RealProducerで映像を取り込む

RealProducer

RealNetworksのRealProducerを利用して、映像 (RealVideo) や音声 (RealAudio) を取り込む仕組みを構築します。

RealProducerは、ビデオや音楽を取り込んでRM形式ファイルを作成したり、直接 RealServerに送信してライブ中継を可能にするソフトウェアです。

利用するソフトウェア

● RealProducer Basic
フリーで利用できる入門用 RealProducer です。

<ダウンロードサイト>
http://www.realnetworks.com/

<ダウンロードするファイル>
RealSystem_Producer_Basic_8.51_Setup.exe ・・・ Windows 版

ファイルの設定

・RealProducerを起動させます。
・Advanced Modeで操作します。

● Input Source の設定
<ファイルからのエンコード>
・File -> Browse でエンコードしたいファイルを指定します。

<リアルタイムエンコード>
Media Device -> Capture Audio
Media Device -> Capture Video
でキャプチャデバイスを指定します。

● Output の設定
・RealMedia File -> Save As でエンコード後ファイルの格納場所を指定します。

エンコード形式の設定

・ Target Audience でビットレートを設定します。
(注) PC の処理能力を考慮に入れてビットレートを設定することも必要です。
・ 必要に応じて Clip Information を記入します。
(注) 必要がなければ空欄でもかまいません。 
・ RealMedia Settings -> Single Rate または SureStream を設定します。
  SureStream: クライアントの通信速度によって複数のビットレートで送信できます。
  Single Rate: 単一ビットレートで送信します。

・ Audio Format で 音声のフォーマットを指定します。
Voice Only
音声のみのファイル
Voice with Background Music
音声に BGMがあるファイル
Music
音楽のファイル
Stereo Music
ステレオの音楽ファイル

・ Video Quality で映像の品質を指定します。
Nomal Motion Video
平均的な圧縮
Smoothest Motion Video
動き優先の圧縮
Sharpest Image Video
画質優先の圧縮
Slide Show
スライドショー

エンコード

・ Recording Controls -> Start でエンコードを開始します。
・ Recording Controls -> Play でエンコード後に確認します。

2002.03.16