名古屋港

平成19年の5月下旬、会社の無線仲間の集まりが岐阜県の養老町で有り、その翌日に行きたい所も無く帰りに寄った。

名古屋港は昔、一度だけ行ったが何が有ったのかあまり記憶に残っていない。
今回、水族館や元の南極観測船の「ふじ」が有るというので寄ってみた。


元南極観測船「ふじ」(後ろは名古屋港ポートビル)

無線の集まりが有った養老から近鉄に乗って大垣まで出て、そこからJRに乗り換え特別快速に乗る。
名古屋で降りてコインロッカーを探し、それから名古屋港に行く地下鉄を探すが、どれに乗れば判らず地下街に有る書店で地図を買い、東山線に乗って栄で乗り換えることにする。
券売機で260円の切符を買い、栄で降りて乗り換えようとしたが乗換口が判らず改札を出てしまい、切符を買い直し。

それから乗り換え口を探して名港線に乗る。車両には名城線・名港線と書いてあるので紛らわしい。
名城線も「左回り」、「右回り」が有って初めての人間には判りづらい。
(山手線の外回り、内回りも知らない人には同様だが..)

名古屋港に着き、水族館を目指す。目の前に見える高い建物は名古屋港ポートビル。
水族館に入る前に元の南極観測船の「ふじ」が有るので、とりあえず入ってみることにする。
単独で買っても良いのだが名古屋港ポートビルも入れる共通券(700円)を買った。  
名古屋港ポートビルの展望台、名古屋海洋博物館、元南極観測船「ふじ」の共通入所券  「ふじ」乗船証明書

「ふじ」は動いてもいないのに何故かレーダーがクルクルと回っていたのが印象的。
名古屋港ポートビルは7階が展望台。エレベーターは外が見えるタイプなので高所恐怖症の人は景色が見えない方を向いているのが良いかも?
展望台は地上50mくらいの高さだそうだ。


元南極観測船「ふじ」
道路側に入り口有り、券売機は手前の左側

下を見たら何故か海上自衛隊の護衛艦が停泊している。
3階の名古屋海洋博物館を見た後で下に降り、歩いて行くと名古屋港遊覧船というのが有り、見ると13時20分からとのこと。
1時間以上も有るので護衛艦を見に行くと一般公開をしているが、午後は13時からとのこと。
時間が半端なので水族館に行く。入館料は2千円とのことで、一寸高い気がするが中に入る。
最初にイルカの水槽が有って色々と見ていくが日曜で天気が良いこともあって家族連れで混んでいて、駆け足で見てくる。
シャチがイメージしていたよりも大きいのにビックリ! 骨格見本とかも有る。
北館と南館が有るが、混んでいたのであまり見ずに出る。 

イルカのショー?の水槽(プール)は下からも見られるが広さには驚き。
イルカ等のショー自体は何処の水族館でもやっていることなので珍しくもないが、水槽の広さは今まで行った中では一番かなぁ..
白いイルカは見たが、ペンギン等は南館に居たそうで見なかった。 
名古屋水族館
名古屋水族館の入場券(当日限りなら再入場可)

ここは当日に限り再入館が可能(出る際に手の甲に専用のスタンプを押して出る必要有り)だが、忙しいのでそのまま出てしまった。
見たのは北館だけで南館は殆ど見ず終い。売店も見たが、あまり時間も無く(遊覧船に乗ってみたかった)少し見ただけで何も買わずに出てきた。
また機会が有ったら、ゆっくりと見てみたいものだ。

それから遊覧船の乗船券を買い(1200円)乗ってみる。この船は真ん中が開いているというか、双胴船みたいな感じ。
客は大半が二階席に乗って、下はガラガラだった。窓ガラスは少し汚れている感じでデッキに出て写真を撮る。
途中の吊り橋(高速道路、後で調べたら伊勢湾岸自動車道のようだ、名前はトリトンというみたい)の下で折り返し。
所要時間は約30分。一日一便?平成19年の5月時点ではセラヴイ観光汽船という会社が運行していた。  
名古屋港遊覧船の乗船券
名古屋港遊覧船

NETで検索してみたところ、以前は名鉄関係の会社が運営していたようだが経営が変わったようだ。
船も内装は変わっているものの、同じ船のようだし...

