にとてもラブ! だったのです(*^ ^*)
第一楽章では
まるで宝塚宙組『カステル・ミラージュ』の幻想のシーンで
たかちゃん(和央ようか)とわたるくん(湖月わたる)が
踊っているかのように(笑・だから私こういう喩えやめなってば)、
息を止めて聞き入ってしまうほど緊迫感ある二重奏。
かと思えば、
第二楽章では溢れんばかりの愛情を込めて寄り添う二人。
…音が、よ(笑)。ユニゾンから3度進行で。
でも、パフォーマンス(?)としても、
指揮者のチョン・ミョンフンなんてほっぽって
二人の世界に入っちゃってる彼ら…(笑)。
とくにジャン・ワンのカプソンを見上げる目線がうっとりしていて
とても素敵でした(*^ ^*)
ジャン・ワンさん、あなた、
はっきり言って指揮者よりもカプソンを見上げていた時間のほうが
長かったでしょう(笑)。
そんなわけで、第一ステージは二人の世界に浸っていた私、
第二ステージ・交響曲第4番 ホ短調 でようやく、
チョン・ミョンフンに目線が行きました(笑)。
今回の来日、とてももてはやされている彼ですが、
とてもパワフルでエネルギッシュな指揮!
ゆったりしたところもとても豊かなふくらみがあり、
わくわくとした感動につつまれました(*^ ^*)。
とても緊迫したシーンで頬が揺れているのが見えたときには、
「ああ、ステージ後ろの席にいたかった…面白そうなのに」(笑)。
第四楽章ラストだけ、
ほんのちょっと切るのが早くてもったいない気がしたけど、
それも若さなのでしょうか。
カーテンコールの時、
オケの一人一人に感謝を示して手で指したり、
楽器の形状を真似したりしてたのがとても微笑ましかったです。
とくにトライアングル(*^ ^*)。
ところどころ空席があるのがもったいないくらい、
楽しいステージでした(*^ ^*)。
またオケも聞きたいなあ。
fin
|