駒ヶ岳農場

 


今年こそは本格的な農業をやりたいと思っているのですが、本宅建築の方が一段落していないので計画的な農業は出来ていません。でも季節は待っていてくれませんので4月下旬の数日前から少しずつ農作業を始めるようになりました。まずは、ジャガ芋畑の準備からです。去年、上の段の一部を耕し表面だけは畑らしくなったところに近所の農家からもらった南瓜やとうもろこしを植えました。ところが少し経つと、ところかまわず茅が芽を出し始め、作物が原野の中に飲み込まれてしまったようでした。今年は茅の根を根絶やしにするつもりで開墾作業を始めました。ユンボで掘り起こし、3本クワでほぐしながら茅の根を取り去るのですが1mくらいの深さまで太い根が縦横に走っておりなかなか大変です。ちょっとした開拓農民の経験をさせてもらいました。

ハウス内はイチゴが満開です。今年はなぜか一斉に花が開いてしまった感じです。例によってまだミツバチはいませんのでせっせと受粉作業をしています。最近、スナックえんどうがスーパーで売っています。甘くておいしいので早速その種を求め、ハウス内に蒔きその芽が順調に育っています。それから買い物ついでによったDIYでちょっと早いのですがキャベツと白菜、パセリとセロリを見つけました。虫が出ない内に自家用の野菜を作るつもりで2、3本ずつ定植しました。こちらの露地野菜の本格的な定植時期は5月20頃からです。

昨年、農協で買った瓜の苗はちっとも甘くなく失敗でしたが、今年はみゆきが雑誌でハミウリの苗を見つけ取り寄せました。6本で800円なので苗そのものは安いのですが、九州からの航空便ですので輸送料の方が高い苗です。4月27日に到着したので早速ハウス内へマルチとトンネルを作り定植しました。こちらの朝方はまだ零下になることがありますのでその寒さにやられないようにと思いマルチとハウス内まで作ったのですが、逆にトンネル内の日中の暑さで2本が絶望的です。まだ4本残っていますので大事に育てるつもりです。



ビニールハウスの作物


農家では秋にビニールを外し、雪解け頃から苗を育てるために張り直します。この付近ではハウスもの栽培はほとんどやっていないようです。当家のビニールハウスはイチゴのために一年中張りっぱなしです。雨や雪にあたらないので嫌地成分が溜まってしまうのではないかと思っていますがまだ2年目ですので大丈夫でしょう。今年は上の段に畑を開墾し、そちらに主な作物を植えるつもりです。

イチゴ

春の日差しが戻ってくると一番先に緑を増してくるのがイチゴです。今、花が真っ盛りです。まだ、受粉してくれるがミツバチがいませんのでせっせと手で受粉しています。

スナックえんどう

えんどうは収穫期が短いので少量を時間をずらして植えるつもりです。これは一回目で約2週間経っています。

キャベツ、白菜、パセリ、セロリ

野菜類は虫が大敵です。今のところはまだ寒く虫が出ていません。まさに、鬼のいない内に育つことを期待しているのですが...

ハミウリ

初めての経験です。前文でも書いたとおり寒さ対策のハウス内トンネルがあだとなり2本をからしてしまいましたが、トンネルを取り外したら4本はかろうじて生き残りました。




露地畑の作物


開墾作業をして作った畑です。ユンボの向こう側にはまだ手つかずの茅の原がありますので、だんだんに拡張する予定です。開墾した畑のうち50uには早速、5月1日にジャガ芋を植え付けました。昨年よりはがんばりましたので収穫がたのしみです。  


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