港に戻り、そこから護衛艦(さわゆき・DD-125、2950トン、全長130m)の一般公開を見に並ぶ。
思ったよりも見学者が多く、数百メートルの列になっていた。調べたら「はつゆき型」、12隻製造の4番艦で1982年に就役したようだ。
2950トンというのは護衛艦の中では、あまり大きくはないもよう。


護衛艦「さわゆき」(名古屋港遊覧船より撮影)

甲板しか見られないのだが、それでも相当な人数。やはり家族連れが多く、ベビーカーは乗れないため下に置いて乗っていた。風もけっこう吹いていて帽子を飛ばされたりしている人も居た。
たまたま今週の土日が一般公開で、17時に出航して横須賀に戻るそうで、私が港を後にする頃には機関を運転したらしく煙突から煙が上がっていた。


海上自衛隊の護衛艦「さわゆき」の一般公開(かなり並んでいた)

甲板を一周し、記念にライター(100円ライターの類)とタイピンセットを売っていたのでタイピンセット(2300円)を
買ってきた。(DD-125のロゴ入り)

港の近くで食事をしようと思ったが、混んでいたり、あまり食べたい物が無かったりして食べず。
地下鉄に乗って名古屋に向かう。栄で乗り換えれば良いものを手前の金山で降りてしまい、乗り換えが判らずに結局元の名港線に乗って栄で乗り換え。
名古屋に戻ったものの、コインロッカーの場所が判らなくなり適当に歩いて行ったら名鉄の駅に出てしまい、仕方なく地図を出してJRの桜町通り口に向かう。
やっとコインロッカーに辿り着き荷物を出して食事をする所を探す。地下に降りれば店は多いのだが荷物を持って歩き回るのも億劫。

ウロチョロしてデパートの7階の食堂街を見て回り、多古天という和食の店で食事。
刺身と天ぷら等がセットになっている物を食べた。後で見たら、ここは松阪屋の中だった..
(全然気にせず、単に駅の近くで見つけて入ったので)


名古屋の多古天で食べた名古屋飯

食事をして駅に戻り切符と新幹線の指定席を取ろうと券売機で見るとグリーン車以外は指定席は無し。
普通席で空いていると思ったら喫煙席...私はタバコは吸わないし、煙は嫌いなのだが早めに帰りたかったので我慢して買う。
ホームで土産物を買おうと思ったら売店では買いたい物が置いてない。
名古屋では買うものは「ういろう」か「納屋橋饅頭」と決めているのだが、見当たらず時間もあまり無いので仕方なく伊勢名物の「赤福」を買ったのみ。

新幹線は「のぞみ」だが、車両は16号で一番端の先頭車両。700系の車両で品川で停まる。品川で結構降りていった。
18時半頃に東京到着。流石にのぞみは速い。
以前のひかりの時代には東京と名古屋間ノンストップでも2時間掛かっていたのが、今は1時間40分くらい。
品川に停まらなければ、もう少し速い?

東京からは各駅で帰ろうか迷ったが時刻表を見たら熊谷止まりの新幹線でも20時頃に着くもよう。
各駅だと1時間以上掛かるので出発まで30分くらい待っても着くのは少しは速い。結局、新幹線に乗ってしまった。
MAXたにがわだが、空いていて久々に2階席に座る。普通の新幹線は2人と3人掛けだが、これは両側とも3人掛けの車両。16両編成ということもあるがガラガラだった。20時前に着き帰宅。
重い荷物を持ったせいで右腕は筋肉痛、左指は相変わらず腱鞘炎で弱った。

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