2001年8月5日 13:00開演
Studio Life新人公演『ブギトゥ・バグース!』
於 ウエストエンドスタジオ

 
ライフの新人公演では
いつも『White』という作品をやっていたのですが(前回は観に行った)、
今回は上記タイトルのアジア系コメディオムニバス。

プロローグは、旅行に行ったつもりになれるグッズの通販。
(現地の観光ビデオ、現地の人との交流エピソードビデオ(笑)、
現地消印つきの絵はがき、 現地コイン、合成写真がついて1万円!(笑))

このあと、いろいろな旅行エピソードがオムニバスで流れていきます(*^ ^*)
それが、まるで「ライフってコント集団だったっけ?」と思うくらい
テンポがよくて可笑しいの。

土産物屋でどう考えてもいらない大理石を
めちゃくちゃな値段で買わされそうになったカップルのところに
「バックパッカーマン」がお助けに来るストーリーや、
目が覚めたら隣に裸の男が寝ていた青年のストーリーや、
オプショナル民家ツアーに来たけど現地生活に適応できないコギャル達の
ちょっとブラックなストーリーに、
砂漠で車が故障しちゃってぶつくさ言っていた役立たずの上司と
現地民達の交流、ちょっとほのぼの、ラストはブラックなストーリー。

中でも笑ったのが、
ある青年がホテルの部屋に戻ってきたら
ベッドの上に死体があって呆然としていると
警察らしき3人組がピストルを構えてなだれ込んできて…というストーリー。
2話仕立てになっていて、
1話目では青年が日本語を喋り、
警察(&死体のお母さん)が現地語(何言ってるか分からない)で
喋っていて、それだけでもかなりおかしかったんだけど、
2話目、まったく同じことを
言葉を交換して(青年が現地語、警察が日本語)演じたの。
動作そのものもオーバーアクションでおかしい上に、
そんなことをされたものだから、
声に出して「おかしい…」とつぶやいちゃったわ(笑)。

ラストはちょっと毒のある終わり方だったけど、
とても楽しかった(*^ ^*)

最初と最後にダンスがあったんだけど、
最初のダンスが終わった瞬間に拍手したくなっちゃったわ(笑)。
やっぱり曲が終わったら拍手するでしょ(笑)。

フィナーレ(?)もアジアンな布を振り回して
私は「わ〜、シャンシャンみたい〜(*^ ^*)」と一人喜んでおりました。
『浪漫飛行』に合わせて拍手も気がついたら手拍子になってたし。
(手拍子が始まったのは今日が初めてらしいけど)

CASTで気になったのは、
たとえば、石飛さん(石飛幸治…新人じゃないね(^ ^;;)が
お芝居が始まる前からかなりナヨナヨされていたのだけど、
あれは地なのか…? ということとか。
手首の返し方の色っぽさとか、ちょっと素敵(*^ ^*)。

ハナコ・ケイコのシーンでの舟見くん(舟見和利)、
最初現地民の妹役かと思っていたら弟役だったこととか(^ ^;;。

今回初めて名前を認識した小林くん(小林浩司)が
とても 可愛かったこととか(*^ ^*)。
初々しいホテルマンからおじいさん(若かったけど)まで、
とても愛らしかったわ。

そうそう、全体的にアジアンなテイストだったので、
思わず花組公演『アジアン・サンライズ』を
もう一度みたくなっちゃいました(*^ ^*)
「ブンガワンソロ」とか使われてたしね☆

次の本公演の原作はみはらじゅんだという噂。
楽しみで〜す(*^ ^*)

fin