※この物語はフィクションです。
出てくる登場人物・地名・団体名等架空の物です。



















あれは3年前の事だった。
(またこのパターンですか)(^^;













入社間もない彼は悩んでいた。






彼女ほしいです!









そうか私に任せなさい!










そう

いままで数多くの女性と付き合ってきた男!

出会いのいとやんと呼ばれた

私に相談したのだ( ̄ー ̄)ノ
















ホワイトメール


第一話

出会いは突然やってくる
















まずは彼の分析に入った。

挨拶・態度・ネクタイ・・・でんでんダメ

今時の20代はマジこんなもんか(爆)





彼の名は 中山 一 なかやま はじめ(仮名)22才

我が社が誇るスーパーホープ(笑)



仕方ないチョコットだけと色々と身の上話を聞く。

女性との会話が苦手らしい。



・・・無理!





まずは格好から入る事にした。




さすが独身貴族( ̄ー ̄)ノ

私服・靴は良いの揃っている。

だが大人の雰囲気を出す

ブランド物への購入を勧める。







車チェック!

中古のサニー( ̄□ ̄;)!!

これでは彼女出来てもドライブ厳しい。

やっぱ車はクーペ(2ドア)だよ( ̄ー ̄)ノ

あの大きなドアを開けた時のラインがいいんだよ。






そして翌月

は中古だがクーペを買った(笑)

160万マジで( ̄ー ̄)ノ


見た目完了!


まあ内面的な部分は徐々に直して行こう。













だが更に翌月

は高校の時の元彼女と再会し

元の鞘に納まった。







なんや元彼女おったんや。








早くもストーリー終了か( ̄□ ̄;)!!










そして月日が流れた。









3年後・・・











2007年11月

から再び相談を受けた。

元彼女に新しい彼ができふられたそうだ。

なんと元鞘に納まって無かったらしい。

しかも新しい彼?





おまえいったい何しよったんや!

ええように使われたな( ̄ー ̄)ノ





は性格は大人しく自分から行動を起こすタイプでも無い。

無趣味でしゃべりが下手です。(T-T)

休日は昼まで寝て飯食ってまた寝る。

たまにツレと外出してるが

男2人でドライブ( ̄□ ̄;)!!





哀しい・・・。





これでは彼女できんわ!

彼は酒飲まない・タバコ吸わない・バクチしないの3拍子揃っていた。

でも逆に女にとって何の魅力も感じない男の条件だったりする。






なのでまず生活パターンを変えさせた。

休日は用が無くても外出させ新しい出会いを探させた!

本屋に立ち読みに行くのでもいいしビブレやサティでプラプラでもいい。

とにかく人のいる所に行け!


家で寝るよりかは出会いの確率は絶対に上がる( ̄ー ̄)ノ

そして毎日続ける。





偶然を装った出会い系トラップ( ̄ー ̄)ノ








そしてに出会いの方程式を伝授する。

これは昔から営業マンが使っている方程式だ!

古いと思うが確実な方法( ̄ー ̄)ノ



1 計画(商品探し・メーカー交渉)

2 種まき(DM・チラシ配布・訪問)

3 芽が出て育てる(問合せ・見積依頼)

4 収穫(お買上げ)

5 反省し1へ戻る







方程式を恋愛に当てはめてみる



1 計画(合コンやオフ会の起案)

2 種まき(合コン等多々出席・メアド交換)

3 芽が出て育てる(メールのやり取りやデートを重ねる)

4 収穫(ごちそうさま( ̄ー ̄)ノ)

5 反省し1へ戻る(収穫できなかった時は何故いけなかったか考える)





これをタイムリーに数をこなして行く( ̄ー ̄)ノ







早速計画を発動すべくツレ・知人などに連絡を入れさせる。

更に大人の男のになるための会話の特訓をする。



プロジェクト発動!








プロジェクト名
「友達10人できるかな( ̄ー ̄)ノ」

いや( ̄ー ̄)ノはいらんやろ。












2008年1月


私の仕組んだ出会い系トラップに一人の女性が掛かった( ̄ー ̄)ノ

仕事帰り坂出の100円ショップでそれは起こった。





女「中山く〜ん」

高校時代の同級生A子だった。

結構可愛い。



「久しぶりA子ちゃん何しよん」

A子「いや100円ショップで探し物しよったけどみつからんのでかえっりょん」



いつもなら少し話し込んでバイバイと言うパターン。

だがヤツは忘れて無かった( ̄ー ̄)ノ

私との特訓を思い出しこう言った。






「探し物一緒に探そうか?」

A子「かまんの」

( ̄ー ̄)ノ



再び店内に戻る2人 会話しながら商品を探すと・・・

が探し物発見!!

いい感じだ。

2人の距離が近づく。

そして店を出てA子と分かれ様とした時




このままじゃダメだ!彼女帰っちゃう!

早く友達10人作らないと!

彼女を強引に引きとめ





「よかったらメアド交換しよ」

困った時の直球勝負( ̄ー ̄)ノ

いいぞ!特訓通り




A子「え 私メアド知らんし」

一「じゃ僕のメアド送るけん登録しとって。赤外線通信で送るわ」

A子「操作分からんし」

一「じゃ僕がします」

彼女の携帯を操作し何とかメアドを送った。

ノルマ1人達成!








翌朝

私に報告に来る一。

顔が暗い。

前日のやり取りを聞いた。







出会いのいとやん「で 彼女のメアドは登録できたん」

「それが送っただけで返信もらうの忘れました」↓



浮かれるとそうなる。





その日からは待った。ひたすらA子からメールが来るのを・・・。

だがそれ以降彼女からメールが来ることは無かった。
(2008年2月22日現在)







こうして初歩的なミスで出会いを逃した

まあいい。

ちゃんと勤務先も聞いてるし車も確認している( ̄ー ̄)ノ

次会った時が勝負だ!

A子とりあえず保留。






女は星の数ほどいる。

誰にでも同じだけチャンスがある。

出会いを生かせるか生かせないかで決まる( ̄ー ̄)ノ






はじめよ!自分をを磨け!





とりあえず特訓通り声をかけ女性の携帯にメアド登録させたのでレベルUP!





ステータス

中山 一 なかやま はじめ 男 25才

村勇者 レベル2

武器 竹やり











さあこれからの戦いは厳しいぞ。

まだまだこれからだ!










続く( ̄ー ̄)ノ










次回予告!


(エヴァの予告と同じ音楽で早口で読む)


何とかこの状況から抜け出したいはじめ!
そんな状況の中人生初めての合コン!

はじめは一人で指令を遂行できるのか?


次回 ホワイトメール


第二話

初めての合コン♪












さあ出会いが待ってる♪










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