2000.7.28・札幌にて
　7/27から7/30まで、札幌の道新ホールで鈴置プロデュースの「煙が目にしみる」公演がありました。この公演は、札幌の演劇観賞会「北座」に入会していないと見ることができないのですが、幸運にも「煙〜」のチケットを知り合いの会員の方に融通していただきました（その節はありがとうございます）。
　せっかくだから、鈴置さんがお芝居を終えて会場を出たところで話しかけてみては（いわゆる「出待ち」です）どうかと言われてやってみようと思い、7/27の公演が終わった夜に会場まで行ってみました。もしかしたら、ススキノ（繁華街）へ向かう鈴置プロデュース一向に出会えるかもしれないと思いながら……。が、すでに道新ホールのシャッターは閉まっていました。私は気を取り直して明日の昼の公演が終わったところで出待ちをすることにしました。

　一日明けた７月２８日、道新ホールで「元祖・煙が目にしみる」の公演を見ました。後ろの席だったので、以前東京で見た時ほどの臨場感はなかったですが、やっぱりとても面白いお芝居です。
　今回「サクラ大戦」のイベントで出演できなかった矢尾一樹さんの代わりに、嵯峨周平さんが出演されました。嵯峨さんは上背のある（185cmだそうです：鈴置さんの談）五分刈りの役者さんで、端正でストイックな印象があり、矢尾さんとはまた違ういい味を出していました。また、嵯峨さんのキャラクターに合わせて、脚本が少し変わっていました。

　お芝居が終わり、１階のエレベーター前で、そわそわしながら鈴置さんを待ち続けてたところ、鈴置さんがお一人で降りてきました。そこで、私はドキドキしながら鈴置さんに話しかけて、まずサインをいただき、当サイト「次元のはざま」の一部をプリントアウトしたものを鈴置さんにお渡ししました。あ、皆様のアンケートの結果もお渡ししましたよ(^0^)。そして、これからお昼を食べに行くとのことで、ちょうど昼ご飯と食べないでいた私も一緒に行きたいとお願いしたところ、こころよく「いいよ」とおっしゃってくださいました。
　その間地元の札幌南高校が61年ぶりに甲子園出場を果たしたこととか（その後一回戦でＰＬ学園に負けました。）、今はお酒を止められているからゆうべはススキノへは行かなかったとかお話ししました。私と鈴置さんの２人きりだったので、最初はものすごく緊張していたのですが、だんだんリラックスしてきました。

　近くのレストランで、ご一緒に昼ご飯を食べました。本番後でお疲れの様子でしたので、あまり多くはおしゃべりできませんでしたが、鈴置さんが前に札幌へ来た時のことや、私が鈴置さんの舞台やライブを見に行った時のことをお話ししたり、嵯峨さんが鈴置さんのテニス仲間だということなどを伺いました。
　注文を待っている間、コーヒーをすすったりタバコをくゆらせたりしながら、鈴置さんは他のお客さんたちの様子をたえず観察されていました。それが演ずる上での参考になるのでしょう。

　鈴置さんが飲んべえだということは、ファンの間ではよく知られていますが、タバコをお吸いになることはあまり知られていないのではないでしょうか。食事の間、鈴置さんはマイルドセブン系のタバコを吸われていました。私は、声優さんはタバコを吸わないものだと思っていたのですが、「煙〜」キャスト中、鈴置さんと内海さんと保坂さんは実際にタバコを吸うそうです。山路さんは実際には吸わないのですが、タバコを吸うシーンがあります。

　この時の食事はうれしいことに、鈴置さんがおごってくださいました。その後ホテルのお土産屋へもご一緒し（鈴置さんはとうもろこしの詰め合わせを買われました）、道新ホールまで私が道案内してそこでお別れしました。たったの１時間で、聞きそびれたことや心残りな点もあったのですが、とても良い思い出になりました。



　最後に、鈴置さんにお願いして、このサイトへのメッセージをお願いしました。「鈴置プロデュースをよろしく！」とのことですので、みなさま劇場にもすすんで足を運びましょう
(＾＾)／。