駒ヶ岳農場


植樹



今年度に入って初めてやった農作業(?)は雪解けをまって行った植樹です。土地の造成の際、平地部分の木は全部切り倒されてしまいましたので何とも殺風景でした。昨年の暮れに近くの造園業者から何でも良いからということで安く木を分けてもらいました。そうしたら名月といって秋に赤く紅葉する木を中心にいろいろ取り混ぜて26株の樹木が10万円という値段で手に入りました。その他白樺の幼木30本も3万円で購入し、冬の間は雪の中倒しておき雪解けと同時に植樹しました。勿論、マイ ユンボが力を発揮したのは言うまでもありません。向こう側の林にかぶってしまい見え難くくって恐縮ですがそれらの樹木は本宅の東側に配置しました。ホームページの写真の真ん中に立っている桜の木も植樹した中の一本です。紅葉の時期にはまた違った景観をお見せできるでしょう

2000年の農業


4月の末頃からハウスのイチゴが採れ始め5月一杯、ほとんど毎日我が食卓に上りました。6月からは露地に植えたイチゴが採れ始めており7月頭くらいまでは楽しめそうです。昨年のランナー栽培から収穫まで長い時間がかかりましたが、この栽培は大成功と言って良いでしょう。本宅の工事が始まり忙しいのですが今年も種や苗を植え付けないことには収穫はありません。ということで5月の中旬から一時期建築工事を後回しにして種付けをしました。昨年の経験から葉もの野菜は植えすぎると一斉に収穫期になり処分に困ることが分かりましたので、トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、ズッキーニなどの実が生るものの方を主に作付けしました。これであれば一斉に出来ることはありません。

ハウスの中

ハウスの中は暑さに強いものを中心にナス、トマト、ズッキーニ、ピーマン、インゲン、サヤエンドウとハーブ類を植えた。イチゴが最盛期を迎えておりハウスの中はその香りが充満している。赤く熟れたイチゴが数個カッターナイフで切られたように喰われている事が何回かあった。はじめはネズミかリスかと思っていたが、ある日みゆきが本宅の窓からカラスがビニールハウスへ入ったのを目撃した。これで犯人(犯鳥)が分かった。急いでハウスへ駆けつけるとカラスは、それに気づきいったんは天井へ舞い上がったがそこからは出られないと分かるとすぐに下に降りてきて入ったところ(25p巾しかないのだが)から逃げ出していった。

露地のイチゴ

露地にイチゴを植えた場合カラスに狙われるのは昨年苗を買ったばかりの時に経験していたがハウスの中まで入り込んでいたとは考えつかなかった。しかも緊急時にパニックに陥らず冷静に逃げ出していったのには恐れ入った次第である。昨年は露地のトマトも熟れ始めたときに3kgくらい突っつかれてしまった。丁度この時期が子育ての時期に当たっており、食べられるものなら何でも荒らし回っているようだ。上の写真はイチゴのためにトンネルを作りキュウリネットで防鳥したつもりだが、これでもくちばしが届く範囲のイチゴはやられてしまった。日々カラスとの戦いが続く今日この頃である。

露地野菜

ハウスの方が育成が早いので時差栽培のつもりで同時にトマトを植えた。勿論、ハウスの方が生育が早いが最近は露地の生育も早くなり時差栽培にならないかもしれない。








上の段の畑

建築工事が忙しいのでまだ本格的な農業は出来ないが、今年は上の段にも少し畑を作った。ここの土は良いので土運びやら篩にかける必要はないが、良い土には雑草やら茅の根がはびこっており、開墾が必要になる。取り敢えず、駒ヶ岳名産品であるジャガ芋、南瓜とキミ(玉蜀黍)を植えた。

ジャガ芋畑

一部の種芋から芽が出ていない。日光浴催芽をしてから植え付けるといい、と物の本にかいてあったので実行したのだが失敗だったらしい。何もせずにそのまま植え付けた種芋は全部出ている。何事も経験である。



南瓜

5月18日小原さんから要請があり南瓜の植え付けの助っ人にみゆき共々行ってきた。2800株を一日での植え付けるのだが植え付け専門のおばさん達がいて午後15:00には終わってしまった。そのお礼にもらった南瓜の苗を植えたもの。その他ウリ一本とスイカ2本も隣に植えてある。

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